乾燥肌のかゆみを解消したい! おすすめボディケア方法とは?
2019.10.08
肌がカサカサしている時こそ、かゆみを感じやすくなりますね。
それは、肌の乾燥で刺激に敏感になり、かゆみが発生しやすくなるからです。
だからといって、ポリポリとかき続けてしまうと、さらに肌に刺激が加わり、状態が悪化します。
そこで今回は、できるだけ乾燥肌のかゆみを軽減するためのボディケア方法をご紹介します。
乾燥肌のかゆみの原因
私たちの肌の表面には角質層という層があります。角質層には角質細胞や、セラミドなどの保湿成分が存在しており、その外側を皮脂が覆ってくれているから、乾燥や刺激から肌を守ることができるのです。
しかし、乾燥肌の角質層は何かの影響で保湿できない、角質層のきめが乱れているなどの理由で、バリア機能が低下していきます。角質層の保湿が不十分なため、それを補うように皮脂が多くなり、水分と油分のバランスが崩れているケースも多いです。
角質層のバリア機能が低下すると、外からの刺激を防ぎきれずにアレルゲンや刺激物質が入り込みやすくなります。
すると、かゆみが発生しやすくなるのですね。1度かゆみが発生するとそこばかりをかいてしまうようになり、それによっても角質層が傷つけられるので、バリア機能がさらに低下するという悪循環を引き起こします。
肌の保湿で乾燥肌のかゆみを防ぐ
乾燥肌のかゆみ対策の基本は、肌の保湿です。肌の保湿にはローションやクリーム、軟膏などがおすすめです。肌を効果的に保湿するためには、それぞれの特徴を知ってボディケアをしていきましょう。それぞれのアイテムの特徴を説明していきます。
ローション
伸びが良いテクスチャーで、浸透力が高いので、塗った後にすぐ肌になじみます。油分より水分の方が多いので、スキンケア化粧品で言うと化粧水のような存在です。そのため、頭皮や顔にも買いやすいのが特徴です。肌の油分補給と言うよりも、水分補給にふさわしいアイテムです。肌の表面のベタつきが気になる人には、ローションの方がおすすめです。
クリーム
ボディケア用の保湿剤には、クリームが多いです。ボディークリームというアイテム名をよく耳にしませんか?ローションのように伸びが良く、肌への浸透力も高いのですが、ローションに比べると少し油分が多いので、保護力が高いです。スキンケア化粧品で例えると、乳液のような存在で、化粧水やローションなどの後のさらなる保湿保護に役立ちます。保湿持続時間も、ローションより長いです。
軟膏
3種類の中で1番油分が多いのが、軟膏です。軟膏は化粧品ではなく、医薬部外品が医薬品に分類しているので、保湿力や保護力が高いです。クリームよりもさらに良い高い保湿力や保護力を求めている人には、軟膏がおすすめです。
3つのアイテムの特徴をよく知ってから、自分の乾燥肌の状態にふさわしい保湿剤でボディケアをしてあげましょう。
入浴方法の改善で乾燥肌のかゆみを防ぐ
毎日の入浴方法を少し改善するだけでも、乾燥肌のかゆみを軽減することができます。
ここで、改善のポイントをお話しします。
お湯の温度は40℃以下
高温のお湯は、皮膚に刺激を与えたり、必要な皮脂まで落としてしまう恐れがあります。それによって、さらなる乾燥肌を引き起こすかもしれないので、お湯の温度は40℃以下に設定しましょう。
また、高温のお湯に触れることで急激に血行が良くなるため、かゆみの原因になるヒスタミンと言う物質が発生します。シャワーで使うお湯もバスタブで使うお湯も40℃以下がベストです。
入浴時間は10分程度
たとえ、40℃以下のお湯であっても、長時間入浴することで、肌の保湿成分が流出して乾燥しやすくなります。肌の表面にある角質層も、水分によってふやけてバリア機能が低下するので、刺激にも敏感になります。乾燥肌のかゆみ対策のために、入浴時間は10分程度にしておきましょう。
優しく体を洗う
肌の表面にある角質層を傷つけるほどに、バリア機能が低下します。体を洗うときは、少なからず肌の表面に刺激が加わって、角質層を傷つける恐れがありますね。しかし、できるだけ優しく洗うことでバリア機能を守ることができます。
体を洗うときは、ゴシゴシこすりすぎず、できるだけ手短に洗浄を済ませて、刺激を与えないようにボディケアしましょう。
また、ゴシゴシと洗浄しすぎることで、肌にある保湿成分まで落としてしまうので注意が必要です。
ボディタオルや石鹸を変える
ボディタオルや石鹸の見直しも乾燥肌のかゆみの対策として、重要です。ナイロン製のボディタオルは、肌の表面に刺激を与えてしまうので、綿やシルクの肌に優しいボディタオルに変更しましょう。
かなり乾燥肌が進行している場合は、ボディタオルを一切使わず、手で洗うのも対策法のひとつです。石鹸は、刺激が強い合成界面活性剤などがあまり配合されていない固形タイプがおすすめです。スクラブやメントール入りのボディソープも、肌に刺激を与えるので控えましょう。
生活習慣改善で乾燥肌のかゆみを防ぐ
毎日の生活習慣を少し変えるだけでも、乾燥肌のかゆみを軽減できるかもしれません。家の中にいるときに、かゆみが発生する人は、一度、生活習慣を見直してみるといいでしょう。
加湿器を使用する
部屋の空気が乾燥していると、一生懸命に肌を保湿していても乾きやすくなるので、結局は乾燥肌を招いてしまいます。部屋の空気の乾燥対策に役立つのが、加湿器です。加湿器は部屋の空気を潤わせる効果があり、それによって湿度が上がります。
血行促進効果がある食材を摂取する
血行が良くなると新陳代謝が活発になるので、正常な角質細胞が生まれてバリア力が高くなり、乾燥肌を改善できます。
すぐには改善できませんが、血行促進効果がある食材を取り入れていくことで、少しずつ肌質を変えていくことができます。
それが、乾燥肌のかゆみ対策につながります。
血行促進効果がある食材は、生姜や唐辛子、青魚などです。
保湿効果の高い無添加入浴剤 フローラ・バス-102
乾燥肌によるかゆみって、かいてしまうから肌も敏感になってしまって染みることもあり、つらいですよね…。実は私も乾燥肌によるかゆみで長年悩んでいました。いろいろと試してみて、最終的に落ち着いたのが「フローラ・バス-102」です。フローラ・バス-102は、杉、桧、松、オオバコから抽出した栄養たっぷりの天然植物エキスで、お肌の潤いを驚くほど保ってくれます。エコロジー素材で不自然な香料臭もなく、刺激も少ないので、肌にも染みずかゆみがだいぶ回復しました。
まとめ
乾燥肌とは、肌の表面にある角質層が乾燥してバリア機能が低下している状態の肌のことを言います。バリア層が十分に機能していないことで、刺激を受けやすくなり、かゆみが発生するようになるのです。だからこそ、保湿が解消のポイントになるのですね。日々、肌の保湿を心がけて乾燥肌を根本的に改善し、かゆみが発生しない肌を目指していきましょう。