もはや現代病?パソコンなどによる疲れ目に、おすすめグッズ5選!
2020.08.11
今や仕事でもプライベートでも欠かせなくなったパソコンやスマートフォン。
便利で役立つ反面、集中して画面を凝視し続けることで様々な目の不調を感じていませんか?
目がぼやける・目の奥が痛む・涙が止まらない…これらの症状は、パソコンやスマホの使い過ぎによる疲れが原因。
そこで、ここでは疲れ目の症状と3つの原因、疲れ目解消におすすめのグッズ5選を紹介します。
目の不調はイライラなどのストレスや集中力低下だけでなく、肩こりや頭痛などの弊害も引き起こしてしまう厄介なものなので、原因の解消と便利グッズで目の健康を取り戻しましょう。
こんな症状があったら要注意!疲れ目の症状
疲れ目のオススメグッズの紹介の前に、日常生活で次のような困った症状はありませんか?
• 目がかすむ(ピント合わせがスムーズにできない)
• 目がコロコロする(異物感がある)
• 目がチカチカする
• まぶたが重い
• まぶたが痙攣する
• 涙が勝手に出てくる
• 画面を見ていると眠気を感じる
• 目が赤くなる
• 目の奥が痛む
心あたりがあれば要注意!これらはすべて疲れ目の症状です。
自分で疲れ目と気付かないまま放置すると、目の症状だけでなく、頭痛や肩こりやめまいや嘔吐などの全身症状まであらわれるおそれもあります。
寝てもこれらの症状が改善しない場合は、疲れ目と判断して良いでしょう。
あなたはどのタイプ?疲れ目の原因3つ
パソコン等で目を酷使することで起こる疲れ目には3つのタイプがあります。
自分がどれに当てはまるかチェックしましょう。
ドライアイ
集中するあまりにまばたきの回数が減り、目の表面が乾いてしまうドライアイが疲れ目の原因というタイプです。
まばたきの回数が減ると、目を潤す涙が表面部分にいきわたらなくなり、角膜が乾燥して傷つきやすくなります。角膜が傷つくとさらに見え辛くなり、目を凝らして画面を見るのでさらにまばたきの回数が減少…という悪いサイクルが生まれ、どんどん悪化してしまうことに。
また、ドライアイで見え辛くなり、目を凝らすことで目の筋肉を必要以上に使うことになり、眼精疲労を併発することも少なくありません。
ドライアイは、年齢に関係なく、パソコンやスマホ、ゲームを頻繁に利用する方に起こります。
ドライアイによる疲れ目の改善には、意識的にまばたきをすること、そして時間を区切るようにすることが効果的です。
眼精疲労
疲れ目のもう1つの原因は、眼精疲労です。
人は、ものを見る時に目の中の水晶体(レンズ部分)の厚みの調節でピントを合わせていますが、そのピント調整を司っている毛様体筋が疲労することで眼精疲労が起こります。
普段、近くを見たり遠くを見たりと適度に毛様体筋を使うことでスムーズな視界を確保しています。
が、じっと同じ距離でパソコンやスマホなどの画面を長時間見続けることで毛様体筋がコリかたまってしまい、衰え、視界のぼやけや目の奥の痛みや視力低下などのトラブルを起こしやすくなるのです。
眼精疲労も、モニター画面などをじっと見ることが多い方に年齢関係なく起こります。
眼精疲労による疲れ目の改善には、画面との距離をとること、正しい姿勢をすること、そして時々は目を離して遠くを見るなど毛様体筋に負荷をかけすぎないようにすることが効果的です。
眼鏡やコンタクトが合わない
ドライアイや眼精疲労のほかに、視力が悪い方はお使いの眼鏡やコンタクトが合っていないことも考えられます。
知らない間に視力が低下していたりすると、現在使っている眼鏡やコンタクトでは間に合わなくなり、無理にピントを合わせようと目に負担がかかって疲れ目になるというもの。
眼鏡やコンタクトをお使いの方は、疲れ目を防ぐために、定期的に眼科で視力検査を受けるようにしましょう。
疲れ目解消におすすめのグッズ
原因に合わせた疲れ目対策とともに活用したいのが、疲れ目改善に便利で役立つグッズです。
ホットタオル・ホットアイマスク
疲れ目解消にオススメの1つ目のグッズは、ホットタオル・ホットアイマスクです。
ホットタオルやホットアイマスクで、疲れた目周辺の血行を良くし、筋肉の緊張を和らげることができます。
ホットタオルの作り方
1. タオルを水で濡らしてくるくると巻く
2. ラップで包んで、電子レンジで30秒~50秒程度温める
3. 広げて適度な温度にしてから目の上に当てる
ホットタオルを作る時・使う時はやけどをしないように気を付けて下さいね。
あずきなどを入れて何度も繰り返し使えるタイプのものも経済的で便利。
職場や学校では市販のホットアイマスクを利用するのがオススメです。
アイマッサージャー
疲れ目解消にオススメの2つ目のグッズは、アイマッサージャーです。
アイマッサージャーを目元に装着するだけで、温め機能で血行促進やリラックス効果が得られるだけでなく、気圧調節機能で目元の指圧マッサージやテンプルマッサージが可能。
さらに、眼輪筋と側頭筋やレンズの自然調節能力をアップさせる振動機能、音楽を聴ける機能などリラックス効果抜群の多機能グッズです。
タイマー機能があるので装着したまま寝ても大丈夫。睡眠前に使ってみては?
精油(エッセンシャルオイル)
疲れ目解消にオススメの3つ目のグッズは、精油(エッセンシャルオイル)です。
疲れ目の原因である血行不良や筋肉のコリ、ストレスを改善する精油(エッセンシャルオイル)を日常生活に取り入れると、精油(エッセンシャルオイル)が持つ効果で疲れ目改善にアプローチしてくれます。
オススメは次の精油(エッセンシャルオイル)です。
• ラベンダー 鎮静作用やけいれんを鎮める作用
• ローズマリー 血行促進作用
• クラリセージ けいれんを鎮める作用
• イランイラン 鎮静作用
• カモミール・ジャーマン 消炎作用
• サンダルウッド 神経鎮静作用
ホットタオルやホットアイマスクなどに1滴垂らして使ったり、アロマバスを使ったり、アロマディフューザー等をリビングや寝室などお部屋に設置するなど、良い香りに包まれながら疲れ目を解消しましょう。
サプリメント
疲れ目解消にオススメの4つ目のグッズは、サプリメントです。
疲れ目に効果的と言われているのが次の栄養素。
• ルテイン カロテノイドの一種。有害な光から眼を守る働きが期待できる
• アスタキサンチン カロテノイドの一種。高い抗酸化作用で目の機能維持に働きかける。目ピント調節をサポート
• アントシアニン ポリフェノールの一種。ものを見るときの信号化をスムーズに行うサポートが期待できる
• ビタミンA 目の粘膜を保護して網膜のコンディションを整える
• ビタミンB群 筋肉の疲れをやわらげ、視神経を活性化させる働きが期待できる
• ビタミンC 目の毛細血管を健康に保つことで目の疲れや充血を防ぐ効果が期待できる
• DHA・EPA 目の働きをサポートし、視力の維持を助ける
必要な栄養は食事から摂るのが理想的ですが、実践はなかなか難しいもの。疲れ目を体の内側から改善してくれる栄養素を配合したサプリメントも上手に活用して疲れ目を撃退しましょう。
目薬
疲れ目解消にオススメの5つ目のグッズは、目薬です。
まばたき不足によるドライアイタイプの疲れ目には潤いをサポートする成分が入っているもの、毛様体筋のトラブルによる疲れ目には毛様体筋の働きを改善する成分が入っているものなど、原因に合わせて使うのがオススメ。
• 塩化ナトリウム・塩化カリウム 涙の成分で涙不足を補い、目の乾燥を緩和する。
• ネオスチグミンメチル硫酸塩 ピント調整を担う毛様体筋の働きを改善する。
• 塩酸ナファゾリン・塩酸テトラヒドロゾリン 結膜の充血を抑える。
• タウリン 目の栄養補給に。疲労回復を助ける
• ビタミンB6・ビタミンB12 目の筋肉疲労・神経症状を改善する
疲れ目の自覚症状・タイプに合わせて使いましょう。
まとめ
疲れ目は、単に視界が悪くなるだけでなく、仕事や生活のパフォーマンスの低下や健康や人相にも関わってくる大きな問題です。
とはいえ、パソコンやスマホを使わずに済ますことはできませんね。
だからこそ、気分よく毎日を過ごせるよう、疲れ目改善が期待できる便利グッズも活用しましょう。
もちろん、意識的にまばたきをする・近くの画面だけでなく時々遠くを見たりするなどの目をくたびれさせない取り組みも合わせて行ってください。
そうすれば、疲れ目に悩まされることも次第に少なくなっていくことでしょう。