夏の肌荒れはいつものケアじゃだめ?
2022.07.26
肌荒れ対策は、春夏秋冬、怠らずに行っている方がほとんどだと思います。ですが、その中でも夏は特別な季節。他の季節に比べて肌にダメージを与える機会が多いのです。そのため、いつのものケアでは肌荒れを感じやすい方も多いはず。しかも、夏の気候の影響は、すぐに肌に出てくるものも、秋口になってから出てくるものもあります。秋になってシミが出てきたらショックですよね。初夏のうちから夏用の肌ケアを心がけて、暑い季節を乗り切り、秋口にもトラブルなく過ごせるよう、大切なのは、夏用の肌ケア。夏の肌荒れを防ぐケアをしっかりしていきましょう。
夏はどうして肌荒れが起こりやすいの?
乾燥
肌に一番悪いもの。それは乾燥です。この蒸し暑い日本の夏で乾燥を感じるなんて妙に思えますが、ほとんどの人は乾燥の被害にあっています。なぜなら室内はかなり強い冷房を効かせているから。その強さは、冬以上のところも。なぜはダメージが大きいかというと、夏の方が室外と室内の湿度差が激しいからです。しかも、冬と違い、空調を使用していても加湿器を付けません。これでは乾燥もさらに進んでしまいます。
紫外線
もちろん一年中紫外線ケアは必要ですが、夏は特に紫外線の強い季節。紫外線は、肌のコンディションを低下させ、皮膚を炎症させたり、シミ、シワ、ハリの低下を引き起こします。また、角質が溜まりやすくなり、せっかくスキンケアをしてもその成分の浸透を妨げてしまうことも。これではせっかくのケアも台無しです。ですから夏は特に紫外線から肌を守るケアが必要です。また、紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日も降り注いでいます。今日は天気が良くないからと、紫外線ケアを怠らないようにしましょう。
夏冷え
毎年毎年、異常気象と言われしばらく経ちます。確かに最近の夏は、外に出るだけでぐったりと体力を奪う暑さが続きますよね。食欲にも影響し、冷たい素麺やアイスクリームなど、食べやすいけれども栄養素の少ないものを選びがちです。体を心から冷やしてしまうこういった食べ物では、夏冷えを起こしてしまいます。また、冷房も大きな要因。お店などでは着てきたものの上に、カーディガンなどをはおる方もいるでしょう。冷えて血行が滞ることで肌はバランスを崩し、荒れに繋がってしまうのです。
夏の肌荒れケア、ここは注意してる?
日焼け止めは正しく塗れてる?
日焼け止めは、朝塗ったからOK? いいえ違います。それぞれの商品によって、使用量や付ける回数、落とし方が違うからです。商品裏や包装に記載されている説明部分をよく見て、それに従って使用するようにしましょう。また、当たり前ですが、紫外線は顔以外にも当たるもの。首やデコルテ、腕などにもしっかりつけるようにしましょう。特に手の甲は、水仕事で荒れてしまいがちな上に、年齢の出やすいところ。日焼け止めは頻繁に塗るようにしましょう。
汗ケアしてる?
汗も肌荒れの原因の一つです。まず、汗をそのままにしておくと、蒸発時に水分も蒸発されてしまいます。それが乾燥につながります。また、大量の汗をかくと、皮膚がふやけ、汗腺が塞がりがちになります。これが汗もの原因になるのです。加えて、歳とともに汗腺は衰えるため、大人はベタベタとした汗をかきやすくなります。ミネラル分も排出され、肌は栄養不足になり、肌荒れが起きます。
夏の肌荒れ対策ケア
紫外線ケア
紫外線は朝日が登ってから沈むまで、ずっと降り注いでいます。朝起きたらすぐに洗顔し、ケアをして、日焼け止めを塗りましょう。家にいるからといっても、紫外線は窓を通して入ってきます。洗濯物干しやゴミ出し時にも肌に当たります。買い物に行けば、それは長時間紫外線に晒されることになります。日焼け止めを塗り直して出かけましょう。
汗の拭き方
汗はかいたらすぐ拭きましょう。とはいえ、肌に優しい拭き方が大切です。ゴシゴシ拭くなんてもってのほか。肌に刺激を与えない柔らかい布で押さえるように拭きましょう。そして日焼け止めを塗ります。熱った肌を痛めないために、ジップロックなどにぬれたハンカチを入れて置くのもお勧めです。
冷パック
うっかり日焼けをしてしまったら、火照りを抑える冷パックもお勧めです。パックを冷蔵庫などで冷やしておいて、お風呂上がりや帰宅時に肌につけます。肌がぐんぐん水分を吸っていくのがわかるでしょう。その日のダメージはなるべくその日のうちに解決できるといいですね。
夏の夜ケア
日焼け止めや紫外線、日差しで火照って疲れ切った夏の夜の肌には、スペシャルケアが必要です。ですから、夜のケアは肌を甘やかせてあげましょう。それには一にも二にも水分補給です。入浴後は、何枚ものコットンなどに化粧水を含ませ、肌に乗せましょう。夏は寝ている間にも水分が奪われるので、多めの水分補給が大切なのです。しっかり肌が水分を吸収したら、今度は油分。乳液とクリームをつけるのですが、その際にコツがあります。それは、乳液がしっかり乾いてからクリームをつけること。そして、塗る際には手のひらでしっかり抑えることです。また肌のキメを整えるビタミンC、ブースターを使用するのも夏の夜の肌ケアには非常に有効です。
コレを使えば夏の肌荒れ対策はバッチリ
雪恋姫
赤ちゃんでも使える天然素材100%の化粧品、雪恋姫。ヒノキ、マツ、オオバコ、スギなど保湿効果のある抽出エキスが配合され、潤いのある肌を保護してくれます。また、甘草(カンゾウ)エキスには肌の乾燥や肌荒れを防ぐ効果があります。天然成分ですので、化粧品にありがちな臭いなどがなく、使いやすいのもいいところ。少量でもよく伸び、昼間の付け直しも簡単です。
PRIOR 冷やし美リフトゲル
汗で肌だけでなく化粧品がベタついて心地悪いけど、夏だからこそ面倒くさいのは嫌。そんな方にはコレがお勧めです。化粧水から美容液、収れん化粧水、乳液、クリーム、パック、化粧下地という7つの機能がひとつのゲルに詰まっているのです。しかも夏用ということで、つけた途端にすうっと冷えた感覚がするのもいいですね。汗が引いていくのがわかります。
アクアレーベルホワイトケアローション
資生堂より、シミ・乾燥予防、ハリ向上のために開発されたアクアレーベルホワイトケアローション。保湿成分が肌の奥の奥まで入っていくので、美白効果も抜群です。パールジェルエキスも配合されているので、潤いのある明るい肌をつくります。使いごごちはサッパリ系。暑い夏にぴったりですね。
まとめ
夏には夏用のケアが必要だということを理解していただいたかと思います。紫外線や汗などの要因に加え、ここ数年はマスクの中も高温多湿になりやすいため、いつもとは違う肌荒れが出てきて、対策に困っている方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。原因を突き止め、それに対処していくことで、肌荒れを防いでいく必要があります。体力的にも肌にとっても夏は厳しい季節ですが、専用のケアをしっかりして、夏を乗り切っていきましょう。