頭皮にできたできもの、これって何?4つのことを見直してみよう!

頭皮にできたしこり、これって何?4つのことを見直してみよう!

2022.09.13

シャンプーをしているときなど、指が頭皮に触れた際、あれ、と思うことはありませんか? なんだか知らないけれど、できものやしこりができている。頭皮は体の他の部分に比べて、皮脂の分泌が多い箇所です。しかも髪の毛があることに加え、整髪剤などを使うことによって空気が通りにくくなり、皮膚の病気を引き起こしやすいのです。もともと他の部分の皮膚も弱くて、頭皮にもかゆみを感じている、というのであればある程度自分で防げることもありますが、できものやしこりは、モノによっては病院に行かないと治らないこともあります。さらにいえば、入院が必要だったり、命の危険を孕んでいることもあるのです。たかができもの、たかがしこりと思わずに、あれ、と感じるものが触れたら、それが何であるのか注意してみることが大切です。

頭にできるできものやしこりって?

頭にできるできものやしこりって?

頭皮のできものやしこりの種類

頭皮にできるできものとしこり、といっても決して一種類ではありません。人によっても違いますし、症状や種類によっても違います。まずはどんな病気なのか、よりも、どんな種類のできものやしこりがあるのかを解説いきましょう。

水疱

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、すいほう、と読みます。これは表皮や表皮下にできるものです。表皮は0.2mmほどの厚さなのですが、その一番表面に角層があり、その下に角層を正常に機能させる保湿成分や細胞分裂を正しく促す機能を持ついくつかの層に分かれていできています。この表皮が肌の潤いを保ち、また異物の侵入を防いで皮膚を守っているのです。その大切な表皮に透明な液体が溜まって起こる症状です。この液体は血液から漏れ出た液体の部分、あるいは細胞が含む水分です。これが一箇所に溜まり、盛り上がっているのです。よく水膨れになるという方は、この症状が頭皮にあらわれている可能性が強いです。あるいは皮膚に炎症が起こりやすい人。他の部分の皮膚と同様、頭皮も炎症が起こります。むしろ、整髪剤やトリートメントの付け方足次第では、他より炎症が起きやすいと言えるでしょう。この炎症の周りに血管まわりや近くの組織で水分や栄養分のやりとりに異常が生じ、それが液体となって水疱になります。

赤いできもの

頭皮に痛みや痒みが起こったら、髪の毛をかき分けて、その部分の皮膚見てみてください。小さいけれど赤いできものができてはいませんか? 頭皮には、当たり前ですが、髪の毛が生えている毛根があります。その毛根を包んでいる部分を毛包と呼ぶのですが、そこが赤くなっている場合や赤いできものができている場合、毛包炎という症状が起きている可能性があります。頭皮が痒いと、強めの成分が入ったシャンプーでゴシゴシ洗ったり、普段から頭皮を爪で掻いてしまったりするかと思いますが、それによって頭皮は傷つきます。その傷から細菌が侵入し、赤いできものになるのです。この毛包炎の注意点は、ニキビと似ていること。けれども毛包炎は化膿しているので、真ん中部分がふくらんでいます。

白い膿

頭皮に硬いしこりができたら、まずはその部分を見てください。先程の毛包炎と同じ場所ではありませんか?毛包炎が悪化すると、硬いしこりができます。これを「せつ」と呼びます。説は、毛包炎よりも赤く、痒いを通り越して痛みを持ちます。その痛みは頭皮の炎症が起こしているもの。触ると熱を持っているのがわかるかと思います。同時に、白い膿が出てくるのも「せつ」の特徴。この場合、自然に治ることはありませんので、皮膚科など、専門の医療機関で見てもらいましょう。進行具合によっては、その部分を切開し、膿を取り出す必要があります。跡が残るの? と心配になるかもしれませんが、そんなことはありませんのでご安心ください。膿を取った後はしっかり洗浄し、その窪みを清潔に保つようにします。もしその時点で他の病気にかかっていたり、疲れて免疫力が下がっている場合は、顔面まで「せつ」が降りてくることもあります。医療機関にかかるのはもちろんのこと、日常生活から気をつけるようにしましょう。

小さな盛り上がり

頭皮にいくつもの小さな盛り上がりができることがあります。往々にして少し赤くなっていることが多いですのですが「ぶつぶつができちゃった」と思われた場合、この症状であることが多いです。これは丘疹、きゅうしんといいます。アレルギーのある方に多く、アレルギー物質や細菌、それを引き起こす微生物等を排除するため、免疫作用を司どる白血球の仲間のリンパ球や好中球が集合して血管を拡張させます。するとその部分が浮腫むので、盛り上がってくるのです。丘疹になったら、できるだけ掻かないようにしましょう。潰してしまうのはもっとも悪影響です。すると、ぶつぶつだったものが水泡に変わったり、皮膚が剥がれたりしてふけのようになってしまいます。

柔らかいしこり

もし頭皮を触ってみて、妙に柔らかいしこりがあったら、それは粉瘤、ふんりゅうの可能性があります。これは毛穴が皮膚の下に落ち窪み、袋状になって、老廃物が溜まってしまったものです。良性の腫瘍で、見た目はニキビと似ていますが、自分で治すことはできず、切開手術が必要です。粉瘤は体のどこにでもできる可能性がありますが、頭皮にできた場合、目につきにくいので放置しがちになってしまいます。その分症状が悪化しやすいのが難です。またひとつではなく複数の粉瘤が近い場所にできることもあります。放っておくと、大きくなり、臭いを持つこともありますので、粉瘤を見つけたり、そうではないかと疑ったら、すぐに病院にいきましょう。粉瘤は細菌が原因でできるものではないので、抗生物質は効果がありません。治療方法は切開のみ。中の老廃物を取り除く摘出手術が必要です。といっても、小さければ日帰り手術が可能ですし、予後も痛くないので、それほど心配しないでくださいね。

柔らかいしこりその2

もうひとつ、頭皮にやわかいしこりができる病気があります。それは脂肪腫。良性腫瘍ということもあり、痛みもない場合が多いです。とはいえ、神経を圧迫すると痛みを生じます。ですから、体の他の部分にできる良性腫瘍と同じように、大抵は経過観察を定期的に行うのみです。ただし、脂肪腫は、良性腫瘍とはいえ肥大することが多く、頭部の腫瘍が肥大すると腫瘍の場所によっては、睡眠時に邪魔になり、生活習慣やそのクオリティに影響することがあります。その場合は摘出手術を行います。そのサイズが小さければ、粉瘤と同じように日帰りの手術になります。大きくなりすぎたものや、神経などに食い込んでいる場合は、全身麻酔による手術となります。

色素沈着/シミ

髪の毛に覆われているとはいえ、頭皮も皮膚の一部です。ということは、紫外線の影響を受けるということです。最近は、顔や腕など、外気に触れている部分は強めの日焼け止めを欠かさない人が多いようですが、頭皮はそういうわけにもいきません。その結果、悪性腫瘍を発生する可能性があります。顕著なのが、悪性黒色腫や有棘細胞がんでしょうか。とはいえ、頭皮にがんを疑う人はそう多くないので、発見が遅れるケースはあります。双方とも、早期の症状としては色素沈着やシミがみられます。ただ、それだけで悪性腫瘍を疑う人はあまりいないでしょう。けれども、病気が進行すると、できものもシミも大きくなります。その時点で病院を受診できればいいのですが、それがさらに遅れると、皮膚そのものに潰瘍ができ、痛みはもちろんのこと、ただれたり、出血が起こることもあります。

日常生活でできることはある?

日常生活でできることはある?

頭皮に潤いを保つ

肌はしっかり保湿をしているとして、頭皮はいかがでしょうか。そう、頭皮も皮膚。紫外線はもちろんのこと、気候や外気の状態によって乾燥を引き起こします。頭皮は、他部分より毛穴がはっきりしていることもあり、実は乾燥しやすいのです。そして、失った潤いを補うために皮脂を多く分泌するようになります。すると、それはニキビなどと同じように、できものを作りやすくするのです。反対の場合もあります。それは乾燥。乾燥すると痒みが生じますよね。それは頭皮も同じです。痒いというのは我慢できないもののひとつでもあるので、思わず掻きむしってしまう人も多いのではないでしょうか。これも潤いが足りないせい。放っておけば勝手になくなっていく頭皮の潤いは、きちんと補っていく必要があります。例えば帽子や日傘。外出時に帽子を被るだけで、あるいは日傘をさすだけで、頭皮は直接日光を浴びることはなくなります。これだけでもだいぶん改善されるでしょう。外出先で他にお勧めするならば、保湿効果付きの頭皮スプレーでしょうか。いつでもどこでもつけられて便利ですね。他にも、室内に湿度計を置いておいて、基準を決め、それを下回ったら加湿器をつけることもお勧めです。

頭皮に優しいシャンプーで2度洗い

まずはシャンプー。世の中にはたくさんのシャンプーや整髪剤がありますが、そのほとんどは刺激が強く、頭皮に必要な常在菌も洗い流してしまいます。すると、頭皮にはバリアがない状態に。状況によっては乾燥が乾燥を呼ぶ状態になります。ですから、まずは刺激の少ないシャンプーを選ぶこと。痒みが強い人ほど、頭皮が汚れているのではないかと思い、洗浄力強めのシャンプーを選びがちです。一度植物性や石鹸由来のものなど、優し目のシャンプーを手に取ってみてくださいね。もうひとつは整髪剤。寝癖を治すため、髪の毛をセットした形に保つため、あるいはサラサラの髪の毛をキープするため、毎日整髪剤を使っている方はたくさんいらっしゃると思います。けれども、整髪剤は頭皮を傷つけてしまうもの。毛穴を塞ぎ、皮脂の分泌を邪魔し、そのサイクルを壊してしまうのです。また、整髪剤はそれでなくても直接頭皮に触れてしまうもの。それによって炎症が起こることもあるでしょう。そして頭皮が痒くなる時も。それらを防ぐためには、本来なら整髪剤を使わないのがベストですが、それはなかなか難しいという方も多いはず。整髪料をお使いの方にお勧めなのが、2度洗いです。1度目は整髪料を落とすために、2度目は頭皮の汚れを落とすために。2度も洗うと、髪の毛を傷つけないかと心配になる方もいらっしゃると思いますが、弱酸性だったり、アミノ酸成分が入ったものを選ぶといいですね。

頭皮を不潔な状態にしない

あー、今日は走った! 運動した! 疲れた〜。もう寝ちゃおう。そんな時、さて、頭皮はどうなっているでしょう。いつも以上に汗をかいたり、蒸れたりすると、頭皮はすぐに不衛生な状態に陥ります。痒みや匂いを引き起こす細菌はもちろんのこと、カビなども繁殖し初め、炎症を起こしたり、できものを増やしたりします。それから、これは女性に多いとは思いますが、コンディショナーをうまく流せていない方。コンディショナーが頭皮に張り付くと、毛穴を塞ぎ、炎症の原因になります。こういった細かなことから頭皮の悪化は始まるんですね。将来的には老化に結びつきますから注意が必要です。シャンプーは頭皮に優しいものを選び、しかも指の腹で優しく洗うようにしましょう。女性でしたら、シャンプーを洗い流す前に、櫛で髪の毛を梳っておくのもお勧めです。シャンプー後のサラサラ具合が変わりますよ。

生活習慣を改善する

頭皮のみならず、肌全体、体調、体力、免疫力、腸の調子、精神状態、集中力…パッと思いつくだけでもさまざまなことに関係してくるのが、生活習慣。他にも諸々あるでしょう。頭皮にとって生活習慣が大切なのは、睡眠不足や栄養いかんによって、頭皮のターンオーバーのリズムが崩れること。すると、できものやしこりができやすくなります。忙しいからといって、空が白む頃まで起きていたり、出来合いのものやスーパーなどのお弁当、ポテトチップスなどの揚げ物系おやつばかり食べていたり。特にジャンクフードは頭皮の皮脂の分泌が促進されやすいので、できる限り控えるようにしましょう。自炊が一番ですが、難しい方は手作り定食屋などでもいいいですね。果物もなるべく生のままとるようにしましょう。目標は、1日3食決まった時間に栄養のバランスの良いものを食べること、脂質と糖質は合わせて取らないようにする、睡眠と休息をしかり取れる習慣を作る、というところでしょうか。栄養に関しては多少のサプリもOKです。特にビタミンB群をとっておくと、とった栄養の代謝が促され、それが体力につながります。

少しでも頭皮の皮脂分泌を抑えたいならコレ!

少しでも頭皮の皮脂分泌を抑えたいならコレ!

夢見るシャンプー

オススメの天然由来のシャンプー_夢見るシャンプー頭皮の乾燥を中心に、髪の毛のトラブル全体をターゲットに開発された夢見るシャンプー。使用成分は全て植物性なので、髪や頭皮の余計なトラブルを排除してくれます。優しい泡で、頭皮や髪に必要なものを残し、洗い上げてくれます。家族で使える優れもの。特に小さなお子さんがいるご家庭にお勧めです。

キュレル シャンプー&コンディショナー

キュレル シャンプー&コンディショナー頭皮トラブルに焦点を当てて開発されたキュレル。特に乾燥した髪の毛の方にお勧めです。潤いの秘訣は、セラミドに着目していること。髪の毛の潤い成分はセラミド。そのセラミドを守り、補うのがキュレルです。コンディショナーも同じコンセプトで作られていて、こちらは植物由来の消炎剤入り。キュレルシリーズは発売以来非常な人気を誇っています。

ギャツビー パーフェクトシャンプー&トリートメント 頭皮ケア ダメージケア

ギャツビー パーフェクトシャンプー&トリートメント 頭皮ケア ダメージケア男性群に圧倒的人気を誇るギャツビーシリーズ。その新製品がこのパーフェクト&トリートメント 頭皮ケア ダメージケア です。整髪料をしっかり洗い落とすリッチな泡、それでいて摩擦源処方なので頭皮ダメージが少ないのです。もちろん、近くに寄ると気になる匂いも抑えられ、頭皮の突っ張りも少ないことから、発売後短期間で人気商品の仲間入りを果たしました。

まとめ

色々試してみても頭皮のできものやしこりが改善しないという方は、個人での対応には限界があるのかもしれません。できもの、しこり、と軽く考えていても、すぐに病院に行くべきような病気の可能性を占めている場合もあります。自分で考えた対策を行う際は、期限を区切って行い、それでも改善されない場合は病院に行きましょう。頭皮は、大切な脳を覆っているもの。なるべく気にかけてあげるといいかと思います。

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