もう失敗しない!効果を最大限に発揮させる日焼け止めの塗り方を伝授!
2021.03.23
日焼け止めはアラフォー、アラフィフ世代のマストアイテムです。シミ、シワ、そばかすなどのエイジングサイン予防のために、普段から日焼け対策に気をつけたいところ。しかし毎日しっかり日焼け止めを塗っていたのに、日焼けした経験がありませんか?もしかしたら塗り方に問題があるのかもしれません。今回は日焼け止めの基礎知識をおさらいし、正しい日焼け止めの塗り方とおすすめの日焼け止め3種類をご紹介します。
日焼け止めの基礎知識!あなたはどこまで知っている?
SPF値とPA値の関係とは?
日焼け止め製品に必ず記載されているSPF値PA値についてご存知でしょうか。SPF値とPA値は波長が違う紫外線をカットする指標のこと。日焼け止めは基本的に室内にいても毎日塗るのがおすすめです。
PA値は紫外線A波をブロックする値を数値化したもの。紫外線A波は波長が長く、雲や窓ガラスは突き抜けて室内まで到達してしまいます。紫外線A波は肌の真皮にまで到達し、たるみやしわの原因となります。</span >+の多さで表されPA++++が最高値になります。
SPF値は紫外線B波をブロックする指標です。紫外線B波は皮膚の表皮に炎症を起こし、日焼けで赤くなったり皮むけを起こしたりするのはだいたい紫外線B波の仕業です。紫外線B波はメラニンを増やして肌を黒くし、シミの原因になるので要注意です。</span >最高値はSPF50+で表されています。
日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ時は、使うシチュエーションと日焼け止めのテクスチャーで選ぶのがよいでしょう。たとえばシチュエーションから考える場合、海水浴やスキーなど野外でのレジャーやアクティビティを行う場合はSPFが35〜50程度、PA++++のものが望ましいとされています。屋外の遊園地観光などの場合はSPF35程度、PA+++程度。買い物や散歩など日常生活ではSPF10〜20程度、PA++が望ましいとされています。
日焼け止めをテクスチャーから選ぶ場合、一度テスターで試してみることをおすすめします。クリーム、ジェル、ミルクタイプなどの手で塗布する塗り方の日焼け止めもありますが、最近ではスプレーでさっと振りかける塗り方のものや、スティックで直接肌に塗布する塗り方のものなどがあります。これらは手を汚さずに日焼け止めを塗布できるので人気急上昇中です。
クッションファンデのようにスポンジを使用する塗り方のコンパクトタイプ、ブラシやパフでメイクした上から重ねる塗り方のパウダータイプもありますので、使いやすいものを選んでみてはどうでしょうか。
日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めはこすらない塗り方で
多くの日焼け止めの場合、クリームやミルクを手に取り顔の上でのばす塗り方が定番です。しかしこの塗り方では肌をこすり、摩擦が生じるおそれが。特にアラフォー、アラフィフ世代は肌をなるべくこすらない塗り方がよいとされています。こするのはくすみやシミなどのエイジングサインの原因になってしまうからです。
規定量の日焼け止めを手に取ったら、顔の上にポンポンと置くように伸ばしていく塗り方が正解。この時なるべくこすらないように気をつけて。ポンポン置きは少しムラが出る塗り方なので塗ったばかりは白っぽく感じるかもしれません。しばらく時間がたつと、日焼け止めが肌に馴染んで白っぽさが消えますよ。日焼け止めを塗って5〜10分置いた後でメイクをすると、メイク崩れが起きにくくなるのでおすすめです。
塗り残しやすい場所をチェック!
日焼け止めをしっかり塗ったつもりでも塗り残し場所は結構あるもの。塗り残しやすい場所は首、首の後ろ、顎の下、デコルテ部分などが代表です。そして案外忘れやすいのが唇の日焼け止め。唇の日焼け止めはSPF入りのリップクリームや口紅で対応し、できれば2~3時間おきに直す塗り方がよいでしょう。
また普段あまり意識していない頭のてっぺんのつむじや分け目も日焼けやしやすい場所。ここは日焼け止めを塗るよりも髪用のUVスプレーや帽子着用で対応するのがおすすめです。
日焼け止めの塗り直し方法と塗り方
日焼け止めは化粧くずれを拭き取り塗り直す
基本的に日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すのが鉄則の塗り方。特に直射日光にさらされる屋外でのレジャーではこまめな塗り直しが必要です。
日焼け止めを塗り直すなら化粧直しの時に一緒に行うのがgood。できればアイメイク以外の化粧を全部落としてから塗り直す塗り方が日焼け予防に効果的。メイク落としにはメイク落としシートを利用する方法の他に、コットンに乳液や美容液を十分に染み込ませてからメイクをふき取って落とす方法もあります。
しかしこの方法だと、手間がかかって時間もかかります。またせっかくのメイクを落としてしまうのもなんだか惜しいもの。次項では時短できる日焼け止めの塗り直しと塗り方をご紹介します。
時短できる日焼け止めの塗り方はパウダー、スプレーの活用
日焼け止めの塗り直しで、時短でできる塗り方をご紹介します。日焼け止めスプレーと日焼け止めパウダーを活用する塗り方です。日焼け止めスプレーなら、化粧崩れを直してから上からサッと吹きかける塗り方でOK。日焼け止めパウダーなら、化粧直し後ブラシやパフを利用してパウダーを重ねる塗り方なので手軽かつ簡単です。
日焼け止めスプレーにはよい香りでウォータープルーフのものがあり、夏場のレジャーに大活躍しそうです。また日焼け止めパウダーには、フェイスパウダーと同じく顔色補正や毛穴隠し効果などをプラスしたものがあるので、メイク直しの時短にもなりますね。日焼け止め効果を持続させるには、スプレータイプ、パウダータイプ共に塗り直しを忘れずに行ってください。
アラフォー世代におすすめの日焼け止めランキング
ラロッシュポゼUVイデアXLプロテクショントーンアップ
化粧下地効果とトーンアップクリーム効果のある日焼け止めクリームです。SPF50+、PA++++と日焼け止め効果はバツグン。日常生活から野外でのレジャーでも使えます。また化粧下地効果があるので、軽くフェイスパウダーをはたくだけできれいな肌に見えるのが嬉しいところ。くすみが気になるアラフォー、アラフィフ世代には肌を明るく見せるトーンアップ効果も嬉しいですよね。
クリームを落とす時は、石鹸で落ちるので便利。イデアプロテクションシリーズには他にもピンクのクリームやBBクリームなども揃っているので、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
ランコムUVエクスペールトーンアップローズ
ランコムで人気の日焼け止め兼下地クリームです。トーンアップ効果もあり、ピンク色のクリームは血色感良く見せてくれるのがメリット。特にくすみが目立ち始め、場合によっては顔色が暗く見えるアラフォー、アラフィフには血色感をプラスしてくれるアイテムはうれしい限り。
SPF50+、PA++++と高い紫外線遮断効果があり、日常生活レジャーなどシチュエーションを問わず使えるのが良いポイント。カバー力もあるので、薄く重ねる塗り方をすれば気になる部分が自然に目立たなくなります。UVエクスペールシリーズはこの他にも白いクリーム、BBクリームは2色揃っていますので肌色や目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
POLAB.Aライトセレクター
最新技術を駆使したジェルタイプの日焼け止めです。SPF50+、PA++++で紫外線からしっかりプロテクト。さらにポーラだけの最新技術で肌に良い赤色光は取り込むアイテムなんです。
光には肌に悪影響と良い影響を及ぼすものがあります。悪影響を及ぼす代表が紫外線や近赤外線。近赤外線は肌表面に好中球という免疫細胞の一種を集めてしまい、好中球が分泌する酵素によって肌のハリの元であるコラーゲンやエラスチンを分解して、シワの原因を引き起こしてしまうのです。逆に赤色光は好中球を遠ざける働きがあるので、肌に取り込むとコラーゲンとエラスチンの分解が起こりにくくなり、エイジングケアに役立つとされます。
この日焼け止めは紫外線と近赤外線はブロック、赤色光だけは取り込む「セレクトプロテクションヴェール」を採用し、日焼け止めとエイジングケアを同時に実現。塗り方は真珠大のクリームを顔の5点においてから伸ばすだけ。紫外線からしっかり肌を守りたい方、最新技術によるエイジングケアをしたい方におすすめの日焼け止めです。
まとめ
日焼けを起こす紫外線には雲や窓ガラスを透過する種類があり、知らないうちにお肌にダメージを与えます。アラフォー、アラフィフ世代は日焼け止めは毎日使用し、塗り方はこすらないよう気をつけつつ、こまめな塗り直しが必要。日焼け止めを選ぶ際はSPF・PAともに使うシチュエーションや場面を考えて選び、肌悩みを解決してくれるプラス効果があるものがおすすめです。今回の記事を参考に是非あなたにピッタリの日焼け止めを見つけてみてください。