ホワイトニングをセルフでしたい時、その注意点とは?

ホワイトニングをセルフでしたい時、その注意点とは?

2022.03.29

近頃、歯の白い芸能人などをテレビや広告で見かける機会も多くなり、歯のホワイトニングは美意識の高い人を中心に一般人にもかなり普及してきました。歯が白いと清潔感があり、笑顔にも自信が持てたりしてとても魅力的に見えますよね。30歳前後から加齢とともに歯のエナメル質が薄くなり、気になり始めるのが歯の黄ばみです。歯のホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングや自宅で行うホームホワイトニングなど様々な方法がありますが、どちらもそれなりにコストがかかるのが現状です。しかし歯の黄ばみの原因となる成分や歯磨き粉の選び方を正しく知ることでコストをかけず白い歯を保つ方法があります。ここではセルフで行う歯のホワイトニングについてご紹介します。

ハミガキHA-118
ハミガキHA-118

セルフホワイトニングをする際に

セルフホワイトニングをする際に

【重曹やレモン汁は使わない】

重曹は身体に無害で汚れを分解する作用がありますが、歯のホワイトニングには使用しない方がいいです。重曹で歯の着色は落ちるかもしれませんが、歯が白くなるわけではありません。逆に歯に傷をつけてしまい、歯の表面が傷つくとそこから着色しやすくなってしまいます。また、レモン汁の酸性で歯の汚れを落とそうとする方もいますが、これも歯を傷めるだけなので行ってはいけません。

【市販の歯磨き粉の成分とは?】

市販の歯磨き粉にもホワイトニング成分の配合されたものが販売されています。歯を白くする成分は過酸化水素とされていますが、この過酸化水素を市販の歯磨き粉に含む濃度は法律で定められており、これを扱うのには歯科医師免許が必要となっています。なので市販の歯磨き粉で歯を白くする効果には、限界があります。しかし歯の着色汚れの原因となるステインの除去歯のホワイトニングの効果を持続させる効果があるので長期的に使っていくと市販のホワイトニング用の歯磨き粉もホワイトニングに有効といえます。

【ホームホワイトニングとは?】

ホームホワイトニングとは、1度歯科医院でマウスピースを作成してもらい薬剤の処方を受ければあとは自分のタイミングで自宅でホワイトニングができる方法です。何度も歯科医院に通って行うオフィスホワイトニングよりも手軽でコストも抑えられとても便利です。しかし、毎日のマウスピースの装着時間が長く、ホワイトニング後の飲食の制限もあるため拘束時間が長いというデメリットがあります。ゆっくりと時間をかけて歯を白くするため、表面を傷めること無く自然な仕上がりになりますが、面倒くさがり屋な方や時間の無い方にはあまりおすすめ出来ません。

歯磨き粉を選ぶ時の3つのポイント

歯磨き粉を選ぶ時の3つのポイント

【ホワイトニング有効成分を含むもの】

歯を白くする成分としてポリリン酸ナトリウムがあります。これは歯の色素沈着の原因となるステインを除去し、歯をコーティングして汚れから守ってくれます。歯の白さを維持したいならこの成分を含むものを選びましょう。もうひとつがハイドロキシアパタイトという成分です。これは歯とほぼ同じ成分なので歯の表面に傷を付けにくく、汚れや着色が付きにくくなるので是非成分表をチェックしてみるといいでしょう。

【低研磨性または研磨剤不使用】

歯科医院で販売されているほとんどの歯磨き粉は、低研磨剤や研磨剤無添加のものになっています。何故かと言うと研磨剤の入った歯磨き粉を使い続けると、歯の表面を削ってしまい、そこから色素沈着しやすくなってしまうからです。確かにコーヒーなどの着色汚れが気になる人や喫煙する人が研磨剤入りの歯磨き粉を使うとその時は白くなったように感じるかもしれません。しかし長期的に見るとこれは着色しやすい歯を作ってしまっていることになるので、低研磨性か研磨剤無添加のものを選び、汚れを浮かせて落とすという方法にシフトしていきましょう。

【発泡剤不使用のもの】

一般的なペースト状の歯磨き粉だと発泡剤が含まれていることが多く、口の中を泡でいっぱいにできるのでしっかり磨いた感があると思います。しかしこれは汚れを落としきれていないのに磨いたという勘違いを起こしやすいので、発泡剤は不使用のものがいいでしょう。ラウリル硫酸ナトリウムといった成分は不使用のものを選びましょう。

歯の黄ばみの原因

歯の黄ばみの原因

【ほとんどが飲食による色素沈着】

歯が黄ばむ原因には、加齢によりエナメル質が薄くなることの他、ほとんどが飲食による色素沈着によるものです。例えば、赤ワインや紅茶に含まれるタンニン、緑茶に含まれるカテキン、カレーのスパイスに含まれるクルクミン、チョコレートやコーヒーに含まれるポリフェノールなどです。ポリフェノールは抗酸化作用があり、美容や健康にはいいですが歯のエナメル質の表面のタンパク質と結びついて歯の黄ばみの原因になります。またタバコに含まれるニコチンやタールも歯の表面にこびりついて褐色の原因になります。でもこれらの嗜好品を完全に辞めるわけにもいかないでしょう。なので前の項でご紹介した正しい歯磨き粉を選ぶことや、歯の表面に傷を付けないよう優しくブラッシングすることが大切です。

【ドライマウス】

口の中が乾いていると感じる方はいますか?口の中が乾く原因として、唾液が少なくなるパターンと単純に口呼吸などで口の中が乾燥しているパターンがあり、高齢者に多いとされていましたが、近頃若年層にもみられるようになってきました。ドライマウスの原因として様々な要因がありますが、ドライマウスも歯の色素沈着を促進してしまいます。対処法としては、水分補給で口の中を保湿したり、日頃からストレスを溜め込まない、食べる時はしっかり咀嚼をする、口呼吸になりがちな方は鼻呼吸を意識するなどして口の中がいつも潤っている状態を保ちましょう。

オススメの無添加歯磨き粉

オススメの無添加歯磨き粉【ハミガキHA-118】こちらは100%天然由来成分の歯磨き粉です。炭酸カルシウムやキシリトールの力で口臭の原因となる歯垢を除去し、ティーツリー葉油やハッカ油で歯垢や歯石の原因菌を減らし歯を白くします。お口の中を綺麗にし、虫歯の予防だけでなく歯石の沈着も防ぎ歯周病対策にも最適です。主要成分が安全安心の植物エキス由来なので、お子様から年配の方まで家族全員で使って頂けて、ホワイトニングにも大変オススメの商品です。

ハミガキHA-118
ハミガキHA-118

まとめ

歯のセルフホワイトニングついていかがでしたでしょうか?歯科医院に通うほどじゃなくてもご自身のほんの少しの心掛けや、歯磨き粉を正しく選ぶだけでも白い歯を維持できることがお分かり頂けましたでしょうか。ホワイトニングで歯のお手入れまでしっかりすることで、白い歯の魅力的な笑顔になれたり、見た目以外でも歯周病予防や口臭のケアにもなれば、いいことづくめですよね。是非お口のトータルエチケットとしてここでご紹介した内容を生活に取り入れてみて下さいね。

RELATION関連記事

  • 口臭予防は歯磨き粉選びから!おすすめの歯磨き粉をご紹介。

    口臭ケアは大切なマナー。口臭予防に確かな実感力を得られる歯磨き粉選びのポイントとおすすめ歯磨き粉を3つご紹介します。

    2019.05.14

  • 歯磨き粉アレルギーって知ってる?おすすめの無添加歯磨き粉をご紹介

    歯磨き粉アレルギーの原因となる成分と症状を解説します。合わせて、アレルギーを引き起こしにくい無添加で安全性の高い歯磨き粉3選を紹介します。

    2020.02.04

  • 歯磨き粉の選び方は?歯医者さんがおすすめする歯磨き粉も紹介!

    毎日使う歯磨き粉だからこそ、自分に合ったものを使用するのが重要です。この記事では歯磨き粉の選び方や歯医者さんがおすすめする歯磨き粉を紹介していきます。

    2024.01.23

  • 知覚過敏って?症状&原因とおすすめの歯磨き粉

    食事のたびに非常に不快でストレスに感じる知覚過敏。その症状と原因、そして知覚過敏を防ぐオススメの歯磨き粉3選をご紹介します。

    2020.06.02