手足だけが異常に冷たい!そんな時は冷え性改善ストレッチをやってみて
2020.12.01
手足が冷えて辛いという悩みをお持ちの方は少なくありません。
手足が冷える=冷え性は、女性だけでなく男性にも実は多い症状。
それは、冷え性の原因が、普段の生活にあるからです。
そこで、ここでは、冷え性の3つの原因と手足が冷える冷え性を簡単に改善できる手軽なストレッチを解説します。
手足の冷えに悩まされない体は、他の病気を予防できる体でもあります。
手足の冷えを改善して健康的な体を手に入れて、どんな季節も快適に過ごしましょう。
手足が冷える冷え性の3つの原因
まず、手足だけが冷える冷え性の原因について解説します。
1. 手足が冷える冷え性の原因その1:血行不良
2. 手足が冷える冷え性の原因その2:筋肉量不足
3. 手足が冷える冷え性の原因その3:ストレス
心当たりがある方は要注意!
冷え性の改善は、冷えを感じた時に温めるだけでは不十分です。
根本原因を知り、そこから改善していきましょう。
次に1つずつ解説しますね。
手足が冷える冷え性の原因その1:血行不良
手足が冷える冷え性の原因の1つ目は血行不良です。
心臓から流れてきた温かい血液が末端部分の毛細血管に十分に届かず、血管が収縮して冷えてしまうことでおきます。
血行不良は、日ごろの栄養バランスの偏った食事、寝不足や運動不足や水分不足などの生活習慣が大きく関わっています。
血行不良が怖いのは、手足の冷えなどの冷え性になりやすいだけではありません。
血行不良により、十分な血液循環ができていないと次第に血管も硬くなり、さらにスムーズに血液が流れにくくなるという悪循環も発生させます。
それが、脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる病気につながることもあります。
手足が冷える冷え性の原因その2:筋肉量不足
手足が冷える冷え性は、筋肉量不足も原因の一つです。
特に足の指先が冷えてしまうという方は、第二の心臓と言われるふくらはぎの筋肉が衰えていることが少なくありません。
心臓から出たあたたかな血液は、下半身に流れます。
その血液を、足先から重力に逆らって心臓まで戻すために重要な働きをするのがふくらはぎです。
筋肉量不足によりふくらはぎの持つミルキングアクション(血液の循環機能)がスムーズに働かなくなると、下半身の末端まで行った血液を心臓に戻す働きが鈍くなりがち。
その結果、冷え性になってしまいます。
手足が冷える冷え性の原因その3:ストレス
意外に思われるかもしれませんが、ストレスや極度の緊張も手足が冷える冷え性を引き起こす原因の一つです。
精神的なプレッシャーを受けると、血管を収縮させる交感神経が刺激され、血管が細く硬くなってしまいます。
ただでさえ血流が悪い部分であるのに、ストレスでさらに状況が悪化して冷え症になってしまうのです。
また、女性の場合、更年期や生理前後など女性ホルモンの分泌の乱れが起こると、同様に血行が悪化することがあります。
手足の冷えに悩む方必見!すぐにできる冷え性改善ストレッチ
手足の冷えは、温かい血液が十分に届かないのが原因です。
そのため、末端部分にスムーズに血液を届けて冷え性を改善するストレッチを行いましょう。
1. 手足の冷え症改善ストレッチその1:指先ぐーぱーストレッチ
2. 手足の冷え症改善ストレッチその2:つま先立ちストレッチ
3. 手足の冷え症改善ストレッチその3:寝る前ぶらぶらストレッチ
手足の冷え症改善ストレッチその1:指先ぐーぱーストレッチ
手足の冷え症を改善する1つ目のストレッチは、指先ぐーぱーストレッチです。
指先は、血行が悪くなりやすい部分。
意識的に動かすことで筋肉や血管を刺激し、血液の流れがスムーズになるようサポートすることができます。
手足の指先のストレッチとして効果的なのが、指先ぐーぱーストレッチです。
ぐーぱーストレッチは、手の指・足の指を、ギュッと握った後、ぱっと開くとっても簡単なストレッチです。
ギュッと力の限り握り、開く時は可能な限り大きく左右に開くのがコツ。
ぐーぱーストレッチと合わせて、指先をもむなど直接的な刺激を与えるのも効果的です。
手足の冷え症改善ストレッチその2:つま先立ちストレッチ
手足の冷え症を改善する2つ目のストレッチは、ミルキングアクションを活性化するためにはふくらはぎの筋肉を鍛えるストレッチが効果的です。
ふくらはぎの筋肉を動かし、筋肉量不足を改善するのはとっても簡単!
それは『つま先立ち』です。
立った状態で、かかとを上げ下げするだけなので、時間がない方も何かの作業をしながらでも手軽にできますね。
このストレッチを行う時の注意点がこちら。
• かかとを下す時に床につかないようにする
• バランスが崩れそうなら壁に手をついてサポートしながら行う
デスクワークが多い方は、仕事中にもこのストレッチを行うとさらに効果的です。
椅子に座りながら、かかとを床に付けないように意識しながら、つま先立ちのストレッチを行いましょう。
その際、靴を脱いで、足指をぐっと握った後ぱっと開く「ぐーぱー動作」も取り入れるのがオススメ。
手足の冷え症改善ストレッチその3:寝る前ストレッチ
手足の冷え症を改善する3つ目のストレッチは、寝る前の冷え性改善のストレッチです。
この方法もとっても簡単!
寝た状態のまま両手・両足が直角になるように天井に向けてゆっくり伸ばし、まっすぐ伸ばしたまま手の指・足の指を「ぐーぱー動作」で動かします。
これだけのストレッチで、手先や足元に溜まった血液が心臓へ戻る流れをサポートし、冷え性を改善することができます。
寝る前に行うことで、ほどよく体が温まり、手足が冷えて眠れない事態を防ぐことができて一石二鳥です。
まとめ
冷え性は、簡単なストレッチを行うだけで簡単に改善することができます。
今回紹介したストレッチは、テレビを見ながら・仕事をしながらなど「~ながら」できる手軽なものばかりなので、普段から意識して行い、冷え性を改善するようようにしましょう。
刺激をし続ければ毛細血管の質も改善され、温かい血液が流れやすくなります。
ストレッチと合わせて、栄養バランスの取れた食事や規則正しい生活・運動など生活全般を改善すると、手足の冷えだけでなく、恐ろしい病気の不安も解消できますよ。
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