加齢で髪がチリチリ!原因や対策方法を徹底解説
2023.08.22
40代・50代になると、なぜか髪がチリチリになってしまうと悩んでいる方も多いでしょう。以前は全くチリチリではなかったのに、なぜか急に髪質が変わって困惑する方もいます。せっかく美容室に行っても、キレイにまとまらなかったり、思うような仕上がりにならないと悩んでしまうものです。実は、髪がチリチリになるのは加齢が原因という場合が多いため、しっかりと対策を行うことが大切です。
今回は加齢によって髪がチリチリになった時の対策方法を徹底解説します。また、なぜ加齢で髪の毛がチリチリになってしまうのか原因もお伝えするので、チリチリの髪の毛をキレイにしたい・改善したい人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
加齢が原因!髪のチリチリを対策する方法
加齢によって髪の毛がチリチリになってしまうと、もう対策ができないのではないかと不安になってしまいます。しかし、きちんと対策方法を知っておくことで、チリチリが気にならなくなるでしょう。
対策方法をご紹介するので、自分でできる範囲から始めてみてください。
酸熱トリートメントを使用
加齢によってチリチリになった髪の毛には、酸熱トリートメントが効果的です。酸熱トリートメントは、クセを軽減できる髪質改善トリートメントの1つです。薬剤を髪の毛に塗って、熱を加えると新たに結合を生み出してくれます。
そのため、髪が傷んだ際にできるダメージホールと呼ばれるデコボコを埋め、ツヤが出せるのです。縮毛矯正などとは違い、髪に負担をかけずにクセやうねりを軽減させ、ハリを出せます。
美容室のメニューでもありますが、家庭用のヘアマスクも販売されているため、まずは自分で試してみても良いでしょう。髪に負担をかけないトリートメントのため、かなり強いチリチリの場合はそこまで大きな変化がみられないかもしれませんが、試す価値はあります。
定期的なヘッドスパも効果的
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頭皮の状況が老化することで、髪の毛が成長しにくい状態になります。そのため、チリチリになる原因ともなり得るので、定期的にヘッドスパを利用するのも1つの方法です。ヘッドスパは、頭皮への対処法なのですぐに髪のチリチリが改善されるというわけではありません。
しかし、ヘッドスパは頭皮マッサージを行うため、頭皮の血行を促進し、たるみを防ぐ効果が期待できます。継続して利用することに意味があるので、自分のケアをしながらチリチリを改善させていくような気持ちで行ってください。
シャンプーや育毛剤を使用
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加齢による髪の毛のチリチリは、日々のシャンプーでも変えられます。若くツヤのある髪の毛に変化させるためには、しっかりと土台を作るケアが必要です。さまざまなシャンプーが販売されていますが、特におすすめなのは「夢見るシャンプー」です。天然由来成分100%で作られていて、肌が弱い方でも安心して使用できます。ヒノキエキスが入っているため、頭皮環境の正常化やキレイな状態を保ってくれるのです。
日々使用するものなので、しっかりと頭皮を守ってくれるものを使用してください。夢見るシャンプーの場合、リンスやコンディショナー不要ですが仕上がりがふんわりとして加齢で失いがちなボリュームも出せます。
また、「HG−101」という育毛剤とヘアケアセットとして販売しているので、よりチリチリを改善したいと考えている方はセットの方がおすすめです。育毛剤と聞くと髪の毛を増やすイメージがありますが、実際は強い髪の毛を保つためのものです。
強くしっかりとした髪の毛を作り出し、頭皮環境を良くするサポートをしてくれるため、シャンプーと併用すると効果を高められるでしょう。
ショートカットで改善
加齢による髪のチリチリは、ショートカットにすることで改善が見込めます。普段のケアはもちろんですが、すでに加齢でチリチリになった髪の毛をそのまま伸ばしていると老けた印象になる可能性もあるのです。
適切なカットを行うことで、しっかりとまとまりのあるヘアスタイルになります。部分的なチリチリの場合は、周りの毛と馴染ませるようなカットをしていくことで、ナチュラルにカバーが可能です。
全体的にチリチリになっている場合は、うねりが活かせるカットにするなどまとまりを出せる髪型にしましょう。その点に関しては、実際に美容室に行って相談することで適切なヘアスタイルを提供してくれます。
加齢で髪がチリチリになる原因
年齢問わず髪の毛がチリチリ・パサパサになる場合は、遺伝的なものやストレスの他、誤ったホームケアや紫外線によるダメージが大きいです。しかし、加齢で髪がチリチリになった場合は、原因が違うのでよく理解しておきましょう。
頭皮の老化
年齢を重ねる上で、頭皮が老化して髪の毛に栄養を思うように与えられなくなることもチリチリになる1つの原因です。日々の食事でバランスよく栄養を摂っていたとしても、栄養を循環させるために必要な吸収率・活性度が加齢によって低下すると髪の毛は元気になりません。
特に髪の毛は、アミノ酸などの栄養素からたんぱく質を合成することで作られますが、加齢によって合成力も落ちていくのです。そのため、栄養素や水分が髪の毛に行き渡らず、チリチリの乾燥した髪の毛が増えていってしまいます。
毛穴のたるみ
加齢により、毛穴がたるむことで髪がチリチリになります。年齢を重ねると肌にシワができるように、頭皮もたるみが起きると毛穴が歪んで髪の毛がチリチリになるのです。
毛穴はもともと丸い形をしているため、歪むと結果的に生えてくる髪の毛はうねりのあるものしか生えてこなくなるので、40代以降の髪のうねりがひどくなってしまいます。たるんで毛穴が歪んでいると、どうしてもまっすぐな髪の毛は生えてきません。
髪密度の減少
年齢を重ねていくと、髪密度が減少すると考えられています。通常髪の毛は、1つの毛穴から2〜3本程度生えていて、1㎠に約150本程度です。全体で約10万本程度生えていますが、加齢によって髪密度が減少してしまうと1㎠に生えている髪の毛が少なくなり、髪の表面にデコボコができやすくなります。
髪の水分量が不足し、乾燥の原因となるため、どんどん髪の毛がうねっていきます。チリチリになるだけではなくスカスカな頭皮は、髪の毛に栄養を与えられずに痩せていくので、弱くすぐに抜けるようになるので、環境改善が不可欠でしょう。
早めの対策が吉!エイジング毛の見極めポイント
加齢によって髪の毛がチリチリになった時は、そのまま放置していても改善されることはありません。そのため、早めの対策がとても重要です。しかし、加齢によってチリチリになっている、いわゆる「エイジング毛」になっていると早く気づけないと改善までの道のりが遠のく可能性もあります。
そのため、エイジング毛の見極めポイントをしっかりと理解しておきましょう。
乾燥
エイジング毛は、皮脂の分泌量や髪の毛の水分量が低下するので、乾燥します。日頃紫外線を浴びていることで乾燥するケースも多いですが、ヘアケアをしても改善されないなどの場合は加齢が原因だと思いましょう。
乾燥した状態だと、老けて見えるため、今までのケアでは思うように効果を見出せない場合は、エイジング毛状態だと理解してください。そして、髪の状態に合わせたヘアケア方法を取り入れることが大事です。
ボリュームダウン
エイジング毛状態になると、髪の毛にハリやコシがなくなり、少しずつ細い髪になっていきます。特にわかりやすいのは、トップ部分にボリュームがなくなった時や分け目がくっきりと目立つようになったという時です。
今までと違いボリュームダウンした、というのはすでに髪質の変化が起きているということになるので、加齢によるエイジング毛状態だといえます。
まとめ
今回は加齢によって髪がチリチリになった時の改善方法をご紹介しました。年齢を重ねると頭皮環境が悪くなり、思うように髪の毛へ栄養を与えられない、髪密度が減少するなどが起きてチリチリに発展します。
日頃のシャンプーなどのケアはもちろんのこと、美容室でのカット方法を変更することで改善は可能です。何もしない状態だとそのままなので、しっかりと自分でできる範囲のケアをしてみましょう。今回ご紹介した改善方法を試していただきながら、自分の髪の毛を大切にしてください。