あなたは間違っていない?お風呂での安全なアロマオイルの使い方
2020.07.28
毎日の疲れを癒すバスタイム。
そこにリラックス効果抜群のアロマオイルを入れれば最強!とお風呂にアロマオイルを入れていませんか?
実はその使い方は間違っているかも。
アロマオイルの間違った使い方は肌にダメージを与えるおそれもあるので要注意!
そこでこの記事では、お風呂でのアロマオイルの間違った使い方と、アロマオイルを安全に楽しむ使い方を紹介します。
アロマオイルを正しく使えば、バスタイムはさらに安全かつ素敵で極上の癒し時間に早変わり。さらに、睡眠の質も疲れの取れ方も大きく変わることでしょう。
勘違いしてない?アロマオイルと精油の違い
アロマオイルのお風呂での間違った使い方の説明の前に、大前提として理解していただきたいことがあります。
それは精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルは別物ということ。
次に説明しますね。
アロマオイルと精油は別物
• 精油(エッセンシャルオイル) 花や果皮、種子などから抽出した100%天然素材のオイル。混ぜ物ナシ!
• アロマオイル 人工香料・アルコールなど他の人工的な化学物質がプラスされているオイル。混ぜ物アリ!
この2つを同じものと勘違いしている方も多く、その結果、使い方も混同してしまいがち。ネット等でも同じように紹介しているところもありますがそれは間違いです。
使い方の違い
アロマオイルと精油は似て非なるもの。その性質の違いから使い方も変わってきます。
例えば、アロマテラピーで使用されるのは、100%天然モノの精油(エッセンシャルオイル)だけで、アロマオイルは使用できません。
その分、精油(エッセンシャルオイル)は価格も高価ですが、安全性や効果もちゃんと確認されているので、正しく使えば肌に付けて使うのもO.K。だから、お風呂で使う場合も問題はありません。
一方、混ぜ物が入っているアロマオイルを肌に直接触れるような使い方をするのは問題。お部屋やトイレの芳香剤を直接体に付けるようなものです。そんな使い方はしませんよね。
精油に比べ、アロマオイルのほうが各段にリーズナブルで購入しやすいため、違いを知らないまま同じように使ってしまう方も多いです。
しかし、アロマオイルをお風呂で直接使うと肌トラブルを起こすおそれがあるので使い方には注意しましょう。
お風呂でのアロマオイルの間違った使い方
前述したように、アロマオイルをお風呂で使う場合、肌に直接触れるような形で用いる使い方はNGです。
具体的には、
• アロマオイルをお風呂に直接入れる
• アロマオイルをシャンプーやトリートメント、ボディソープに入れる
• アロマオイルで頭皮マッサージやボディマッサージを行う
精油(エッセンシャルオイル)とは異なり、人工的な化学物質が配合されている可能性があるアロマオイルは、シンプルに香りを楽しむ形でお風呂で活用しましょう。
アロマバス・アロマシャンプーなど直接肌に触れる使い方をするなら、100%天然成分で作られた精油(エッセンシャルオイル)を選ぶようにしてくださいね。
お風呂での安全なアロマオイルの使い方
直接肌につけられないアロマオイルは、別のものを活用してお風呂に広がる香りを楽しむ使い方がオススメです。
アロマライト・アロマポット
オススメは、お風呂でも使えるアロマライトやアロマポットです。
幻想的な光でお風呂をいつもと違った空間に演出してくれるアロマライト、熱によって香りを拡散させるアロマポットは、安いものなら1000円前後で購入できるお手軽グッズ。
お好きなアロマオイルを入れて、お風呂の窓や浴槽の縁に置くだけで、視覚的にも嗅覚的にも癒し効果抜群!
また、アロマキャンドルも香りとともに素敵な雰囲気づくりができるオススメアイテムです。
洗面器
精油以外のものが入っているアロマオイルは直接体に触れなければよいのですから、洗面器などお湯を張った容器に入れて香りを楽しむのもアリ。
香りがお風呂内に広がって、最高のリラックスタイムを演出してくれることでしょう。
ただし、アロマオイルを入れたお湯は使わずにそのまま捨ててくださいね。
+重曹で消臭芳香剤として
小さめの容器に重曹を入れ、アロマオイルを数滴ふりかけてお風呂に置く使い方もオススメです。
もともと重曹にはカビや雑菌を防ぐ効果や消臭効果があるので、バスルーム向きのアイテム。
そこにお気に入りのアロマオイルを数滴垂らせば、お風呂内で広がる良い香りを楽しめるとともにバスルームを衛生的に保てるなど一石二鳥以上の働きが期待できます。
使い終わったら、排水溝に振りかけておけばお風呂内の悪臭の発生の防止もできますよ。
まとめ
精油に比べてリーズナブルなアロマオイルは、正しい使い方を理解して入浴のシーンに上手に取り入れれば、経済的に華やかで癒し効果の高いバスタイムを演出してくれる強い味方となります。
様々な香りを楽しめるアロマオイルを気分や体調に合わせて使い分ければ、だれでも簡単にバスタイムを素晴らしいリラックスタイムにできることでしょう。
ぜひお試しください。