白湯の嬉しい効果!正しい飲み方・作り方。
2019.01.29
お水を沸騰させるだけで誰でも簡単・手軽に作れる「白湯」。
その効果は、冷え症改善・毎日の便秘対策・基礎代謝を上げる・内臓機能のアップなど体に嬉しいこと尽くしです。著名人やモデルにも実践者が多く、気になっている!私もう実践してるし!という方も多いのでは?
ただし、ここが肝心!その飲み方、100%正しい方法でしょうか?
あなたの目的にあった飲み方になっているでしょうか?
ここでは、「白湯の飲み方」に的を当てて解説して行きたいと思います。
白湯の正しい・美味しい作り方
使用する水について
白湯に使用する水は、水道水・ミネラルウォーターどちらでもOK!
水道水を使用する場合カルキや塩素などの不純物を取り除くため、煮沸時間が長くなりますが、不純物の取り除かれたミネラルウォーターであれば煮沸時間を短縮することができます。
成分から考えると、熱でミネラル成分が崩れることはないためミネラルウォーターの方が体に良さそうですね。
軟水・硬水の種類については、柔らかく胃腸に負担をかけにくい軟水の方が適しています。
個人的には、まろやかな味わいになるミネラルウォーターが好きですね。
白湯の作り方
【水道水の場合】
・やかんに水道水を入れて強火で加熱する
・沸騰したら、やかんのフタを取り、強火のまま加熱し、湯気が上がるようにする
・泡がブクブク立ってきたら、弱火にして、さらに15分ほど沸騰させ続ける(塩素やトリハロメタンなどのムダな成分を省くため)
・50℃ぐらいになるまで冷ます
【ミネラルウォーターの場合】
・やかんにミネラルウォーターを入れて50℃ぐらいになるまで加熱する
アーユルヴェーダに基づく白湯作りでは火を使うことが大切
白湯は電気ポットやレンジでも作れます。
ですが、アーユルヴェーダによる白湯の作り方の基本は、火でお水を沸騰させて冷ますことです。
電気ポットや電子レンジなどの電化製品では火によるパワーは注入できません。
白湯の効果を高めるためにも、スピリチュアルな意味でも、少し手間ではありますが、火にあてて沸騰させる過程を大切にしたいですね。
※アーユルヴェーダって?
西洋医学の代替手段として世界保険機構(WHO)からの認定を受け、予防医学として広く知られています。
私達の体の中にあるエネルギー、「風」「火」「土」をバランス良く働かせることで心と体のバランス維持に役立つと考えられています。
白湯の基本的な飲み方
飲む温度
体に負担を掛けず内臓をじっくり温められる50~60度が丁度良いと言われています。
飲む量
白湯には内臓を温めて機能を上げる効果があります。
そのため飲み過ぎてしまうと利尿作用が活発になってトイレが必要以上に近くなったり、体に必要な栄養素まで排出したりなんてことにも。
1日800mlを上限に設定してみましょう。
いちいち作るのも面倒なので、朝800ml程度の白湯を作って保温ポット・魔法瓶などに入れておくと便利ですよ♪
150~200mlに分けて1日の中で適宜取り入れて効果をあげていきましょう!
飲むタイミング
朝・昼・午後・夜のタイミングで200mlずつ飲むと丁度良いです。
少量ずつ分けて飲む
湯の飲み方を知らずに飲んでいた時に「なんだか顔が浮腫みやすくなった気がする」と感じていました。
実は、飲み方に問題があったことが判明!
一気に水を摂ると、細胞から水分が溢れだしてむくみの原因になるのだそうです…。
5~10分ほどじっくりと味わいながら、温かさを感じながら啜るようにして飲むのがベスト。
内臓もじっくり温められて代謝アップの効果に繋がります。
食前のタイミングで飲む
食事30分前のタイミングで飲むことで食べ過ぎの予防になります。
また胃腸が温まるので消化・吸収効率を上げてエネルギー効率の良い体を作る上でもとても良いのです。
食後に飲んでしまうと、消化酵素を薄めてしまい消化の邪魔をしてしまうので、食前30分前か、食後であれば30分経過してからだと安心です。
ダイエットに効果的な白湯の飲み方
生姜やスパイスとの組み合わせがオススメです。
生姜は体を温めてくれる効果があるので、冷えによる代謝低下が気になっている方に一押し!
シナモンや唐辛子、黒コショウ、クミンなどのスパイスは脂肪燃焼を促してくれます。
ちなみに私はシナモン×生姜×レモンの組み合わせがお気に入り♪
運動による脂肪燃焼効率を上げるなら運動前に。
食欲を抑えたいのであれば、食前30分前のタイミングで白湯を取り入れてみてください。
便秘に効果的な白湯の飲み方
白湯×オリーブオイルの組み合わせがオススメです。
私の住む場所では、便秘になったらオリーブオイルをそのままスプーン1杯摂ると良いと言われていて、実際に試したところスルンッでした。
ただでさえ便秘解消に良い白湯にオリーブオイルを加えたらまさに鬼に金棒です!
排泄の時間と言われる朝に忘れずに飲めば、蠕動運動を活発にして、すっきりをさらに応援してくれる効果があります。
美肌に効果的な白湯の飲み方
ココア・レモン・はちみつなどを組み合わせた白湯がおすすめです。
ココアにはポリフェノール、レモンには美肌に欠かせないビタミンC、天然のはちみつには数十のビタミン・ミネラル・酵素・ポリフェノールが含まれています。
白湯の飲み方に関するQ&A コーナー
Q:1度冷えた白湯はもう効果がない?
冷めてしまえば内臓を温めると言った効果はなくなります。
冷えてしまったものは白湯ではなくなるので要注意です。
Q:冷えた白湯を温め直せば大丈夫?
「冷えたなら温め直せば良いのでは?」
実は、それもNGだったのです…!
アーユルヴェーダの位置から説明すると、火にあてて正しく作られた白湯は、風・火・水の調和がとれた状態です。
それが一旦冷めた状態になり、そこにまた火を加えることは、この調和を乱してしまうと考えられるのですね。
温度の問題ではなく、アーユルヴェーダの視点で見るとダメということになります。
Q:白湯+ダイエットスムージーや酵素ドリンクと併せてもOK?
白湯の温度は50~60度。
結構アツイです。
ダイエットスムージーに含まれる成分にもよりますが、とくに酵素などは熱に弱いため白湯に混ぜるとせっかくの栄養素を壊してしまう可能性があります。
ダイエットスムージーや酵素ドリンクとは別にして摂取した方が効果的で良いでしょう。
まとめ
白湯は誰でも簡単にそれも低コストで取り入れられます。
それも体に負担をかけずに、体本来の持つ機能をサポートして高めて上げる方法なのでリスクがありません。
これを試さない手があるでしょうか?
水の飲み方を変えるだけで体が変わる!そんな体験をあなたもしてみませんか?
ぜひ試してみて下さいね。