【シャンプーの香り】天然香料と合成香料の違いとは?
2021.09.21
シャンプーを選ぶとき、成分や使用感で選ぶ場合もありますが、多くの人は好きな香りも重要視して選ぶのではないでしょうか?
香りが好みだと、髪を洗った後もとてもいい気持ちになりますよね。
街ですれ違った人から、ふわっと香るいい匂いが、シャンプーの香りだったと言う経験もよくあります。
そんな、ジャンプー選びに重要な「香り」ですが、実は「天然香料」と「合成香料」があるのをご存知ですか?気にしてシャンプーを選ぶ方はどれくらいいるのでしょうか?
そこで今回は「天然香料と合成香料の違い」を解説していきます。
お読みいただくことで、好きなシャンプーの香りを楽しみつつ、髪や地肌を健康に保つ良いシャンプーを見つけることができるはずです!
それでは早速ご紹介していきましょう。
天然香料と合成香料の違い
シャンプーの香りが天然か合成か?まで気にして購入している方は意外に少ないものです。
しかし、口から食べる物や飲むものは成分を気にするのに、毎日頭皮から吸収されるシャンプーの成分を気にしないのはおかしいですよね?
毎日おこなうシャンプーは、頭皮から成分が吸収され、確実に私たちの体に影響しています。
良い影響であれば体質改善やリラックス効果が期待でき、悪い影響であればアレルギー体質に変化してしまいます。
そこで今回は、シャンプーの香りの種類「天然香料」と「合成香料」について下記で解説していきます。
天然香料とは?
天然香料とは、植物エキスやアロマ精油などを原料にした自然界に実在する香りのことです。抽出できる量が限られており、天然香料入りシャンプーやアロマは他より高価な値段で販売されています。
私たちの周りに存在する天然香料の種類は以下の通りです。
・ 花…ローズ・ジャスミン・キンモクセイ
・ 花蕾…カシス
・ 全草…ペパーミント・ローズマリー・シソ・セージ
・ 葉…ローレル・ユーカリ
・ 樹皮…シナモン
・ 根茎…ジンジャー・ターメリック
・ 果実…オレンジ・レモン・ライム・グレープフルーツ・バニラ
・ 種子…ナツメグ・マスタード
このような天然香料があります。主に天然アロマとして知っている方も多いでしょう。
また、ローズマリーやシナモン、ナツメグなどは料理を作る際に、多くの方が取り入れています。
天然香料の香りは、ほのかに香るものがほとんどです。強い香りではありませんが、品を感じさせ、人をリラックスさせてくれます。
合成香料とは?
合成香料とは、石油や石炭などから抽出したものを原材料とし、人口的に作られた香りのことです。自然界には元々存在しない香りで、合成単品香料「アロマケミカル」とも呼ばれています。
また、合成香料にも大きく分けて2種類あり、
・ 単離香料…精油などの天然物から蒸留法や晶析法、化学処理法などで取り出したもの。
・ 合成香料…石油化学工業やパルプ工業などから安価で大量に取れる基礎的科学製品から合成したもの。
これらに分けられます。
私たちの周りには、合成香料の製品が多く販売されており、香水やトイレの芳香剤などにもよく使用されています。香りがある製品で安価な物のほとんどは、合成香料と考えて良いでしょう。
メリットとデメリット
それでは、それぞれのメリット・ デメリットをご紹介していきます。
天然香料 | 合成香料 | |
---|---|---|
メリット |
・気持ちを落ち着かせてくれる ・体の機能を高めてくれる ・ホルモンバランスを整える ・抗菌、防虫、消臭、脱臭など |
・値段が安い ・大量生産できる ・香りが強い ・香りの持続時間が長い |
デメリット |
・値段が高い ・抽出できる量が限られている ・香りが弱い |
・化学物質が体に吸収される ・アレルギー体質になる可能性 ・免疫力 ・体温低下のリスク ・頭痛など健康面への悪影響 |
このように、どちらもメリットやデメリットがあります。
特に、合成香料を使用したシャンプーは毎日頭皮から吸収されるものです。
確かに安価で、香りも良く、手頃に手に入りますが、上記のようなデメリットがあることを知っておかなければ大変なことになりかねません。
まだ体が未熟な乳幼児や子供に使用する際は、合成香料を使用することでアレルギー体質を引き起こす可能性もあります。成分表をよく読み、安心して使用できるものを選びましょう。
シャンプーの香りを長持ちさせる方法
せっかく香りの良いシャンプーを選んでも、すぐに香りが消えてしまっては悲しいですよね。そこで、シャンプーの香りを長く持続させるための方法をご紹介していきます。
〈シャンプーの香りを長持ちさせる方法〉
⒈正しい方法でシャンプーをしよう
⒉シャンプーとトリートメントは同じブランドを選ぼう
⒊頭皮を清潔に保ってくれるシャンプーを選ぼう
⒋正しい方法でドライヤーをかけよう
それでは下記で詳しくご説明していきます。
正しい方法でシャンプーをしよう
まずは、正しいシャンプー使用方法で頭皮や髪を清潔にしましょう。
〈正しいシャンプー方法〉
・ シャンプー前に髪と頭皮をお湯で3分ほどすすぐ
・ 手のひらでシャンプーを泡立ててから頭皮につける
・ 頭皮を優しくマッサージするように洗う
・ 水気を切る
・ 毛先にトリートメントをつける
・ シャンプーやトリートメントが残らないようにしっかりとすすぐ
以上が正しいシャンプーの方法です。
急いで終わらせようと、激しく洗うのは頭皮にも髪にも良くありません。髪が絡まないように丁寧に優しく洗いましょう。
シャンプーとトリートメントは同じブランドを選ぼう
基本的に、シャンプーとトリートメント(コンディショナー)は同じ会社で生産した物を選びましょう。
なぜなら、保湿成分や補修する成分が同じである方がより高い効果が得られるからです。またシャンプーとトリートメントの香りがバラバラだと香りがケンカしてしまいます。強い香りを長続きさせるためにも、同じブランドの物を使いましょう。
頭皮を清潔に保ってくれるシャンプーを選ぼう
シャンプーの香りを持続させるためには、頭皮を清潔にしておくことが大切です。
髪を洗う第一の目的は、実は頭皮の皮脂や汚れを落とすことでもあります。シャンプーの洗い残しや、汚れは頭皮トラブルや嫌な匂いの原因にもなります。頭皮環境を整え、静菌効果のあるシャンプーを選びましょう。
正しい方法でドライヤーをかけよう
髪を洗った後は、ほとんどの方はドライヤーで乾かします。しかし中には自然乾燥が習慣化している方もいるでしょう。
髪が濡れている状態のままでいると、せっかく好きな香りのシャンプーを使用しても、生乾きの嫌な匂いに変わってしまうかもしれません。
また、自然乾燥は地肌がよく乾かない状態が続き、衛生的にも良くありません。しっかりと正しい方法でシャンプー後は乾かしましょう。
〈正しいドライヤー方法〉
・ シャンプー後はタオルでしっかり髪や頭皮の水気をとる
・ ドライヤーをかける順番は、前髪の根元、全体の根元、毛先の順にかける。
・ 前髪は癖がつきやすいので先に乾かしセットする。
・ ドライヤーは20cm程度離して温風を当てる
・ 最初は強温風、8割乾いたら弱温風でセットする
・ 最後は冷風で締める
天然香料のおすすめシャンプー5選
シャンプーを安心して使用するのであれば、おすすめは合成香料の入っていない「天然由来成分のシャンプー」です。
以下で、天然成分由来で香の良いおすすめシャンプーを5つご紹介していきます。
夢見るシャンプー
夢見るシャンプーは、天然由来100%で赤ちゃんからお年寄りまで、どの年代の方が使用しても安心なシャンプーです。
天然植物エキスが髪本来の力を引き出し、ツヤと潤いを与えます。頭皮環境も整え、髪のトラブルや嫌な匂いも防止してくれます。
ヒノキエキスに含まれる、森林浴で感じる安らぎ成分「フィトンチッド」は通称「森林の香り」と言い、森林の中に足を踏み入れた時のような清涼で爽やかな香りが髪をまといます。強い香りではありませんが、ふわっと香る癒しの香りに包まれて一日を過ごすことができシャンプーです。
300ml 3,900円
ダイアンボヌール・ シャンプー
ダイアンボヌールシャンプーは、天然由来98%で、きしまない潤いある艶髪にしてくれるシャンプーです。
このシャンプーはなんと言っても、洗髪後の芳醇な香りがとてもいい!摘みたてのローズを身に纏っているような贅沢な仕上がりにしてくれます。シャンプーボトルも女性好みで可愛いのも人気の理由です。
500ml 3,080円
オプティミスティック・ オーガニクスシャンプー
オプティミスティックシャンプーは、100%天然由来で泡立ちも良く、洗い上がりもまとまりある仕上がりが定評です。
洗髪後のフローラルな香も、心地よくクセになること間違いなし。しっかり頭皮環境も整えて、フケや痒みも抑えてくれます。
パッケージも上品で、バスルームにあると空間が華やかになります。
500ml 3,564円
シンスボーテ・ オーガニックシャンプー
シンスボーテ・ オーガニックシャンプーは、100%天然由来成分で、濃密モチモチ泡が頭皮汚れもスッキリクレンジングしてくれます。
毛髪補修成分や頭皮を健やかに整える成分も配合されており、根元からふっくらとボリュームアップしてくれるのも魅力の一つです。
天然アロマ「ゼラニウム」の香もリラックスでき、髪を洗った後も一日中、華やかな香りに包まれます。
400ml 3,960円
ビオリスボタニカルシャンプー
ビオリスボタニカルシャンプーは、100%天然由来成分で、ぱさつく広がる髪も、しっかり潤いまとまりを与えるシャンプーです。
6種類のエッセンシャルオイル(カモミール・ クラリセージ・ ゼラニウム・ レモン・ オレンジ・ コニャック)にピーチとアップルをブレンドしたフルーティフローラルな香りが贅沢!一日中素敵な香りに包まれます。
480ml 924円
まとめ
それでは今回は「【シャンプーの香り】天然香料と合成香料の違いとは?」ということでご紹介してきました。
毎日使うシャンプーの香りは、自身が好きな香りを選びたいですよね。そして、香りだけではなく、体に良い効果をもたらしてくれる成分入りなら尚よしです!
今回ご紹介した「天然香料と合成香料の違い」を今後のシャンプー選びに役立てていただければ幸いです。