夏場の生ゴミの臭いがツライ!ゴミの臭い対策にはコレ!

夏場の生ゴミの臭いがツライ!ゴミの臭い対策にはコレ!

2022.06.21

夏場に困るものといえば、なんといっても生ゴミの臭い。これから本格的に夏になるにつれ、生ゴミの臭い問題に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。以前は外食ばかりでそれほど気にならなかった方も、おうち時間が増えた分、自炊や出前物などが増え、生ゴミの処理にお困りの方も増えているはず。他にも、お出掛けを取りやめ、その代わりに食材をたくさん使ったちょっと豪華なメニューを増やしたご家庭もよくみられますよね。その時は楽しくても、後々気になるのが、やはり生ゴミ。当たり前ですが、家で食べる日が多ければ多いほど、ゴミは増えます。加えて、夏といえば、家族や友人との集まりなど、イベントの多い季節。そこにはもちろん食事も生ゴミもついて回ります。夏場の暑さだけでもツライのに、ゴミの臭いのする中で料理をするのはさらにツライものです。そんな皆さんに、ぜひ知っていただきたい対策をご紹介します。

なぜゴミは臭いの?

なぜゴミは臭いの?

微生物

生ゴミが臭うのは様々な菌や微生物が原因ですが、その中でも主に「嫌気性微生物」による影響が大きいといわれています。この嫌気性微生物は、酸素がない空間を好んで繁殖していく微生物です。しかも、その栄養分となるのは生ゴミに特徴的な水分と、タンパク質や脂肪、炭水化物などの栄養分。生ゴミを含んだゴミは、嫌気性微生物が増殖するには格好の場所なのです。

水分と温度

生ゴミは元々水分が多いものもありますし、食材を洗ったり、三角コーナーに捨てられ、水道水などに晒されることで、さらに水分が豊富な環境になります。また、生ゴミはいずれも水っぽく、汁気のあるものばかりです。当たり前ですが、水分というのはどこへでも流れるものですから、ゴミ袋に穴など開いていれば、汁気がゴミ箱に付いたり、底にたまったりします。それを毎回拭き取らなければ、生ゴミから出た水分が発酵し、次に加わってくる生ゴミと合わさって、より強い臭いとなるのです。また全ての微生物は温度が高い方が繁殖しやすいことがわかっています。ですから気温の高い夏場の生ゴミは腐敗しやすく、従って臭くなりやすいのです。

ゴミ袋

大抵のご家庭では、生ゴミを中途半端な密閉状態にしてゴミ箱に捨てていませんでしょうか。あるいはどこかに穴が空いたりしていませんか。ぎゅうぎゅうの袋の中はオープンな空間よりも酸素が少なくなります。上記の通り、嫌気性微生物は酸素の少ない環境で、より活発な働きをします。その働きが臭いの原因となり、袋の隙間から漏れ出すことで、生ゴミを含んだゴミ袋はさらに臭くなるのです。

どんなゴミ対策があるの?

どんなゴミ対策があるの?

ゴミ箱を洗う

すでに生ゴミの臭いの染み付いたゴミ箱を使っているのであれば、まずそれを改善しましょう。換気扇をつけたお風呂場やベランダ、お庭などで洗うのがオススメです。必要なのは、塩素系漂白剤。これで臭いを元から退治します。まずはゴミ箱いっぱいにぬるま湯を入れます。そこに塩素系漂白剤を適量混ぜましょう。蓋やパッキンなどがあれば、ゴミ箱の中に入れてしまいます。つけ置き洗いのようなものですね。30分から1時間ほどしたら、漂白剤入りの水を捨て、よくすすいで、水分をしっかり拭き取ります。そして、半日ほど乾燥させます。ゴミ箱に汚れがこびりついて取れない場合は、新しいゴミ箱を買う方がいいでしょう

重曹をかける

自然派の方にオススメなのがこの方法。生ゴミに限らず、腐敗するものはどんどん酸性に傾いていきます。そこにアルカリ性の重曹をかけると、酸が中和され、臭いが薄くなります。生ゴミを捨てたらそこに重曹を振りかけるようにしてはいかがでしょうか。あるいは重曹水を作って、それをスプレーするのもいいですね。他にも、ゴミ袋の底に重曹を振りかけておくのも効果があるでしょう。重曹を使った方法は、特に夏場は十分に臭いがとれるわけではありませんが、アレルギーなどを気にされる方には安心です。

新聞紙を活用

新聞のインクには、臭いを取る効果があるといわれているのをご存知の方も多いでしょう。また、他の紙と比べて、新聞紙は吸水性が高いです。ですので、生ゴミの水分を新聞紙に吸わせて捨てるのはオススメです。あるいは、器用で時間に余裕のある方でしたら、新聞紙を折って、生ごみ専用の袋を作るのもいいですね。いくつかあストックしておけば、毎日使えます。とはいえ、昨今のご家庭では新聞を購読している方が減っているということもありますので、そういった場合はほかの方法を試してみてください。

おすすめ消臭グッズはこれ!

夏に向けた生ゴミの臭い対策方法をいくつか紹介しましたが、仕事に育児に自分時間に、と毎日忙しくしている方や、腐ったゴミの臭いなんか自分で処理したくない、毎日のことだから簡単な方がいい、という方には断然こちらがオススメ。便利なグッズでもう夏もゴミも怖くありません。

そのまま使えるニオイノンノ / 株式会社フローラ

そのまま使えるニオイノンノ臭い取り度◎
便利さ◎

臭いの微粒子を吸収し、脱臭するニオイノンノ。その凄さは、なんといってもその消臭力と除菌力。1吹きスプレーするだけで、生ゴミの臭いはもちろん、排水口や三角コーナーのぬめりまで取れてしまいます。急なお客様にも安心ですよね。生ゴミだけでなく、トイレの臭いやソファやカーテンにこびりついた家の臭い、ペットの臭い、掃除しにくい自動車の中にも使えるんです。その理由は、ニオイノンノが松や椿にカタバミなど、植物性100%の成分でできているから。最近気になるSDGsにもバッチリ対応しています。とにかく臭いの気になる夏に、家庭に一本は置いておきたい優れものです。

ニオイノンノ消臭液で瞬間消臭
ニオイノンノ消臭液で瞬間消臭

ルック キッチン用 生ゴミ消臭&防臭スプレー

ルック キッチン用 生ゴミ消臭&防臭スプレー臭い取り度◎
便利さ○

こちらは抗菌もしてくれる優れものの消臭スプレーです。お魚や野菜の臭い生ゴミに効果大です。主な使用成分はエタノール。抗菌効果が腐敗の進行を遅くしてくれるのも、オススメポイントです。スプレー後、エタノールの匂いもしますが、爽やかなミントの香りがそれを補ってくれます。主要成分がエタノールなので、肌が荒れやすい方は注意が必要ですが、手袋などをすれば大丈夫でしょう。

バイオ消臭剤はるかに効く!シリーズ「消臭家族 キッチン・生ゴミ専用」

バイオ消臭剤はるかに効く!シリーズ「消臭家族 キッチン・生ゴミ専用」

臭い取り度○
便利さ○

微生物の分解能力に注目し、開発された「消臭家族」。臭いにおいを分子破壊する「OST」という成分が消臭効果に使われています。また、臭いを分解する微生物をサポートする酵素も配合。臭いを消すスピードをアップさせています。さらに注目すべきは「消臭家族」が複数の微生物を含んでいること。「生ゴミ」とひとくくりにせず、それぞれのゴミに合った微生物が働きかけます。捨てたゴミがいずれかの微生物に合っていれば、臭いもどりが少ないのも特徴です。

まとめ

夏場はとにかく生ゴミの臭いにげんなりする季節です。きちんとゴミ箱に入れても、隙間から漏れ出すゴミの臭い。しかも一回でもごみ収集日に間に合わないと、さらに臭さが増してしまいます。ここまで夏の臭う生ゴミ対策をご紹介して来ましたが、ぜひ早めの対策をして、それでなくても暑くて不快な夏を、少しでも楽に乗り切れるといいいですね。

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