敏感肌・アトピー肌の方も安心。シャンプーの選び方と有効成分をご紹介

敏感肌・アトピー肌でも安心。シャンプーの選び方と有効成分をご紹介

2019.10.01

敏感肌やアトピー肌だと、シャンプーの選び方には苦労しますよね。いつも使っているシャンプーでも、頭皮のコンディションによっては、かゆみが出たり、しみたりするので本当にやっかいです。「好きな香りがあっても怖くて試せない」「何を使っても満足できない」など、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は、そんな敏感肌・アトピー肌の人のために、納得のいくシャンプーの選び方についてご紹介します。

敏感肌・アトピー肌には、バリア機能を壊さないシャンプーを!

敏感肌・アトピー肌には、バリア機能を壊さないシャンプーを!

敏感肌・アトピー肌の人は、皮膚のバリア機能を維持する力が遺伝的に弱いと考えられています。バリア機能とは、肌にもともと備わっている防御機能です。肌の表面に薄い皮脂膜を張り、乾燥や外部刺激から肌を守る働きを言います。健康な肌であれば、このバリア機能が正常に働き、刺激やアレルゲンをブロックしてくれます。
けれども、敏感肌・アトピー肌の人は、残念ながらバリア機能がうまく機能してくれません。ブロックしきれなかった刺激物やアレルゲンは、皮膚の内部に入り込み、かゆみやフケなどの皮膚トラブルを引き起こして、私たちを苦しめます。つまり、敏感肌・アトピー肌の人は、バリア機能の維持と回復を最優先に考えて、バリア機能を損なわないシャンプーを選ぶべきと言えます。

100%天然のヘアシャンプー 夢見るシャンプー
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敏感肌・アトピー肌には、洗浄力のマイルドなシャンプーを!

敏感肌・アトピー肌の繊細な頭皮に、シャンプーによる洗いすぎは厳禁です。洗いすぎを防ぐには、まず、洗浄力の強すぎるシャンプーを避けることが大切です。洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで落とし、バリア機能の回復をさまたげてしまいます。

そのため、敏感肌・アトピー肌の人には、頭皮に必要な皮脂や水分を残しつつ、汚れだけを浮かせて落とす、洗浄力のマイルドなシャンプーが向いているでしょう。洗浄力のマイルドなシャンプーには、たとえば「アミノ酸系シャンプー」や「ベタイン系シャンプー」があります。どちらも適度な洗浄力で、頭皮への刺激が少なく、安全性が高く、高齢者や赤ちゃんにも使えるシャンプーです。

選び方のポイントは、成分表示をチェックすることです。成分表示は、含有量の多いものほど上位に記載されています。

アミノ酸系シャンプーなら、「ココイル〇〇酸」や「ラウロイル〇〇酸」、ベタイン系シャンプーなら、「〇〇ベタイン」「ココアン赤酢酸Na」といった表記が上位にあるはずです。逆に気をつけたいのが、強力な洗浄力を持つ界面活性剤です。たとえば、「ラウリル硫酸〇〇」や「ラウレス硫酸〇〇」がこれに当たります。

いずれも石油系の界面活性剤で、非常に強い洗浄力と脱脂力を持っています。また、「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」も要注意です。こちらは、ヤシ油などの植物性オイルから作られる界面活性剤ですが、「天然成分」というふれこみとは裏腹に、強力な洗浄力と脱脂力があります。

しかも、無添加や硫酸フリーを売りにしたシャンプーに使われていることが多いので、敏感肌・アトピー肌の人には特に気をつけてほしい成分です。

敏感肌・アトピー肌には、保湿力のあるシャンプーを!

敏感肌・アトピー肌には、保湿力のあるシャンプーを!

バリア機能を正常に保つには、頭皮の「保湿」も欠かせません。敏感肌・アトピー肌の人は、保湿成分が充実したシャンプーを選びましょう。ただし、バリア機能を維持するには、水分だけでなく油分も必要です。

せっかく保湿成分で頭皮や髪に水分をおぎなっても、肌表面に油膜が無ければ、水分はどんどん蒸発してしまいます。ですから、敏感肌・アトピー肌の人は、水分を取り込んだり蓄えたりする成分と、蓄えた水分の蒸発を防ぐ成分が、両方バランスよく配合されたシャンプーを選ぶのが正解です。

水分を蓄える成分としては、セラミド、リピジュア、ヒアルロン酸などがあります。また、油分をおぎなう成分としては、ホホバオイル、馬油、スクワレンなどがあります。また、シャンプー後に保湿剤や美容液を使うのもおすすめです。

敏感肌・アトピー肌の人に薬用シャンプーは有効?

敏感肌・アトピー肌の人に薬用シャンプーは有効?

敏感肌・アトピー肌の人なら、一度は「薬用シャンプー」に惹かれたことがあるのではないでしょうか。実は私も試したことがあります。「有効成分が炎症をおさえ、皮膚症状をやわらげる」とパッケージに書いてあったからです。残念ながら、私には特に効果が感じられず、あきらめて皮膚科をたずねて塗り薬で軽快しましたが、その時の医師の話の中に、気になる言葉がありました。「薬用シャンプーの中には、ステロイドと同じような副作用をもたらす商品がある」というものです。

医師によれば、抗炎症剤としてよく使われる「グリチルリチン酸」という成分は、人工的に作られた副腎皮質ホルモンなのだそうです。ですから、長期間連用すると、ステロイド剤と同じように、依存性が高まり、やめた時にリバウンドが起きるなどの危険があるというのです。

家に帰って調べてみると、短期間の使用なら大きな問題はないようですし、副作用の有無についても諸説あるようでした。ただ、私自身の意見としては、不安要素がある以上、敏感肌・アトピー肌の人は、薬用シャンプーを安易に連用すべきではないという気がしています。

使ってよかった!100%天然のヘアシャンプー 夢見るシャンプー

「薬用」「無添加」「天然成分」をうのみにするのは危険ですが、正しい成分を使っていれば強力な味方になります。私が使用して効果を実感したのが、夢見るシャンプーです。

夢見るシャンプーは香料や色素、鉱物油も使用していない肌に優しいシャンプーで、アトピー肌にも染みず、重宝しています。ヒノキエキスで頭皮環境を整え、スギエキスとマツエキスで潤いを与え、オオバコエキスとセンブリエキスで頭皮の血行を良くして根本から髪の状態を良くしてくれます。

100%天然のヘアシャンプー 夢見るシャンプー
100%天然のヘアシャンプー 夢見るシャンプー

まとめ

敏感肌・アトピー肌の人には、シャンプーの選び方に様々な制約があります。「薬用」「無添加」「〇〇フリー」といったキャッチコピーも、うのみにはできません。でも、自分を守れるのは自分だけです。正確な知識と正しい判断力で、本当に髪と頭皮に優しい、安全なシャンプーを探しましょう。あなたの体質にぴったり合ったシャンプーにめぐり合えますように…!

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