ゆらぎ肌って?トラブルが増える春にこそスキンケアが大事!
2022.01.11
肌は常にゆらいでいます。しかし通年肌トラブルが起こるわけではありません。
時期によって肌のコンディションが大きく乱れるとトラブルは増えます。そして症状悪化から肌トラブルは重なります。
今回この記事では春にトラブルを招きやすい「ゆらぎ肌」について原因や解消、予防するためのスキンケア方法、メイクポイントやおすすめのアイテムを紹介します。
ゆらぎ肌ってなに?
ゆらぎ肌は一時的に肌のバリア機能が著しく低下し、肌が少しの刺激にも敏感になっていることです。
まず理解しておきたいことは「ゆらぎ肌の原因はバリア機能低下」ということですが、このトラブルは四季の中で春に特に発症しがちな症状。
なぜ、春にゆらぎ肌に悩む方が増えるのでしょうか?
ゆらぎ肌になる原因は?
春にゆらぎ肌で悩む方が増えるのは、乾燥だけでなく花粉や紫外線の影響が増えるからです。
寒い冬は特に乾燥が気になる時期ですが、少し暖かくなると春は花粉が増え始めます。さらに日本は比較的暖かい気候が続く国で春でも紫外線の影響は肌に大きなダメージになります。
これまで寒く保湿重視でケアしていた方が、花粉や紫外線ケアが間に合わなくなると肌への影響の変化に追いつけずゆらぎ肌のトラブルが出てきてしまうのです。
また寒い冬に欲する食事と、暖かさを感じるようになる春に自然と欲する食事は違います。
これまで摂取していた食材にも変化が出てきますので、食生活の変化もゆらぎ肌を招く原因のひとつになっています。
ゆらぎ肌を整えるためにできること
ゆらぎ肌が気になるときに考えておくべきことは「バリア機能低下のサイン」であるということです。
肌のバリア機能低下はケアせずに放っておくと、さまざまなトラブルを招きます。
乾燥ケアだけでなく、スキンケアの中ではトータルケアを意識することやメイクひとつにしても肌への負担を抑えることがゆらぎ肌ケアの近道になります。
ゆらぎ肌を改善させることは、肌状態を一度リセットした上でケアをすることが理想になりますので、まずはゆらぎ肌にNGのスキンケアやメイク方法を取り入れていないか見ていきましょう。
洗顔時の注意ポイント
ゆらぎ肌は著しくバリア機能が低下していますので、洗顔時の摩擦は症状悪化の原因になります。
またバリア機能が低下している状態ですので、ゴシゴシ洗ってしまうと必要な成分も洗い流してしまい、乾燥を招きます。
ゆらぎ肌からギトギトと脂っぽさが気になる方もいると思いますが、皮脂は肌を守る保護膜の働きを持っています。
皮脂の洗い過ぎに注意して、優しく肌を清潔な状態にすることが洗顔時のポイントになります。
肌の調子が悪い時は、洗い過ぎないことが大切。
あとは洗顔の回数にも注意しましょう。メイク後の洗顔と朝の洗顔を同じステップで行っていませんか?
メイク後の洗顔はメイクアイテムの成分をしっかり洗い流すことが重要になりますが、起床してすぐの洗顔は就寝中に肌に付着した汚れを洗い流すために行います。
肌に塗布されている成分はメイクしている時とメイクしていない時で全然違いますので、朝の洗顔は泡で包み込むように優しく、メイク後の洗顔は肌への摩擦を抑えるためにパーツごとでクレンジングアイテムを取り入れるなど工夫しましょう。
スキンケアの注意ポイント
洗顔後はできるだけすぐに保湿してあげてください。
これはゆらぎ肌に限ったことではありません。洗顔後は肌が野ざらしの状態です。この状態が続くと肌内部の水分が蒸発し、乾燥を招きます。
洗顔後どれだけすぐに水分を与えられるかでゆらぎ肌ケアにもつながりますので、洗顔後は時間との勝負くらいの意識で保湿ケアを行いましょう。
ゆらぎ肌の場合は化粧水のケアの後に取り入れるステップも重要になります。
基本的なスキンケアで「化粧水→乳液→クリーム」のステップを取り入れている方は、可能であれば導入液を乳液の前にプラスしてください。
導入液は次のスキンケアアイテムの浸透率を高めてくれます。化粧水で肌表面を柔らかくした後に、導入液を取り入れることができたら保湿や保護効果、そして肌にフタをしてくれる乳液やクリームの効果を高めることができます。
メイク時の注意点
ゆらぎ肌で肌状態が気になると、メイクのプロセスが増えてしまいます。
肌に隠したいトラブルが重なり出ているわけですから、乾燥ケアだけでなく、ニキビやくすみ、シワなども隠したくなります。
すると普段よりもメイクプロセスが増えてしまうのですが、ゆらぎ肌はバリア機能が低下している状態です。いくら肌に良いといわれているアイテムも過剰に重ねるのはゆらぎ肌の症状悪化の要因になります。
• ゆらぎ肌のときこそスキンケアを重視する
• メイクアイテムによる刺激を抑える
• メイク時間はできるだけ短くする
ゆらぎ肌に悩むときはメイクでトラブルを隠すことよりも、肌内部のケアが優先になります。
メイクで一時的にトラブルを隠すことができても、肌内部のケアが怠っているとゆらぎ肌の改善にはならないので、メイクはしてはいけないということではありませんが、メイクで隠す前にスキンケアを重視することを考えておきましょう。
またメイクアイテムもパーツごとに使用するアイテムはさまざまです。
ファンデーションによる負担を抑えるために保湿効果のあるファンデーションを選ぶことや、マスカラは洗顔時にゴシゴシ落とさないといけないアイテムを避けるなど肌に塗布するときの刺激だけでなく、洗顔時に摩擦を加えることなく落とせるアイテムを取り入れていきましょう。
あとはできるだけメイクをしている時間は短くしてあげましょう。仕事柄メイク時間は長くなってしまうという方はお休みの日日焼け止めだけにしておくなど、肌への普段をできるだけ抑えてください。
栄養素をしっかり摂ろう!
ゆらぎ肌ケアにはバランスのよい食生活が欠かせません。
• ビタミンB群
• ビタミンC
• ビタミンE
ビタミンBは豚肉や卵に豊富に含まれています。ビタミンC、ビタミンEは緑黄色野菜に豊富に含まれています。
毎日の食事を少し意識して取り入れる食材を変えていきましょう。
おすすめゆらぎ肌ケアグッズ
ゆらぎ肌ケアにもっとも重要なことは「スキンケアを徹底する」ことです。
ゆらぎ肌はバリア機能が低下しているので肌内部の状態も悪化しています。
まずはスキンケアで肌内部の状態を整えましょう。そこでおすすめのスキンケアグッズを厳選して2つ紹介します。
1位【CNP VITA-B ENERGY AMPULE ビタ セラム】
CNP VITA-B ENERGY AMPULE ビタ セラムは、桜エキスをたっぷり配合、高い保湿効果が期待でまきます。
外的刺激から肌を守り、潤いを与えてくれるゆるぎ肌にもおすすめのスキンケアアイテムです。
成分 | ナイアシンアミド、グリセリルグルコシド、グルタチオン、ヒアルロン酸Na |
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価格 | 2,970円〜(Amazon参考価格) |
2位【キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム】
キュレル 潤浸保湿フェイスクリームは乾燥性敏感肌でも安心して使用できるクリームです。
肌荒れやカサつき改善効果だけでなく、肌内部まで潤い成分を送り込んでくれます。
成分 | アラントイン*、精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、シクロジメチコン、スクワラン、トリシロキサン、ジメチコン、POE・ジメチコン共重合体、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ユーカリエキス、硫酸Mg、BG、イソステアリルグリセリルエーテル、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン *は「有効成分」無表示は「その他の成分」 |
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価格 | 2,363円〜(Amazon参考価格) |
まとめ
ゆらぎ肌は肌のバリア機能低下により肌トラブルとして発症します。
特に季節の中では春に現れやすい症状で、ケア不足が原因で症状は悪化してしまいます。
ゆらぎ肌対策に必要なことは原因を知ること、そして適切な対処法を取り入れることです。
ゆらぎ肌ケアに必要な日々の対処法を参考にゆらぎ肌を上手に解消していきましょう。