かくれ貧血とは?症状と改善ポイントを解説!

かくれ貧血とは?症状と改善ポイントを解説!

2022.04.12

なんだか最近疲れやすくてイライラする・よく眠れない・頭痛や耳鳴りがする・・・
これらの症状に当てはまる方は、もしかしたら「かくれ貧血」かもしれません。

実は、かくれ貧血は特に女性に多い症状で病院の血液検査では見逃されることが多く、気づかないうちに症状が進行している場合もあります。

この記事では、かくれ貧血の主な症状と原因から、改善策までご紹介します。

女性は特に注意!かくれ貧血の原因とは?

女性は特に注意!かくれ貧血の原因とは?

かくれ貧血は、特に女性に多い病気です。生理など女性特有の体の仕組みにより、20-40代の日本女性の約60%は「貧血」もしくは「かくれ貧血」を抱えていると言われています。では、具体的にかくれ貧血を引き起こす原因を見ていきましょう。

かくれ貧血を引き起こす原因:「鉄不足」

かくれ貧血を引き起こす一番の原因は「鉄不足」です。私たちの生活に必要なエネルギーは、呼吸をして体内に取り込まれた酸素を使って生成されています。鉄分は血液と一緒に協力してエネルギー生成に必要な「酸素」を全身に運ぶトラックのような役割を担っているため、鉄分が不足してしまうと血液循環が悪くなり身体中のエネルギー活動が停止してしまうのです。

鉄分を保管する「フェリチン」が女性は少ない

酸素を運ぶトラックの役割の鉄分は、普段は「フェリチン」というタンパク質の膜で構成された物質によって管理されています。体内に鉄分が不足した時にフェリチンから必要な鉄分を補ってくれる、いわば「鉄分の待機室」のようなものです。しかし、鉄分の待機室であるフェリチンが不足すると、いくら食料から一生懸命鉄分を摂取しても、体の中で待機できず行き場を失ってしまうため隠れ貧血を改善しにくくなってしまいます。

注意すべきポイントは、女性は身体の特徴としてフェリチンが男性と比較して少ない傾向にあるということです。これが、隠れ貧血が女性に多いと言われる原因にもなっています。

鉄不足になる主な原因:食生活の乱れ

過度なダイエットや、食生活の乱れなどが原因で体内に鉄分が取り込まれないと、赤血球生産ができなくなり、貧血が発生しやすいといわれています。ダイエットでの極端な食事制限や栄養バランスが欠けた食生活をしている場合には特に注意しましょう。

また、調理時にトマトや酢を使い酸性の煮込み料理をすると鉄を体内に吸収できる確率が上がります。トマト・ほうれん草・チーズなどを使った洋風な煮込み料理などは、タンパク質や鉄分をとるのにとても相性の良い料理と言えます。

月経・子宮内膜症・子宮筋腫による出血過多も鉄不足の原因に

かくれ貧血が一般的に女性に多いと言われるのは、女性は、月経で定期的に体内の血液が排出されてしまうため、自覚症状がなくても鉄分が不足しがちです。健康な女性の場合は月に平均5日の月経でおよそ150mlの出血があります。これは、鉄分に換算すると15〜20mgの鉄分が失われることになります。厚生労働省は、女性は約12mgの鉄分を摂取すべきと推奨しているため、1日分の鉄分が月経により失われるということになり、月経時に貧血症状が起こるのも頷けます。

さらに、月経量の異常子宮内膜症・子宮筋腫による出血過多が続くと、深刻な貧血を引き起こすことがあります。このように、女性の体は鉄分を失いやすい傾向にあるため、普段の生活を見直してセルフケアを行うことが重要となります。

かくれ貧血の症状チェックリスト

かくれ貧血は、ついつい見落としがちな日常生活の中のちょっとした不調がサインとなる場合があります。以下の症状チェックリストに多くの該当箇所がある場合は、かくれ貧血かもしれません。

□動機や息切れ・立ちくらみがする
□頻繁な頭痛・眠気
□無気力・倦怠感・すぐに疲れる
□集中力の低下
□肌が荒れやすくなった
□顎や口元にいつもニキビがある
□耳鳴り
□口角炎・口内炎ができやすくなった
□氷を食べたいと思う

かくれ貧血は、自覚症状が少なく、自分では気づきにくいことが特徴です。チェックリストにいくつも当てはまるという方は貧血の症状が進行している場合があるため、病院で適切な検査を受けてもらうことをおすすめします。

かくれ貧血を予防・改善するための3つのポイント

かくれ貧血を予防・改善するための3つのポイント

「かくれ貧血」を引き起こさない・改善するためには「食事のバランスに気を付ける」・「良質な睡眠を心がける」・「適度な運動」が重要です。

食事のバランスに気を付ける

かくれ貧血の原因である鉄不足を防ぐためには、鉄分を食事で補う方法が一番手っ取り早い方法となります。鉄分を多く含む緑黄色野菜や魚介類を積極的に取ることはもちろん、吸収を高めてくれる卵・肉・乳製品などに含まれるタンパク質を取ることも効果的です。

良質な睡眠を心がける

体のエネルギーを鉄分と一緒に循環させる血液は、睡眠中に活発に生成されます。特に、夜中の1時〜3時の2時間は「鉄分・血液のゴールデンタイム」であるため、日付が変わるまでには眠りにつき、体内のケアを行いましょう。

良質な睡眠ができるように、寝る前に白湯を飲んだり、アロマを焚いたりリラックスできる環境づくりもおすすめです。

適度な運動

貧血状態で過度な運動は立ちくらみや動機を悪化させてしまうため体に良くないですが、全く身体を動かさないのも良くないです。散歩や軽いジョギングなどの適度な運動は、内臓機能を強化して鉄分の吸収を高めてくれる働きがあるので、貧血改善に繋がります。

おすすめ!鉄分が取れる最強サプリ HB黒にんにく粒

栄養バランス・良質な睡眠・適度な運動は、とても理想的な生活習慣ですよね。しかし、夜勤の多い職業やなかなか自炊やバランスの取れた食事をとる時間がないという方は多いのではないでしょうか。鉄分摂取に最適と有名な「ほうれん草」でも、1日分の鉄分を摂取するためには1束以上食べるという計算になってしまいます。これを聞くと、少し難しいと感じてしまいますよね。

そんな方は、サプリメントを常用して1日に必要な栄養素を補うことをおすすめします。株式会社フローラが開発したHB黒にんにく粒は持ち運びに便利な粒状タイプのサプリメントです。

HB黒にんにく粒の原料にある「ジャンボにんにく」は健康な体に必要な食物繊維・カルシウム・亜鉛・鉄分が通常のニンニクよりも6倍ほど多く含まれています。鉄不足による疲労回復・食欲不振・不眠症の改善には、ニンニクの摂取がおすすめです。しかし、ニンニクはどうしても臭いが気になる・・・という女性にとってはサプリで手軽にニンニクの栄養価を摂取できます。気になった方は是非、サイトを訪れて見てはいかがでしょうか。

HB乳酸発酵黒にんにく粒。
HB乳酸発酵黒にんにく粒。

まとめ

女性に多い「かくれ貧血」は、食生活の乱れや女性の体の仕組みによる鉄不足が原因です。立ちくらみ・疲労・慢性的な頭痛などの症状がで始めると、体が鉄分を求めてSOSを出しているかもしれません。栄養バランス・良質な睡眠・適度な運動を心がけて鉄分を体に取り込みやすい体内環境を作りましょう。

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