オーラルケアと口臭対策術を徹底解説。
2019.01.24
「あれ?もしかして私って口が臭う?」
ふとした瞬間にこのような不安を感じる人はいませんか?
20代の女性は仕事で他人と会話をする機会が多いでしょうし、友達や彼氏とお喋りする時も頻繁にあります。もし、「口臭があるのに相手が我慢していたら」と思うと心配ですよね。
そこで今回は「正しいオーラルケアと口臭対策術」について詳しく説明をします。しっかりオーラルケアと口臭対策術を行えば、口臭に悩まされる日々から解放されるはずです。
あなたは正しいオーラルケアをできていますか?
「オーラルケアはしていますか?」
と聞かれた時に、
「歯磨きなら毎日してるよ」
とほとんどの人が答えます。
しかし「正しいオーラルケアを知っていますか?」と聞かれた時に「知っている」と答える人は少ないものです。
朝晩や毎食後に歯磨きをしていればオーラルケアはバッチリと考えている人もいますが、実はそれだけでは不十分。
正しいオーラルケアの基本は、
・歯磨き
・マウスウォッシュで口をすすぐ
・デンタルフロスや歯間ブラシでケア
の3つになります。
歯ブラシで歯を磨くだけでは、歯の間に挟まった食べカスや汚れは取り切れません。そのままにしておくと虫歯や口臭の原因になるので、夜の歯磨きの時にデンタルフロスや歯間ブラシでのケアが必要です。
また、口腔内には虫歯や口臭の原因となる菌がいるのですが、こちらも歯磨きだけでは除去できません。液体のマウスウォッシュで口をすすぐことで、歯ブラシが届かない部位の菌を洗い流せます。マウスウォッシュはできれば歯磨きの後に毎回行いましょう。
オーラルケアや口臭対策術はなぜ必要なの?
正しいオーラルケアができていなかったり、口臭に気がつかず口臭対策術をしていないと一体どうなるのでしょうか?
「虫歯ができるだけ」
「匂いがキツくなるだけ」
そう思っている人もいるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
虫歯は小さいものならすぐに治療すれば良いですが、ひどくなると歯の神経を抜く必要があったり、抜歯をしなければいけないのです。オーラルケアが正しい方法でできていないと虫歯の信仰が早いので、どんどん自分の歯が減ってしまいます。
また、不十分なオーラルケアは「歯周病」の原因にもなるので要注意。歯周病は歯周病菌が歯周組織を溶かしてしまう病気で、こちらも進行が進むと歯が抜けてしまいます。
実は私も虫歯で歯医者へ行ったところ、オーラルケアが不十分と言われてしまいました。「このままでは歯周病になる」と言われたので正しい方法にしたところ、今では歯周病の危険がなく健康な歯をキープできています。
これで安心!簡単にできる口臭対策術をご紹介!
正しいオーラルケアをしていても口臭が気になる人は、歯磨きや歯間ブラシだけでは原因を取り除けていません。そこで簡単にできる口臭対策をいくつかご紹介しますので、正しいオーラルケアと合わせて実践してみて下さいね。
まずは虫歯がないか歯医者でチェック
虫歯があると口臭の原因になります。虫歯を治療しないことには口臭が改善されないので、「最近歯医者へ行っていない」という人は一度歯医者へ行きましょう。虫歯が原因の口臭なら、虫歯の治療が完了すれば臭いはなくなります。
舌苔(ぜったい)を除去する
舌苔(ぜったい)とは舌にある苔のようなもので白色をしています。口を開けて舌をチェックしてみて、白くなっているのなら舌苔が口臭の原因になっている可能性があるのでケアをしていきましょう。舌苔をなくすには専用のブラシで舌のブラッシングが必要です。ブラシはドラッグストアや歯医者で購入できるので毎日ケアをして下さい。
また、舌苔は生活習慣が原因の場合もあります。口が乾燥しないようにキシリトール入りのガムを噛む、タバコを控える、体の免疫力を高めるなどをして、生活の中でも口臭ケアをしていきましょう。
緑茶を適度に飲む
口臭は口の中に菌が繁殖するときつくなってしまいます。そのため、口臭対策として殺菌作用のあるカテキンを含む緑茶を飲むのも効果的です。口をすすぐだけでも効果があるので、「忘れていて飲めなかった」という日は緑茶でうがい・口すすぎを行いましょう。ただし緑茶にはカフェインが入っているので、寝る前にたくさん摂取するのは控えて下さいね。
ストレスをこまめに発散する
「口が渇く」「ネバつく」このような症状を頻繁に感じる人は、口の中の酸素不足が口臭の原因である可能性が高いと言えます。ストレスが溜まると唾液の分泌が減り、口の中の水分と酸素が不足してしまうので注意しましょう。週に何度か趣味の時間を作るなど、自分なりのストレス発散方法を見つけて、過度にストレスを溜めないように注意して下さいね。
症状がなくても定期的に歯医者へ行くのがおすすめ
先ほど虫歯が口臭の原因になると説明しましたが、痛みや違和感がないからと言って虫歯ができていないわけではないのです。むしろ痛みが出る頃には虫歯の症状が悪化している場合があるので、その前に治療するのが大事。
虫歯が悪化すればするほど口臭もきつくなるので、何も症状がなくても定期的に歯医者でチェックしてもらうのがおすすめです。
「虫歯もなさそう。正しいオーラルケアもしているし舌苔はない」
それでも口臭があるという人は、小さな虫歯が原因かもしれないので念のために歯医者に行っておきましょう。
まとめ
口臭は自分で気がついていない人も多く、知らないうちに周りの人に迷惑をかけていることもあります。「私は大丈夫」と思っていても一度はオーラルケアを見直し、口臭対策術を日頃から行っておくのがおすすめです。
また、口臭の原因が胃腸の不調だったり、歯や口以外に原因がある場合もあります。オーラルケアや口臭対策術でも改善せず、歯医者に診てもらっても問題がない場合は、一度内科でも相談した方が良いかもしれませんね。