白髪が増えてしまうのはなぜ?美しい髪に戻すシャンプーの使い方とは
2022.05.31
1本見つけるとどんどん増えてくる気がしてしまう白髪は、女性の大敵。
加齢とともに黒くツヤのある髪の毛が白くなってくると気分も落ち込んでしまいますよね。
実は、白髪は普段の生活の見直しやシャンプーの仕方で改善できます。
この記事では、白髪の原因から改善方法までをご紹介します。
歳をとると白髪が増えるのはなぜ?
白髪は老化現象の一つで、人によってその進行スピードは変わりますが、30〜40代から増え始めるといわれています。中には、20代でも白髪があるという方がいて必ずしも老化だけが原因ではありません。では、なぜ白髪は増えてしまうのでしょうか?
加齢によってメラニン色素の生成機能が低下する
髪の毛は、細胞の中では色がついていない白髪の状態です。髪の毛が成長する際にメラニン色素という色素が毛根の中で髪の毛に沈着することによって黒髪として伸びていきます。いわば、人間の髪の毛は最初は白髪の状態で、メラニン色素というセルフカラーリングのような機能によって、黒髪に保たれているのです。しかし、メラニン色素を作り出している細胞の生産機能が低下すると、髪の毛を着色することができないため、白髪のまま成長してしまいます。
紫外線による白髪
髪の毛は、紫外線の影響も受けやすく、頭皮が紫外線によって刺激を受けることによって、活性酸素という組織を作り出します。活性酸素は、免疫力をつけるために必要な酸素ですが、活性酸素が体の中に増え過ぎてしまうと、体の細胞をサビつかせてしまうという特性があります。そのため、毛根の細胞やメラニン色素を作り出す細胞を錆びつかせてしまい、白髪の原因となります。
精神的ストレスによる白髪
ストレスを溜め込み過ぎてしまうと、自律神経のバランスが乱れて血流を悪化させてしまいます。血流が悪くなることで、黒い髪の毛を作るための十分なエネルギーを取り込むことができず、白髪の原因となります。
また、ストレスを抱えていると、交感神経を過剰に刺激し過ぎてしまい、皮脂の分泌を加速させるという性質があります。皮脂を放置しておくと、段々と酸化して過酸化脂質という物質になります。この物質は、毛穴につまりやすく洗い流しにくいため、余計な物質が溜まりメラニン色素を作り出すことが難しくなってしまいます。
白髪ケアの方法とは?
白髪ケアの方法は、後にご紹介するシャンプーの見直しの他に、ライフスタイルを改善させることも十分に効果的です。ストレスの原因となる生活習慣の乱れを見直すことが、白髪ケアにも繋がります。食生活や睡眠、血流環境などの健康状態をチェックしましょう。
食事の栄養バランスを整える
髪の毛は、私たちが摂取した食べ物から栄養をとっているので、食事の栄養バランスを整えることは白髪ケアに必要です。代表的なものは、わかめや昆布などの海藻類が推奨されていますが、メラニン色素を作り出すために必要な「チロシン」という栄養素をとることも効果的です。チロシンは、チーズなどの乳製品や、アボカド、ナッツ類に多く含まれています。
白髪ケアと同時に髪の毛の質を改善したいという方はローズマリーを食事に取り入れることもオススメです。ローズマリーには、血行促進作用があるため他の食料で取り入れた栄養素を頭皮まで運ぶサポートをしてくれます。
血流環境を良くする
ストレスが溜まり、十分な睡眠が取れない多忙な日々を送っていると、どうしても血流が悪くなってしまいがちです。血流環境を改善するために、こまめに水分をとり、ストレッチや適度な運動を取り入れると効果的です。
また、入浴時にはシャンプーの前に1度肩まで湯船に浸かり、しっかりと体を温めてからシャンプーをすることで血行が良くなり毛穴が開くので、汚れを落としやすくなります。
正しいシャンプーの仕方をご紹介
皆さんは、とにかく汚れが取れれば良いからとゴシゴシ洗って終わり・・・というシャンプーの仕方をしていませんか?実は、白髪ケアにおいて最も重要なポイントはシャンプーです。正しいシャンプーの仕方を確認し、頭皮をスッキリさせながら白髪も予防しましょう。
手順1:ブラッシング
シャンプーケアは、入浴前から始まります。シャンプー前にブラッシングをすることで1日の生活の中で付着したゴミや埃、フケなどを軽く落とします。また、髪の毛をまっすぐにとかすことで、髪の毛が絡まることを防ぎ、髪の毛が痛むのを防ぎます。
手順2:湯シャンを行う
実は、頭皮の汚れの約8割は、お湯だけでも十分に落とせると言われています。シャンプーをしっかり泡立たせるためにも3〜4分ほどお湯で髪の毛を洗いましょう。お湯の温度は38〜40℃で、熱すぎない程度の温度を目安にしましょう。
湯シャン時に頭皮のマッサージを行うと血行が良くなり、毛穴が開くため効果的です。指の腹で優しくぐるぐると円を描くようにマッサージをしましょう。
手順3:シャンプーをしっかりと泡立てて頭皮を洗う
シャンプーをしっかりと泡立てないまま頭皮につけてしまうと、十分に洗い流せない場合があるため、シャンプーは泡立てて使用しましょう。ゴシゴシと強めに洗うのではなく、泡で優しく頭皮を中心に洗っていきます。この時、洗い残しがないように、指をジグザグと動かすことを意識しましょう。
手順4:しっかりと洗い流す
白髪ケアのためのシャンプーの工程のなかで一番重要なのは、シャンプー剤を洗い流すことです。シャンプーが頭皮に付着したままの状態だと、毛穴に詰まってしまい、頭皮の匂いの原因となり、皮脂が詰まって栄養が行き渡らなくなってしまいます。じっくりと時間をかけて、洗い残しが無いように心がけましょう。
白髪ケアには頭皮に優しいシャンプーを利用する
白髪が気になる方は、頭皮を刺激せず、栄養を直接与えるシャンプーを使うことも心がけましょう。市販のシャンプーは、洗浄力が必要以上に強過ぎてしまい、髪の毛や頭皮が傷ついてしまうことがあります。
100%天然由来成分配合の夢見るシャンプー
株式会社フローラが展開する天然由来成分100%の森のキラメキ夢見るシャンプーは、植物エキスを使って髪本来の力を引き出すサポートを行ってくれます。保湿効果のあるスギ・乾燥を防ぐオオバコ・頭皮環境を整え雑菌の繁殖を防ぐヒノキのエキスを使用し、髪のメンテナンスを行うシャンプーです。
化学物質を使用せず髪の毛を刺激から避けてかゆみを抑え、髪の毛本来の健康的なツヤのある髪の毛に導いてくれるため、リンス・コンディショナーが不要で赤ちゃんから大人まで家族みんなで使えることがポイントです。
まとめ
白髪の原因は、メラニン色素を作り出す細胞の生産機能の低下が原因です。加齢の他に、ストレス・食生活の乱れ・紫外線が白髪ができるのを促進させてしまいます。そのため、食事のバランスを整えて血行を良くして頭皮の環境を整えましょう。髪の毛は傷つきやすいため、なるべく優しく洗い残しがないようにシャンプーを行うことで白髪を防ぐことができます。健康な黒々とした髪の毛を取り戻し、自信に満ち溢れた毎日を過ごしましょう。