乳液でニキビができる原因は?対策と効果的な使い方
2024.12.17
乳液を使うとニキビができるイメージを持っている方は多くいらっしゃいます。ただ、乳液を使うと必ずしもニキビになるわけではありません。
なぜ乳液によってニキビができるのか、その原因を解説します。ニキビを防ぐための効果的な乳液の使い方もご紹介します。
乳液を使うとニキビができる原因とは
乳液とニキビの関係は?
ニキビができる原因は主に3つあります。
皮脂の過剰分泌
毛穴の詰まり
アクネ菌の増殖
これらの3つの原因によってニキビが増えてしまうのですが、乳液がそれを増長させてしまう場合があります。
それは、皮脂が過剰に出ているのに、乳液でさらに油分を補って毛穴を詰まらせてしまうことによります。
皮脂分泌と乳液の影響
乳液を使うと、必ずしもニキビになるというわけではありません。乳液は、過剰な皮脂分泌を抑える効果もあるからです。
10代の肌は、放っておいても皮脂が過剰に分泌されます。ただ、大人の肌での過剰な皮脂分泌は、乾燥が原因の場合が多いのです。
肌が乾燥すると、皮脂で補おうと過剰に分泌されてしまいます。乳液は、その乾燥を防ぐ効果があります。
ニキビをできにくくする3つの対策
皮脂がニキビの主な原因ですが、その皮脂を過剰に分泌させないための対策をご紹介します。
1.スキンケアを怠らない
「ニキビは皮脂が多すぎるのが原因だから、保湿はしないでおこう」と考えていませんか?それは大きな間違いです。
ニキビ肌にも保湿は必須なのです。肌に適度な水分を保てるように保湿しましょう。
化粧水で水分を補い、乳液で蓋をする。必要であれば美容液をプラスするといった基本的なスキンケアをすることが大切です。
ただ、皮脂が過剰にならないよう、オイルフリーの製品を選ぶといった工夫をしましょう。
2.バランスの取れた食事
チョコレートや揚げ物を食べるとニキビができるという噂を耳にしたことがありませんか?
実際に、お菓子や揚げ物、加工食品などはニキビに繋がりやすいといわれています。ですが、過剰に食べ過ぎなければ心配することはありません。
何よりも大切なのは、バランスの取れた食事内容にすることです。
肌のもとになるタンパク質が含まれている肉や魚、ビタミンが豊富な野菜や果物、ミネラルが豊富な海藻やナッツなど、さまざまな食品をバランスよく摂取するように心がけましょう。
3.紫外線を防ぐ
紫外線は、皮脂を酸化させてしまいます。皮脂が酸化するとニキビの原因となるので、紫外線はニキビ肌に大敵です。
また、紫外線によってダメージを受け、肌のターンオーバーが乱れてしまうこともニキビの原因となります。
紫外線を防ぐのには日焼け止めが必要ですが、日焼け止めがニキビの原因になってしまうことも。日焼け止めを使用した場合は、クレンジングでしっかり落とし、肌に残らないように注意しましょう。
ニキビを予防するための乳液の使い方
乳液は、使い方次第でニキビができやすくもできにくくもなります。正しい乳液の使い方を知って、ニキビ知らずの肌を目指しましょう。
使うときは適量を守る
ニキビができやすい肌にも保湿は大切ですが、乳液をたっぷり使ってしまうと、ニキビが増える原因になります。
製品によって使用量は異なりますが、乳液を肌に馴染ませたあとに5分ほど経って、まだ肌がぬるっとしている場合は量が多すぎる可能性があります。
乳液が肌に馴染んでもちもちとした手触りになっていたら適量といえます。
反対に、ニキビが心配だからと量を減らしすぎるのもよくありません。保湿が足りずに乾燥してしまうと、肌のターンオーバーが乱れてニキビの原因になるのです。
ニキビを防ぐ乳液を選ぶ
ニキビができやすい場合、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記された乳液を選びましょう。コメドとはニキビのこと。ノンコメドジェニックテスト済みの製品は、ニキビのもとになりにくいかどうかが開発段階で確認されています。
乳液だけでなく、化粧水などスキンケアアイテム全てをノンコメドジェニックテスト済み製品にすると安心ですね。
乳液と他のスキンケアアイテムの組み合わせ
ニキビができる肌には、乳液以外のスキンケアアイテムをプラスしましょう。
ニキビのもとになる皮脂の分泌を抑える化粧水や、肌の汚れをしっかりと落とす洗顔料を合わせて使います。ただし、殺菌効果のある洗顔料は、30代以降の肌には刺激が強いものもあります。必ずテストしてから使用するようにしましょう。
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100%天然由来成分でできた乳液「純白のしづく」は、肌に負担のかかる香料や着色料、鉱物油が無添加です。
赤ちゃんでも使えるほど肌に優しい成分でできています。
さっぱりとしてベタつかない使用感なので、ニキビが気になる肌にも使いやすい乳液です。
まとめ
いかがでしたか?ニキビができるからと乳液を使うことをためらっていた方は、ぜひ乳液の使い方を見直してみましょう。適切に乳液を使うことで、ニキビを防いで健やかな肌に近づけますよ。