乳液とクリームの違いって?迷ったときの選び方&使い分け方
2020.06.09
美しく健やかな肌を維持するためには、スキンケアが欠かせません。
洗顔後、肌に水分を与える化粧水を使った後、乳液とクリーム、どちらを使えばいいかと迷った経験はありませんか?
なんだか似たような役割を担っていそうな乳液とクリームですが、それぞれの特徴や役割の違いを知れば、どちらを選べばよいか、どうやって使い分ければいいかも一目瞭然ですよ。
今回は、乳液とクリームの違いの解説と、迷った時の選び方と使い分け方のポイント、さらにおすすめの乳液3選をご紹介します。
乳液とクリームの違いとは?選び方と使い分け方
乳液とクリームの目的は同じ
まず、乳液とクリームの目的ですが、違いはなく、同じです。
どちらも「化粧水で肌に浸透した水分を逃さないよう閉じ込める」のが目的。つまり、「フタ」をイメージするとよいでしょう。
せっかく補給した水分も、そのまま放置しておくと、どんどん蒸発してしまいます。
それを防ぐため、乳液やクリームでフタをするのです。
乳液とクリームの3つの違い
次に、乳液とクリームの違いをみてみましょう。
①油分の割合の違い
乳液とクリームの最も大きな違いは「油分の割合」です。
• 乳液・・・クリームより油分の割合が低め
• クリーム・・・油分が多い
本来なら皮脂が肌の水分の蒸発を防ぎますが、洗顔後や乾燥肌で皮脂が足りなくなっている状態を油分でカバーするのが乳液とクリームです。
その油分量の違い(乳液 < クリーム)が大きな違いです。
②テクスチャ・使用感の違い
油分量の違いは、そのままテクスチャや使用感の違いにつながります。
• 乳液・・・とろみのある液体。使用感は比較的さっぱり
• クリーム・・・コクのあるテクスチャ。べたつき、重い使用感
③作用の違い
また、作用にも多少違いがあります。
• 乳液・・・水分も多いため、柔軟作用があり、保湿と同時に肌を柔らかくしてくれる
• クリーム・・・油分が多いため、長時間、フタの働きが持続する
水分がクリームよりも多い乳液は、油分でフタをすると同時に、化粧水と同じように肌にうるおいを与えることができます。
乳液と違い、油分の多いクリームは、フタの役割の持続時間が長くなります。
乳液かクリームどちらを使う?迷った時のアドバイス
乳液とクリームの違いはお判りいただけましたか?
肌にうるおいがある場合は乳液を、乾燥が気になる場合はクリームを、そしてひどく乾燥している場合は乳液+クリームが基本です。
とはいえ、どちらを使うべきか迷うという場合は、乳液とクリームの3つの違いから考えて、次の目安を参考に使い分けるとよいでしょう。
①肌質に合わせて使い分ける
• 乾燥肌・・・乳液+クリーム
• 普通肌・・・乳液
• 脂性肌・・・乳液
②サイクルに合わせて使い分ける
• 通常時・・・乳液orクリーム
• 生理前後・・・乳液
皮脂バランスが乱れやすい生理前後は、さっぱり目の乳液でケアすると肌トラブルを起こしにくいことでしょう。
③季節に合わせて使い分ける
• 夏・・・乳液
• 春・秋・・・乳液orクリーム
• 冬・・・乳液+クリーム
肌の状態に合わせて、乳液とクリームを使い分けるのが、肌に優しいスキンケアです。
しかし、色々考えるのがちょっと大変そう・・・という方には、乳液とクリーム、双方のメリットを合わせたスグレモノのアイテムがオススメ。
次に、1つで二役?お肌の潤いをしっかり守ってくれるおすすめの乳液3選をご紹介します。
お肌の潤いをしっかり守る!おすすめ乳液3選
お肌の潤いをしっかり守る!おすすめ乳液 1位 フローラ 天然由来100%の乳液「純白のしづく」
杉エキス・桧エキス・松エキス・オオバコエキスをベースに作られ、天然由来の乳化剤、保湿成分のオリーブ油、ホホバ油などを加えた 100%天然由来成分の乳液です。乳液とはいえ、クリームに近く、高い保湿力を持っており、これ1つで長時間の保湿が可能です。テクスチャもべたつかずサッパリ。無香料、無着色、無鉱物油で肌に優しいのもおすすめです。
フローラ 天然由来100%の乳液「純白のしづく」
価格:30ml 1,300円(税込) 120ml 4,600円(税込)
乾燥気味のゴワゴワ肌だったのに、純白のしづくを使い始めてからしっとりモチモチの柔肌に。これからも使い続けたいです。
お肌の潤いをしっかり守る!おすすめ乳液 2位 花王キュレル 乳液
潤い成分が角層の深部までじっくり浸透し、乾燥気味の肌にうるおいをしっかり閉じ込めてくれます。さらっとしたテクスチャなのにべたつかないので使い心地も快適。外部刺激に負けない潤いに満ちた肌を保ちます。消炎剤も配合しているので肌荒れのケアにもおすすめです。
花王キュレル 乳液
価格:120ml 1,980円(税別)
敏感肌ですが、刺激がなく優しい使い心地です。
お肌の潤いをしっかり守る!おすすめ乳液 3位 常盤薬品工業 サナ なめらか本舗 とってもしっとり乳液
豆乳イソフラボンを含有した保湿成分の豆乳発酵液をたっぷり配合した乳液です。ダイズ種子エキスや植物性コラーゲン(ダイズタンパク)もプラス。コスパも良くたっぷり使えるのもおすすめです。潤いをしっかり閉じ込め、使用感もべたつかずさっぱりしています。無香料・無着色・無鉱物油です。
常盤薬品工業 サナ なめらか本舗 とってもしっとり乳液
価格:150ml 990円(税別)
しっとりしているのにべたつかず、クリーム要らずで助かります。
まとめ
今回は、乳液とクリームの違いと、迷った時の選び方と使い分け方についてご紹介しました。
べたつくのが嫌いだからと化粧水のみでスキンケアを済ませている方もいらっしゃいますが、せっかく補給した潤いも油分を含む乳液やクリームを使わないとどんどん蒸発してしまいます。
さらっとした使い心地がお好みなら乳液を、しっかり保湿したいならクリームがおすすめですが、肌質や季節、肌コンディションに合わせて柔軟に使い分けるのが美肌をキープするコツですよ。
乳液だけでクリーム並みの保湿力が期待できるアイテムもあるので、自分の肌や好みに合ったアイテムを見つけて、いつまでももっちりしっとり肌をキープして下さいね!