敏感肌におすすめのエイジングケアとは?肌に優しい成分も解説
2024.08.13
敏感肌は肌が乾燥しやすいため、痛みやかゆみ、ニキビなどができて肌荒れが起こりやすいことが特徴です。刺激に弱い傾向のある敏感肌に悩んでいる人もいるでしょう。
敏感肌の方の中には、エイジングケアをしたくても肌の負担を考えてなかなか実行に移せないという方もいると思います。実は、エイジングケアが可能なスキンケア製品の中には、敏感肌にぴったりのケアができるものも多くあるのです。
今回は、敏感肌におすすめのエイジングケアについて詳しくご紹介します。
年とともに敏感肌になるって本当?
敏感肌とは、肌に潤いを閉じ込めることが難しいため、肌が乾燥しやすくニキビや肌荒れが出やすい状態のことを指します。乾燥肌や皮脂性と同じ、生まれ持ったものというイメージを持つ人もいると思いますが、実は加齢が原因で肌のバリア機能が衰え、敏感肌になることがあるのです。肌のうるおいが不足しがちになっても、いつまでも若々しくありたいと思う女性は多いでしょう。
エイジングケア製品を選ぶ時に注意したい成分と肌に優しい成分
敏感肌の方が、エイジングケアができるスキンケア製品をそろえる際、含まれている成分も確認することがおすすめです。スキンケア製品に使われている成分の中には、敏感肌にとって刺激が強く、避けるべきものも多くあります。代表的な成分が、アルコール、防腐剤、合成香料、ペプチド類、シリコンなどです。どの成分も肌への刺激が強く、かゆみや乾燥の原因となります。
肌に優しい、ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンが豊富に含まれているスキンケア製品を選ぶようにしましょう。肌への負担を軽くし、高い保湿力でうるおいのある肌にすることができます。
敏感肌に優しいエイジングケア6選
敏感肌の方の中には、スキンケアが肌への負担にならないかと心配に思う人もいるでしょう。敏感肌に合ったスキンケア製品を使うことで、ハリとうるおいのある肌にすることができます。
ここでは、敏感肌におすすめのスキンケア6選を解説します。丁寧にエイジングケアもすることで、シワ・シミを目立たないようにしたり、肌のバリア機能のアップなども期待できるのです。
1.敏感肌にあったスキンケア製品を使う
一般的なスキンケア製品よりもラインナップは少ないものの、敏感肌に優しいエイジングケア製品もあります。事前にパッチテスト済みやアレルギーテスト済みであるスキンケア製品を選ぶことで、安心して日々のスキンケアを楽しむことができるでしょう。
含まれている成分を気にすることはもちろん、つけ心地を買う際に考慮することも大切です。
さっぱりタイプやモイストタイプ、とろみがあるタイプなど、自分の好みのタイプを選ぶことがおすすめです。
2.肌の保湿を重点的に行う
敏感肌は、一般的な肌よりも水分が抜けやすく皮膚のバリア機能も低下している状態です。皮膚のバリア機能が弱まり、乾燥することでヒリヒリチクチクと痛くなりやすいため、保湿を重点的に行うことが大切です。
洗顔をした後は、特に乾燥で肌が突っ張った感じがするようになるため、すぐに保湿をするように気を付けましょう。特に乾燥しやすい口元や目元は、アイクリームといった普段使っているスキンケア製品とは別のものを用意し、ピンポイントで保湿をすることがおすすめです。
3.洗顔を優しく丁寧に行う
敏感肌の方は、洗顔時にゴシゴシと顔を擦ると、乾燥やヒリヒリと痛みやすくなります。肌へのダメージを受けやすいため、洗顔は優しく丁寧に洗うことが大切です。指ではなく、よく泡立てた泡で顔を洗うように心がけ、洗い流す時もシャワーを直接顔にかけるのではなく、手でぬるま湯をすくって洗い流すようにしましょう。
洗顔料も低刺激の成分が使われているものを選ぶことで、エイジングケアをすることができます。クーラーや紫外線、冬の寒さなども肌荒れの原因になるため、季節やシチュエーションに応じて抗炎症成分も含まれているものを選ぶこともおすすめです。
4.濃いメイクをすることは避ける
敏感肌であるため、肌の赤みや乾燥をメイクで隠そうとする方がいますが、肌荒れが悪化する恐れがあります。濃いメイクをすることで、洗顔時に強いクレンジング力のあるメイク落としの使用や顔に触れる機会が増えるため、肌に負担がかかってしまうからです。
メイクは、敏感肌にとって負担にならないように、開発された低刺激の化粧品もあります。メイクで肌ツヤが良くなることで、肌に自信が生まれ、外からの刺激から守ってくれる効果もあります。肌がメイクでツヤのある綺麗な状態になると、気分が上がるでしょう。日焼け止めやフェイスパウダーも石鹸でオフできるメイク用品は、敏感肌の方でも日常的に使いやすいと言えます。
5.規則正しい生活とバランスの取れた食事を摂る
エイジングケアには、自律神経の乱れも深く影響するため、規則正しい生活とバランスの整った食生活を習慣にすることが大切です。自律神経が乱れると、肌のターンオーバーのサイクルが乱れやすくなります。敏感肌の場合、ターンオーバーが乱れると肌が余計に荒れたりキメが整わず、毛穴が目立つようになったりする恐れがあります。
自律神経の乱れは、寝不足や飲酒、喫煙、ストレス、暴飲暴食などが原因とされます。日頃からターンオーバーを行いやすいように生活習慣に注意することが大切です。
6.日焼け止めを使う
紫外線は、敏感肌にとってもエイジングケアにとっても、大きなダメージを与える可能性があります。季節や天候問わず降り注ぐ紫外線を浴びることで日焼けをした場合、肌がヒリヒリと赤くなったり乾燥が悪化したりしやすくなります。
エイジングケアを頑張っているのに、新たにシミやシワが目立つようになることもあるでしょう。日焼け止めは、1年中つけることが大切です。中には日焼け止めに含まれている成分が敏感肌にとって強いものもあるため、肌に優しい「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」とパッケージに表示されている、伸びの良いテクスチャーの日焼け止めを選びましょう。
まとめ
敏感肌の方でも、グリセリンベースでヒアルロン酸やコラーゲンが豊富に含まれているスキンケア製品を選ぶことで、エイジングケアをすることができます。
自分の肌に合ったスキンケア製品を選ぶことはもちろん、肌の刺激になりやすい濃い化粧や暴飲暴食は避けることが大切です。普段から肌への負担を考え、日焼け止めをこまめに塗って過ごすなど対策をしましょう。