マスクが品切れでも諦めないで!手作りガーゼマスクの作り方♪
2020.08.18
「本日のマスクの入荷はありません」
ドラッグストアに行って、店頭の張り紙にがっかりした経験をお持ちの方も多いことでしょう。
新型コロナウィルスの影響で使い捨てマスクの品薄状態が続いており、やっと見つけたと思えば、以前の価格よりも数倍も高くて手が出ない・安全性が気になって購入できない…。
そんな時は、ガーゼでマスクを手作りしませんか?
自分好みのデザインや自分にフィットする形が作れる手作りマスクなら、マスク必須の毎日も明るく楽しい気持ちで過ごせるはず。
そこで今回は、手作りマスクのメリットと作り方3選を紹介します。
5分程度で簡単に作れる平面マスクから、フィット感も抜群の立体マスク、そして市販マスクを賢く使えるマスクカバーの作り方を解説します。
手作りマスクの作り方①平面マスク
まずは、ミシンがあれば5分もかからず完成してしまう平面マスクの作り方を紹介します。
裁縫初心者でも簡単に作れる手作りマスクなのでぜひチャレンジしてみましょう。
材料(大人用)
• ダブルガーゼ(縦29㎝×横40㎝)
• マスク用のゴム(25㎝×2本)
作り方
1. 横長の状態のガーゼを上10㎝・下9㎝の幅で折り曲げる
2. 左右を13㎝ずつ折り曲げる
3. 最後は縫い代用にさらに1㎝折りこむ
4. ゴムを通せる程度の幅を開けて両サイドを縫う
5. サイドにゴムを通して完成
平面マスクは折る・畳む・縫うの簡単3ステップでできるとっても簡単なマスクです。
顔の大きさに合わせてガーゼのサイズを調整すればフィット感もアップ。
ミシンがない方も、両サイドを縫うだけなので手縫いでもすぐに作れますよ。
手作りマスクの作り方②立体マスク
呼吸がしやすい立体マスクは、平面型と異なり型紙が必要です。が、生地をカットした後は合わせて縫うだけなのでとっても簡単!
型紙は100円均一ショップのseriaで無料で型紙をダウンロードできるのでぜひご利用ください。
立体マスクの型紙はこちら
材料(大人用)
• ダブルガーゼ(縦30㎝×横35㎝)
• マスク用のゴム(25㎝×2本)
作り方
1. ダブルガーゼを型紙に沿って4枚カットする
2. 中表に2枚をセットにし、直線部分を合わせて1㎝幅で縫う
3. 縫い目を中心に左右に開き、縫い代を割ってアイロンで跡をつける(A)
4. もう2枚も同じように縫ってアイロンで後をつける(B)
5. AとBを中表に揃え、カーブした部分を端から1㎝のところを縫い合わせる
6. カーブした部分の縫い代に数か所切込みを入れる
7. 生地を表に返して、完成系の形に整える
8. マスクの上下部分を1㎝内側に織り込み、アイロンで押さえる
9. ゴムを両サイドに入れる
10. ゴムを縫わないように気を付けながら、上下部分を端から0.5㎝の部分を縫う
平面マスクに比べて工程は多いですが、合わせて縫うだけなので初心者さんも簡単に作れますよ。
手作りマスクの作り方③マスクカバー
幸運にも手に入った使い捨てマスク。
大切に使うなら、筒状になったマスクカバーを利用するのもオススメです。
マスクカバーを併用すればマスクの防御力もさらに上がりますし、カバーを洗えば繰り返し使えるので経済的ですよ。
材料(大人用)
• 薄手の布(縦35㎝×横20㎝)
作り方
1. 布を縦長・柄が表になるように置く
2. 上から順に、5.5㎝のところで山折り、7㎝のところと10㎝のところで谷折り、11.5㎝のところで山折り、20㎝のところで山折り、21.5㎝のところで谷折り、24.5㎝のところで山折り、26㎝のところで谷折り、29㎝のところで山折り、30.5㎝のところで谷折りをする
3. アイロンをして跡をつけ、両端部分を1㎝幅でミシンで縫う
4. 両端の縫った部分を裏側に折り返し、端から0.5㎝のところを縫う
5. 中表にして上下を揃えて端を1㎝幅で縫う(A)
6. 表に返して、Aの部分がマスクカバーの裏面の中央になるように形を整えてアイロンで跡をつけて完成
筒状になっているので、中に使い捨てマスクを入れるだけ。
お好きなデザインやカラーの布で、おしゃれなマスクカバーを作りましょう。
(型の参照:okadaya)
手作りマスクの注意点
手作りマスクを作る際、材料のダブルガーゼは一度水通しをしてから縫うようにしましょう。
ガーゼの生地は目が粗いので、性質上、洗濯するとどうしても縮んでしまいます。
せっかくジャストサイズに作っても、一度洗ったら小さくて子供用サイズの手作りマスクになってしまった…という残念なことにならないよう、裁縫をする前に生地の状態で水につ1~2時間つける水通しをしておくことがオススメです。
水に付けた後は、軽く絞ってゆがみ整え、アイロンをすれば完璧。ピシっとして裁縫もしやすくなるので一石二鳥です。
また、手作りガーゼマスクや手作りマスクカバーを洗う時は優しく手洗い・陰干しをするとキレイな状態で長持ちしますよ。
まとめ
新型コロナの危機の中、日本も世界も大きく変わりました。
様々な日々の不自由でストレスも溜まることでしょう。しかし、「できないこと」「足りないこと」をばかりを見るのではなく、「できること」を探すことが大事。
その1つが手作りマスクです。
畳んで縫うだけ・カットして縫うだけで簡単に作れる手作りマスクは、お好みのデザインでおしゃれも楽しめますよ。最近では、手作りマスクをラメやラインストーンやレース等でデコってさらに個性をアピールする方も増えています。
自分で作れば市販のマスクの品薄も関係なし!
外出するのも怖いと感じている方も多いと思いますが、こんな時だからこそ思いのこもった手作りマスクでしっかり防御しながら明るく過ごしましょう。