【40代】気になるほうれい線を薄くする効果的な方法
2023.08.15
40代になると、だんだんと肌の衰えを感じてほうれい線が気になる人も多いでしょう。20代・30代の時は全く気にしていなかった部分でも、ある程度子育てがひと段落した40代の時にふっと鏡を見ると、自分の表情がずいぶん老けたと感じる場合もあります。
マスク生活が長くなったことも相まって、知らぬ間にほうれい線が深くなってしまったと鏡を見て落ち込んでしまいます。しかし、ほうれい線は一度できると絶対に薄くならないというわけではありません。
今回は、40代の加齢サインでもあるほうれい線を進行させない対策や薄くさせる方法をご紹介します。また、なぜほうれい線ができてしまうのか原因もお伝えするので、ほうれい線を薄くしたい・気にしたくない人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
40代ほうれい線が目立ってしまう原因
40代になると、急激に肌が老化していくため同時にほうれい線も進行していきます。40代で急に進行するのではなくて、長い年月を経て着実に老化をしていくのだと持ってください。ただ誰にでも起こりうる老化現象だとしても、人によってスピードは違ってきます。
ほうれい線が目立ってしまう原因は、以下の通りです。
・骨格
・頬の厚み
・皮膚の老化
年齢と関係ないと考えられがちですが、骨格はほうれい線ができやすい・できにくいに大きく関わってきます。頬骨が出ている・口元が前に出ていると、頬に厚みがなくとも厚くなっているような感覚になり、高低差ができてほうれい線が深くなりやすいです。
同じ理由で、頬の脂肪量や筋肉量が多い顔立ちの人だと頬に高低差が出ているので、ほうれい線がくっきり見えてしまいます。丸みのある顔立ちの方に多いですが、年齢を重ねることでもともとある頬の脂肪がたるみ、ほうれい線になるケースもあります。
40代になると、加齢によってコラーゲンやエラスチンといった皮膚の若さを保つために欠かせない成分の機能や量が低下してしまうのです。このような必然の老化によって、ほうれい線が目立ちやすくなります。
ほうれい線を進行させない対策
ほうれい線はできた後、そのままにしておくとどんどん老け込んだ印象になります。そのため、ほうれい線を進行させない対策を行うと良いです。放っておくと口元にくっきりとほうれい線が残ってしまうので、ぜひ試してみてください。
リンパの流れを意識したマッサージ
ほうれい線は、たるみも1つの原因です。顔に脂肪が溜まってしまうと、老廃物が滞りむくみが発生します。こうしたむくみを取り除くのが、ほうれい線対策の1つです。
ただ40代の場合、何年もかけてコラーゲンやエラスチンの変性・減少に加え、加齢によるたるみがほうれい線の大きな原因です。そのため、弱っている皮膚を強く引っ張ったり過度なトレーニングをすると、より一層シワ・ほうれい線を深める可能性があります。
おすすめなのは、スキンケアの際に優しくリンパの流れを意識したマッサージを行いましょう。むくみやたるみは血行不良による部分も大きいため、肌を撫でるようにマッサージしてください。マッサージの方法は、3本の指の腹で口角から耳の下に向かって小さな円を描くように引き上げて、耳の前のくぼみのあたりを軽く押します。
押す時は、痛みを感じない程度に優しく押すだけで問題はありません。下から上に優しく押し上げていくような感覚で、リンパを流していきましょう。
スキンケアの徹底
スキンケアを徹底することもほうれい線を進行させない方法として効果的です。あまり関係ないように感じられますが、スキンケアをしっかり行うと老廃物が流れやすくなり、潤いとともにシワの改善も目指せます。
ポイントは、クリーム系よりもオイル系のスキンケア用品を使用することです。ケアの際に、アゴから耳の下、口角か耳の前、小鼻からこめかみといったように下から上に滑らせるようにほぐしましょう。
顔だけではなく、首筋から鎖骨に向かって老廃物を流すようにマッサージしながらスキンケアを行うと良いです。マッサージの際に、あまり力を入れずに撫でるように優しく行ってください。
ほうれい線クリームでケア
通常の基礎化粧品の中には、ほうれい線に特化したクリームがあります。ほうれい線が気になり出した頃、すぐに専用のクリームを使用すると、シワが深くならないように進行の対策が可能です。
ほうれい線クリームの場合は、肌にハリと弾力をもたらしてくれる効果が期待できるので、ピンポイントのケアでしっかりと手応えを感じられるでしょう。最初のケアが肝心なので、ほうれい線ができたかな、と思った時に使ってみてください。
40代でもできる!ほうれい線を薄くさせる5つの方法
一度できたほうれい線も日々の努力で薄くさせることは可能です。以下では、手軽にできておすすめしたい5つの方法をご紹介するので、自分で取り入れやすいものから試してみましょう。
レチノールやビタミンC誘導体配合の化粧品を使用
ほうれい線を薄くさせる方法の1つとして、スキンケアが挙げられます。特に肌内部のコラーゲンを増やす作用のあるレチノールやビタミンC誘導体を配合したクリーム・美容液を使用してください。その際、ほうれい線を開いてあげるように塗り込むとより効果が期待できます。
ただあまり大量に使用すると、肌への刺激が強いため、初めて使用するときは少量から始めてください。また、たるみが気になる方は、抗酸化力の高いポリフェノールや血行促進効果が期待できるビタミンE配合の化粧品も相性が良いです。
美顔器を活用
ほうれい線ができてしまっている場合、コラーゲンが減少しているため、肌の弾力が失われています。そのため、無理に強く引っ張るなど動かすことで逆にダメージを受けて、ほうれい線を深くする可能性が高いです。
美顔器を利用して、皮膚を優しくケアしながらたるみも解消できます。ほうれい線ケアを行うためには、リフトアップができる美顔器を選びましょう。また、美顔器によっては肌の奥にある筋肉を刺激して、コラーゲンの生成を手助けし、ハリを取り戻せるようサポートしてくれるものもあります。
ヒアルロン酸注入治療
どのような対策をしたとしても、どうしても薄くならない場合はヒアルロン酸注入治療がおすすめです。現在は、美容外科を受診することも珍しい時代ではなくなっています。特にほうれい線は、手軽に治療できるものとしても知られているため、悩んでいる場合は試してみましょう。
ヒアルロン酸注入治療は、即効性があり、ダウンタイムと呼ばれる痛みや赤みを回復させる期間もほぼ必要ないため、気軽にほうれい線改善が期待できると考えられています。注入のし過ぎは不自然な表情になってしまいますが、ナチュラルな仕上がりになるよう考えられています。
最近では、ほうれい線を浅くする「貴族注射」と呼ばれる小鼻のヘコみにヒアルロン酸を注入する施術もあるので、悩んでいる場合はカウンセリングを受けるのも1つの方法です。
メイクでほうれい線をカバー
ほうれい線を薄く見せるためには、コンシーラーでカバーするのも1つの方法です。ほうれい線は、頬に影を落としているため自分の肌よりもワントーン明るいコンシーラーを選ぶようにしましょう。
明るいコンシーラーの場合は、ほうれい線の影になっている部分を目立ちにくくなるため、ほうれい線を薄く見せてくれます。また、コンシーラーと一言で言ってもいろいろな形状がありますが、筆タイプやリキッドタイプがおすすめです。スティックタイプの場合は、どうしても厚く塗りすぎてしまうので繊細な塗り方をするために、使いやすい形状のものを選びましょう。
コンシーラーでほうれい線を薄くした後は、マリオネットラインと呼ばれるほうれい線と口の真横の部分にハイライトを入れるとより自然に薄くできます。
表情筋トレーニング
ほうれい線が深くなる理由の1つとして、表情筋の低下があげられます。特に近年マスク生活で表情が乏しくなっているため、より表情筋が低下しているので表情筋トレーニングはおすすめです。ただ40代の場合、ほうれい線ができている時点で肌状態が弱っているので、あまり激しいトレーニングはおすすめできません。
簡単にできて効果的な方法は、「あー」と声を出した時くらいに口を開けます。口を開けた状態で口角を引き上げ、アゴの筋肉も一緒に使用するような意識を持ち、ピリピリするまで引き上げてください。
1セット3回と考え、1日1〜3回気がついた時にやってみると良いです。
まとめ
今回は40代が悩むほうれい線を薄くする方法についてご紹介しました。徐々にコラーゲンが減少し、肌のハリ・ツヤが衰えてしまいがちな年代なので、ほうれい線に悩んでいる方は非常に多くいます。リンパマッサージなどでほうれい線が深くならないように対策を行い、さらにスキンケアや表情筋トレーニングで薄くなるようケアできるのです。今回ご紹介した対策方法や薄くする方法を試していただきながら、自分の表情に自信が持てるようにしましょう。