トマトジュースの美容効果は?メリット・デメリットも解説
2024.05.28
健康的なイメージのあるトマトジュースは、手軽に栄養を摂ることができ、美容効果も期待できると注目されています。
しかし、毎日飲み続けることでメリットもあればデメリットもあるのです。
今回は、トマトジュースで得られる美容効果について紹介します。
トマトジュースのメリット・デメリットも含めて解説するので参考にしてみてください。
トマトジュースの美容効果
トマトジュースには、あらゆる美容効果が期待できます。
しっかりと効果を把握した上で、飲みましょう。
抗酸化作用で年齢肌にうるおいを与える
トマトに含まれるリコピンは、抗酸化作用が期待できます。
抗酸化作用には、紫外線によるメラニンの生成を抑える効果が期待できるでしょう。
40代以降の肌は乾燥しやすく、弱いため、トマトジュースを飲みながら年齢肌にうるおいや健康をキープしてくれるのです。
リコピンの抗酸化作用は、同様の作用を持つビタミンEの100倍以上とも言われているほどなので、美容効果が期待できます。
肌の健康を維持するビタミンCが豊富
美白に効果が期待できるビタミンCが、トマトジュースには豊富に含まれています。
ビタミンCにはシミの元になるメラニン色素を抑える働きがあり、毛穴の黒ずみにも効果が期待できるので、肌のターンオーバーの乱れを改善する効果が期待できるでしょう。
β-カロテンで肌荒れ予防効果が期待
トマトに含まれているβ^カロテンは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
体内で必要な分だけビタミンAに変換されるため、肌荒れ予防効果が期待できるでしょう。
肌のハリに不可欠な栄養素で、肌のターンオーバーを助けてくれるため健康的な皮膚を常に作り続けるようサポートします。
シミやしわ、たるみなどに悩まされる年齢肌に効果的なアプローチを行うので、トマトジュースを効果的に飲むようにしてください。
美容目的でトマトジュースを飲むメリット・デメリット
トマトジュースは美味しいだけではなく、美容効果も期待できます。
美容目的でトマトジュースを飲むことは、多くのメリットがありますが一方でデメリットも存在しているのです。
どちらも理解し、自分の目的に合っているのか検討しましょう。
トマトジュースを飲むメリット
トマトジュースを飲むメリットは、以下のとおりです。
・効率よくリコピンを摂取できる
・食物繊維で便秘解消効果が期待
生のトマトを食べるよりも効率よくリコピンを摂取できるので、スムーズに栄養素の効果を実感できるでしょう。
そのまま食べるよりも、ジュースにしているトマトは完熟しているため、濃いトマトの栄養素を取り入れられます。
美容効果が期待できるリコピンの量は、1日あたり15〜20mgです。
トマトジュースの含有量はやく20〜40mgと1本飲むだけで、十分に必要量を摂れる点が魅力といえます。
また、水溶性食物繊維が含まれているので便秘解消効果も期待できるでしょう。
便秘解消は、美肌効果にもつながるため、トマトジュースを飲むことで体内リズムが正常になりやすいです。
トマトジュースを飲むデメリット
トマトジュースを飲むデメリットは、以下のとおりです。
・むくみの原因になる可能性
・体重増加の可能性
トマトジュースには、塩分が含まれているので他の食材との組み合わせをしっかりと考慮する必要があります。
もともと、むくみを解消するカリウムがトマトには豊富に含まれていますが、塩分の摂り過ぎはむくみを引き起こすため避けてください。
大量のトマトジュースを飲まずに、適量を意識しましょう。
また、糖質量が7〜15g程度あるため、トマトジュースをたくさん飲むことで体重増加につながる可能性もあるので注意しなくてはいけません。
トマトジュースを飲む際の注意点
健康や美容に良いからと、毎食お水のようにトマトジュースを飲むというのはおすすめできません。
以下では、トマトジュースを飲む際の注意点についてご紹介します。
糖質を確認
トマトジュースを含め、野菜ジュースだけに美容効果を求めて飲みすぎると糖質を摂り過ぎてしまう可能性があります。
ジュースという名前の通り、トマトジュースには果糖ブドウ糖液糖が含まれているケースも多いです。
あまり飲みすぎると美容効果を得るどころか、逆に太ってしまう可能性があるので注意しましょう。
水分補給と一緒にしない
お水やお茶と同様に、トマトジュースを水分補給のような感覚で飲むのはNGです。
あくまでトマトジュースは嗜好飲料なので、水分補給とは全く別に考えてください。
トマトジュースには、カリウムを多く含むため利尿作用が高く、普段よりも水分が余分に体外へ排出されてしまう可能性があります。
体内の水分量を保つためにも、水分補給はしっかりとお水やお茶などで補いましょう。
1日200mlを目安にする
トマトジュースを飲む場合、毎日飲むとしても1日200ml程度を目安にしてください。
たくさん飲むと、リコピンの1日摂取目安量の15〜20mgを超えてしまう可能性があります。
200ml以上飲んだとしても、すぐにリコピン摂取量を超えるわけではありませんが、毎日コツコツ続けることを意識した時に200ml程度が適量でしょう。
短期間にトマトジュースを大量に飲んでも劇的な効果は期待できないため、1日200mlを目安に飲んでみてください。
まとめ
今回はトマトジュースの美容効果について解説しました。
肌にハリを出したり、美肌効果がリコピンには期待できるので、飲み方に注意しながらケアしましょう。
今回の記事を参考にしていただきながら、トマトジュースの美容効果を実感して見てください。