夏場の冷え性対策どうしてる?

夏場の冷え性対策どうしてる?

2022.07.05

夏といえば暑い! と考えがちですが、最近は冬よりも夏に冷えを感じている方が多いようです。特にオフィスの中で働いている内勤メインの方、座ったままの方から冷え性だという声が多く聞かれます。冷え性は、女性特有の症状に思えますが、最近は冷え性を訴える男性も増えています。特に寒いというわけでもないのに、手先足先、膝や肘などの関節、腰、ひどい人になると体全体に冷えの症状が現れることも。パソコンや料理、細かい掃除など、家事をするには辛いですよね。さらには、それが原因で頭痛や腰痛、倦怠感、といった不調を引き起こしたりもします。女性であれば月経不順がおこることも。冷えは甘く見てはいけない状態です。ここでは夏に冷える原因とともに、日常でできる対策法、冷え性に効果的なサプリをご紹介します。体の外側からも内側からも働きかけて、冷えなど吹き飛ばしてしまいましょう。

夏の冷え性

夏の冷え性

冷え性の原理

体温は視底下部にある交感神経と副交感神経、合わせて自律神経というのですが、それらが調節しています。ですが、寒さや暑さ、ストレス、ホルモンバランス、不規則で不健康な食生活や運動不足などが原因でその自律神経が機能しなくなると、体温の調節がうまくいかなくなるのです。そして寒い場所にいるときは、交感神経によって末梢にある血管から収縮が始まります。それが血液の流れを滞らせ、いつまでも体温を上げさせない状態を招きます。それが冷え性です。特に女性は月経や更年期などもありホルモンバランスが乱れがちです。このホルモンは自律神経と同じ視底下部が担っています。従って、女性の方が冷え性が多いのです。自分が冷えているかどうかわからない、という方は、次のセルフチェックをしてみましょう。

①手のひらをおでこに10秒間あてます。
②その手のひらを胃のあたりにあてます。
もし冷たく感じたら、きっとあなたは冷え性です。

冷え性の原因

冷え性の原因

筋肉量

上記で述べた以外にも、冷え性に女性が多い理由はいくつかあります。その中でも大きなものは筋肉量。女性は男性よりも確実に筋肉がつきにくいです。同じ筋トレをしても、同じ量のプロテインを飲んでも、女性の方が筋肉がつきません。そして熱量の6割ほどが筋肉で作られるのですから、女性の方が冷え性になりやすいのも頷けます。

冷房

昨今は省エネが言われていますが、大抵のオフィスのエアコン温度は男性に合わせて設定されているのではないでしょうか。例えば営業など外勤から戻った人にとっては、ほっと一息といったところでしょうが、自分のデスクに張り付きっぱなしの女性にとっては、動く機会、つまり体温を作り出す機会もなく、その分寒く感じるはずです。加えてエアコンの温度が低ければ、結果は言うまでもないことでしょう。また、エアコンの出口近くに自席があれば、さらに冷えを感じるはず。夏の暑い外気に対し、良かれと思ってつけられたエアコンも、冷えという弊害を生み出す原因となるのです。

冷たい食べ物・飲み物

夏といえばアイス。毎日食べているという方もいるのではないでしょうか。かくいう私も、お風呂上がりのアイスがやめられません。飲み物も同じ。夏、一日中ずっと外にいると冷たいビールや食後のコーヒーにもアイスを頼んだりと、冷たい飲み物を選びがちです。冷たい食べ物に飲み物は、冷え性を悪化させる元です。胃や腸の温度はだいたい37度ほど。これより大幅に冷たい食べ物や飲み物は、消化機能に影響し、機能を低下させるので、冷えを悪化させるのです。

夏の冷え性対策

夏の冷え性対策

服装や小物を工夫

冬、寒いときと同じように、カーディガンなどを羽織るようにしましょう。靴下も効果的。よく言われますが「首」の部分を温めると体全体も暖かくなります。ストールで首元を覆うのもいいですね。本来の目的ではないのですが、ドライビング用の日焼け避け手袋などもおすすめです。特に足が冷える、という方は靴下に加えてレッグウォーマーも持ち歩いた方がいいかもしれません。気をつけていただきたいのは、いずれのアイテムを持つにしても、脱げるようにしておくこと。結局は夏ですから室外は暑く、そう言ったものを脱ぎ着できずにいると、熱中症になる可能性があります。それを回避するためにも、脱ぎ着できるアイテムであることはマストです。

お風呂に入る

面倒だから、暑いからと、夏はシャワーですませていませんか。お風呂に入ることで、冷え性を引き起こす自律神経を改善することができます。カラスの行水のような短時間の入浴ではなく、38度から40度のぬるめのお湯に、少なくとも10分ほどは浸かるようにしましょう。すると副交感神経が働き出し、血流が良くなって、体が温まります。お風呂に入るのはリラックスも目的ですので、お気に入りの入浴剤やバスソルトを使うのもいいですね。メントール使用の入浴剤には、お風呂上がりにスーッとした感覚が残ります。よっぽど入浴は億劫で嫌だ、という場合は、足湯でも効果がありますので試してみてくださいね。

軽く運動する

筋トレのようなキツーい運動でなくても構いません。ウォーキング、軽いランニング、スイミングなどの有酸素運動を、軽く汗ばむ程度を目処に、週2~3回行ってみましょう。温かくなるだけでなく、汗を出す汗腺が活発になり、汗が出やすくなることで、体温調節がしやすくなります。

冷えを改善する食べ物

夏に食べたいものって何でしょう……。火を使うと思うと、夏場はキッチンに立つだけでも億劫です。それに、鍋物やスープ、シチューなど、熱い食べ物も避けがちですよね。よくあるのは、そうめんだけ、冷やし中華、デザートにかき氷といったところではないでしょうか。上記しましたが、そんな食べ物・飲み物は栄養不足ですし、冷え性を悪化させます。とはいっても食欲が……というときには、体を温めるにんにく、しょうが、ネギ、スパイス類などを足してみましょう。冷たい食べ物も、これで少しは改善できます。体を温める食材には、鶏肉や豚肉などの肉類、うなぎなどの魚類、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎ、シナモン、ナッツ類などがあります。積極的に取りたいですね。反対に気をつけていただきたいのは、体を冷やす食べ物。冷たい食べ物・飲み物はもちろんですが、カフェインの入った飲みもの、ナスやきゅうりなどの夏野菜、精製された砂糖なども体を冷やします。これらを夏に食べる時には、火を通したり、上記のような体を温める薬味等を足してみてくださいね。温かいきゅうりなんて、と思われるかもしれませんが、炒め物にすると意外と美味しいんです。

おすすめの冷え性を改善するサプリ

おすすめの冷え性を改善するサプリ

HB乳酸発酵「黒にんにく粒。」 / 株式会社フローラ

HB乳酸発酵「黒にんにく粒。」毎日疲れを感じている方に摂取していただきたいのが「黒にんにく粒。」。体力がなく、風邪をひきやすい方、肌のツヤやハリが気になる方にも効果のあるサプリです。使われているのはジャンボにんにくという、天然植物活力液HB-101を使用して作られた、普通のニンニクの6倍から8倍の大きさがあるにんにく。血流改善や体力回復を促す成分の他に、カルシウム、亜鉛、鉄、サポニンが含まれています。生活習慣病に有効なGABAが豊富なところも、嬉しいですね。そのジャンボにんにくを熟成させたジャンボ黒にんにくは、ポリフェノールが多く、匂いが少ないのが特徴です。しかも蒸すことで甘くなるんです。また独自技術の乳酸発酵で熟成させることによって生活習慣病に有効なGABAが強化され、乳酸菌も取れるのですから、一石何鳥分だか分からないほどの恩恵がありますね。

HB乳酸発酵黒にんにく粒。
HB乳酸発酵黒にんにく粒。

DHC ぽっぽ

DHC ぽっぽ元気にパワフルに、そして暖かく過ごしたい方におすすめなのが「ぽっぽ」。血液の流れを改善する成分、体を温める成分、スタミナに働きかける成分が、合わせて7種類も入っているサプリです。それぞれ、血液の流れ以外の成分が含まれているのもおすすめポイント。例えばイチョウ葉エキスには頭をスッキリさせる効果があります。ヒハツエキス末には高血圧を改善します。またヒハツエキスには食欲増進の効用もあるので、風邪を引いていたり、体力がない方にもぴったりです。加えて抗酸化作用で若さを保つビタミンEも含まれているので、冷え性だけでなく、色々な悩みに効くのも「ぽっぽ」サプリの特徴です。

しょうがサプリ

しょうがサプリしょうがは取っているけど、切ったり細かくしたりするのが面倒くさい、しょうが粉末を使っているけれど粉が細かすぎて飛びやすい。しょうがサプリにそんな不満を抱えている方には、錠剤の「しょうがサプリ」を試していただきたいです。このしょうがサプリには、生姜だけでなく、ビタミン・ミネラルが豊富なさんざし末、疲れに効く柚子末と梅肉エキス末、黒胡椒末が入っていて、冷え性にあったタッグを組んでいるんです。毎日飲んでいると平熱が上がりますし、規則正しく適切な食事と生活習慣を合わせてさらに体力がつけば、運動効果も高まるため、健康や美容にも効きます。

まとめ

夏に冷え性とは意外でしたでしょうか。冷え性は、辛い人には一日中辛いもの。その辛さは止むことがありません。その症状から、仕事や家事に弊害が出てくることもあります原因と対策を知って、自分のライフスタイルにあった、冬とは違う夏の冷え性対策を色々試してみてくださいね。

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