50代のくすみ肌を改善したい!お家でできる手軽な方法を紹介

50代のくすみ肌を改善したい!お家でできる手軽な方法を紹介

2023.05.16

50代を超えると多くなる悩みの1つがくすみ肌です。くすみ肌とは顔全体が本来の明るさよりも暗く見える状態のこと。肌の透明感やツヤがなくなることで暗くなったような印象になります。
50代から多くなる悩みではありますが、くすみ肌の原因は加齢だけではありません。しっかりと自分のくすみ肌の種類を把握し、効果的な改善方法を理解しましょう。この記事ではくすみ肌の原因と改善方法をまとめています。自分のくすみ肌に当てはまるものを見つけて、透明感のあるツヤ肌を手に入れましょう。

くすみの原因は5つ!

くすみの原因は5つ!

くすみ肌の原因は大きく分けて5つあることはご存知ですか?運動不足や冷えによるくすみから50代特有のホルモンバランスの乱れなど、多岐にわたる原因がくすみに結びついています。自分がどのくすみ肌の原因なのかをきちんと見分けることで的確に改善することができますよ。

まずは肌の基本知識を説明します。肌は表皮、真皮層、皮下組織の3層で構成されています。さらに表皮は角層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層から構成されています。基底層から新しい細胞がつくられて押し上げられることで、肌は新しい細胞に入れ替わっていきます。この新しい細胞に入れ替わるサイクルをターンオーバーといいます。くすみはターンオーバーの際に古い角質が表面に留まり起きることが多いです。

くすみの原因1:肌の乾燥

摩擦による刺激で肌表面の皮脂膜という肌の保湿に欠かせない膜が剥がれてしまい、肌が乾燥する原因になります。
乾燥すると不要な角質が肌表面に溜まることで透明感がなくなり、くすみにつながります。50代になると肌表面の角層が20・30代と比べて約20%硬く、厚くなるため、今までと同じスキンケアや洗顔を行ってもよりくすみを感じやすくなってしまうのです。

くすみの原因2:糖化

糖化とは糖質とコラーゲンやエラスチンといった肌のタンパク質が結びつくことでAGEs(終末糖化産物)が生成される現象です。糖化は老化現象の1つといわれており、シワやたるみ、黄ぐすみを起こす原因です。砂糖や果糖などの糖質を多く摂取する方、血糖値が上がりやすい方、黄ぐすみが気になる方は糖化がくすみの原因かもしれません。

くすみの原因3:ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れ
[出典:小林製薬

50代でくすみが気になる方はホルモンバランスの乱れが原因の可能性もあります。50代になり更年期に差し掛かるとエストロゲンという女性ホルモンの分泌量がガクッと下がります。エストロゲンはコラーゲンの生成を促進する美肌ホルモンとして有名です。そのエストロゲンが減少することでコラーゲンの生成が減少しターンオーバーが遅れ、くすみを引き起こします

くすみの原因4:メラニン

メラニンとは肌や髪を構成する黒色の色素のことです。肌は紫外線や摩擦が起きると表皮の奥にあるメラノサイトで肌をダメージから守る役割を持つメラニンを生成します。メラニンは通常ターンオーバーによって排出されますが、何らかの原因でターンオーバーが滞ると茶褐色のくすみが起こります

くすみの原因5:血行不足

運動不足や冷えによってもくすみは引き起こされます。血液が滞り酸素濃度が低下することで、毛細血管が青く目立ち顔色が暗く見えてしまいます。日常的に疲れやむくみを感じる方も血行不良の可能性が高く、肌の血色感が少なく青白いくすみが気になる方は血行不足の可能性が高いでしょう。

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くすみ肌の改善方法

くすみ肌の改善方法
それではくすみを改善するためには何が必要なのでしょうか?くすみを改善するためにはビタミンをとることやスキンケアの方法を習慣化することが大切です。ここでは4つの改善策を紹介します。意識してみると簡単にできることを多くまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スキンケアを見直す

スキンケアで意識することは3つ。摩擦を起こさないように優しくケアをすること、角質ケアをすること、美白化粧水を使用することです。
摩擦は厳禁です。スキンケア、洗顔、メイク落としのどれをとっても摩擦を起こさないように丁寧に肌を扱いましょう。
50代になると角層が厚くなるため、これまでよりもしっかりと角質ケアをすることが大切です。朝に洗顔をしたり角質ケアができる拭き取り化粧水を活用し角質オフに役立てましょう。
最後は美白化粧水を使用することです。メラニンの生成を抑制する「トラネキサム酸・コウジ酸」、肌のターンオーバーを整えることで溜まったメラニンの排出を促す「ビタミンC誘導体・プラセンタ」などの成分が入っている化粧水がおすすめです。

株式会社フローラの「純白のしづく」は100%天然由来成分で作られていて、くすみの原因になる乾燥や肌荒れを防いでくれます。成分の中には杉エキスや松エキスなどよく知っている植物より抽出したエキスが使用されているので安心感がありますよね。敏感肌や乾燥肌の方も安心してお使いいただけるため、スキンケアを迷っている人にはおすすめですよ。

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紫外線を予防する

紫外線には波長の長さによって紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波があります。その中で特に気をつけてほしいのが、室内や曇りの日でも晴れの日と変わらない量降り注ぐ紫外線B波。室内や雨の日でも油断せず常に日焼け止めを塗り、メラニンの生成を抑えましょう

血行促進のために運動を心がける

血行促進を心がけることはくすみだけではなく身体全体を健康に導きます。
大切なのは、運動を日々の生活で行うこと。運動といっても毎日ジョギングを取り入れるのは少しハードルが高いですよね。そんな人は1駅だけ歩いて帰ったり、家でストレッチをするだけでも血行促進には効果があります。また、睡眠の質を高く保つだけでも血行促進につながります。睡眠時間を6時間以上とること、寝る前に心を落ち着かせ自律神経を整えて就寝することを意識してくださいね。             

ビタミン類の摂取を意識した食生活

食生活ではビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く摂取することを心がけましょう。逆に糖質、油分は多く摂取しないように気をつけましょう。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康をサポートする役割があります。さらにシミやくすみ、たるみなどを抑える抗酸化作用もあります。ビタミンAは動物性食品に多く含まれており、レバーや魚介類から摂取できます。
ビタミンCはシミやくすみの原因であるメラニン色素を還元します。またコラーゲンの生成を促進する効果もあり、肌の保湿にも重要なビタミンです。多くは柑橘類やピーマンなどの野菜に含まれています。ビタミンCは体内に溜め込むことができないため、毎日適量を摂取することが大切です。
最後にビタミンE。血流を促す効果があり、栄養素の供給を高めてくれます。またターンオーバーサイクルの正常化にも働くため、くすみ改善を行いたい方はぜひ意識して摂取しましょう。

これまでは摂取を心がけるビタミンや食べ物を紹介ましたが、逆に気をつけなくてはいけない食べ物もあります。それは糖質、油分が多く含まれる食品です。
糖質を多く摂ると糖化の原因となります。糖質にもブドウ糖と果糖の2種類があり、特に果糖に注意が必要です。果糖はブドウ糖の約10倍のスピードでタンパク質と脂肪を糖化します。清涼飲料水等に多く含まれているため、摂取する際は低カロリーのものを選ぶようにしましょう。
油分が多く含まれる食品を多く摂取してしまうと、皮脂の酸化が多く起こってしまいます。皮脂の酸化により肌がダメージを受けメラニン色素を刺激してしまうので注意が必要です。

まとめ

今回は50代から多い悩みの1つである、くすみについてまとめました。

様々な原因を紹介しましたが、50代からのくすみにはターンオーバーの周期が遅くなることが要因として大きいです。ターンオーバーの周期を早めることは肌のくすみだけでなくしわやハリにも関わってくるため、しっかりとターンオーバーを整えるビタミンや成分を摂取したり、睡眠の質を高めるなど生活習慣を見直すことが大切です。

この記事を読んで、ぜひ50代からのくすみを改善しツヤのある肌になるための参考にしてくださいね。

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