お肌の年齢を自覚する!自分でできる肌質診断と肌悩みに寄り添った対策方法を紹介します
2023.02.14
年齢によって肌の悩みというのは変化します。特に女性はホルモンの変化や環境の変化に敏感です。年齢によって変化する肌の悩みには、肌質診断がおすすめです。自分の今の状態を知ることで何が必要かを見極めることができます。
良い肌とは毎日の化粧、メイク落とし、洗顔、保湿などのケアだけでは足りません。食生活や身体全体のケアが必要です。今回は肌の悩みに寄り添った肌質診断や対策方法を紹介します。
自分の肌の年齢は実年齢=肌年齢ではないことを自覚する
肌年齢とは、実年齢とは全く異なった年齢です。自分がまだ若いから当然肌も若いだろうと思い手入れを怠っていると、乾燥やシミ、しわなどがでて実年齢よりも老けた印象になります。
化粧をしているときや鏡を見ているときがわかりやすいです。化粧をしているときにファンデーションが一部に固まってしまったり、以前よりメリハリ感が少なくなったりなど。なんとなく感じる違和感が肌年齢の衰えが始まっている証拠です。
この肌年齢は実年齢で決まるものではありません。まずは自分の肌の状態を自覚して行くことが大切です。肌年齢を知り、毎日正しいスキンケアを行っていくことで実年齢よりも若い肌を手に入れることができます。
ここからは、肌に直接触れながら読み進めてください。
脳疲労がたまりやすい原因
脳疲労がたまりやすい原因は、メリハリが少ないことやデジタルツールに常に囲まれていることが原因です。スマートフォンやゲーム機を見るときには、なんとなく首筋が前のめりな姿勢になっていることが多いです。
この姿勢が脳への血流がうまく回らない原因となります。リモートワークをしている場合も注意が必要です。腕や頭は、そのままでも重たいパーツです。単純作業の繰り返しで首肩に負担をかけていくと脳疲労は解消されにくいと覚えておきましょう。
肌年齢を自分で知る方法
肌をきちんとした方法で手入れすることで、見た目の印象はぐっと若々しくなります。そのためには毎日の手入れを見直していきましょう。肌年齢を知るためにはスマートフォンを利用します。
「肌年齢 チェック」と検索すると、顔を直接写真にとるだけで年齢がわかるという化粧品会社の独自のアプリがあります。この方法なら忙しい人でも気軽に肌を見直すことができます。
生活習慣の乱れや肌の状態が実年齢よりも衰えていると気になる人は、セルフチェックをしてみましょう。自分の肌を指で押してみてください。このときについた肌への刺激がすぐに戻れば気にする必要はありません。
気にしたほうが良い場合は、すぐに戻らなかったり押した部分の凹みが回復しない場合です。他にも体内の状態が肌に影響している場合があります。胃もたれや便秘をしやすい人は身体の組織の新陳代謝のバランスが乱れているため、肌年齢も高く見られがちです。
他には、お風呂やシャワーの後に肌がピリピリしたような感じがあったりかゆくなるような場合は注意が必要です。
脳疲労を解消するためには身体を動かすことが効果的
脳疲労を解消するためには、身体を動かすことが効果的です。大きな筋肉を動かすことで脳への血流がアップします。普段パソコンに向かう時間が長い人は、意識して周りの空気を感じながら散歩したり、運動したりしてみてください。
ですが仕事となると「時間を守らなければいけない」「すぐそこまで納期が迫ってきている」など時間に余裕が持てないことも多いですね。そうした場合はストレッチを取り入れていきましょう。
肌対策には高い化粧品よりも手順が大切
肌年齢を上げる対策には、保湿が最も効果的です。保湿をするためには化粧水や乳液などが必要です。
これらの商品は値段ではなく、自分の肌に合わせた質で選ぶようにしましょう。高くても化粧水が合わず、ピリピリしたり落としのこしがあるような場合は、肌とはあっていない可能性があります。
化粧水を選ぶときには、成分なども大切ですが、何よりも実際に化粧水をつける皮膚の部分でパッチテストを行ってから使うようにしましょう。
それぞれの肌悩みを解消する方法
自分の肌の状態についての自覚は出てきましたか?肌の状態を知っていることで対策方法が全く変わります。ここからは、肌の状態にあわせた対策方法を紹介します。
混合肌
混合肌とは、「脂が出やすい部分」と「乾燥した部分」が混在する日本人に最も多い肌質です。脂が出やすい部分は人それぞれですが、TゾーンやUゾーンが多いです。油分が浮きたちやすいところとは反対に、口の周りやほほの部分が乾燥しやすいときは混合肌といっていいでしょう。
顔の中心部分でもあるおでこや鼻筋などの肌の脂が浮きやすい状態というのは、化粧が崩れやすかったり日焼け対策をしてもすぐに日焼け止めが落ちてしまうなどのデメリットが数多くみられます。
この肌悩みを抱えている人は、まずは日ごろの食生活の見直しを行いましょう。肉類を多く食べている場合、その肉の脂がそのまま肌の細胞となって生まれ変わります。お肉を少々控えて、野菜を多く摂取することで肌全体のバランスを整えます。
朝の洗顔は、脂が浮きたちやすいところだけ洗顔料で皮脂汚れを落としてください。乾燥した部分は、水で軽く表面の汚れを洗い流すだけにしておきましょう。混合肌の場合はこの後の化粧水を、2種類使い分けをします。
皮脂が出やすいところはさっぱりタイプの化粧水で、ふき取りと保湿を行います。乾燥した部分には、保湿効果の高い化粧水を使いましょう。ふき取りと保湿は、必ずコットンに化粧水を含ませて下さい。
それぞれ部分に合わせた対処法を行うことで全体の肌が整います。「時間がないなあ」「ちょっと面倒だなあ」と思うとなかなか改善しません。ひと手間かけて、肌をコントロールしていきましょう。
オイリー肌(脂質肌ともいいます)
オイリー肌とは、皮脂の多い肌質のことをいいます。脂によって肌のきめが荒く、毛穴が黒っぽく見えるのがこの肌の特徴です。オイリー肌を抱えた人は、化粧が崩れやすく、老けて見られやすいという悩みを持っています。
この肌悩みは、肌のターンオーバーを意識してください。大切なことは毎日の洗顔(クレンジング)です。皮脂は汚れを吸着しやすく、化粧の落とし残しや空地中のホコリなどがたまりやすいです。洗顔で毛穴の汚れをかきだして、化粧水で毛穴を埋めるように保湿をします。
メイク落としの後、丁寧な洗顔をすることで驚くほど肌が輝きます。洗顔をするときの泡は、きめの細かいホイップ状のものを使いましょう。100均などで泡立てネットやホイップを手伝う商品が販売されているので、そうしたものを活用してもいいですね。
きめの細かい泡で、モモの肌をなでるように洗顔します。この時気を付けることは、ごしごしと洗わないこと。あくまでも泡だけを動かして、丁寧に行いましょう。
普通肌
普通肌というのは、肌が一番安定した状態をさします。皮脂の状態、乾燥状態のどちらでもないトラブルが一番少ない肌です。この肌質を持っている人は、今の状態に甘えないことが大切です。
肌はふとしたことで変化をします。ホルモンバランスの乱れだけでなく、食生活やストレスなども大きく影響してきます。この肌を維持するためには、小さなトラブルにも早めに気が付くことです。
日々の食生活を意識して、肌の状態をコントロールしてください。夏と冬で洗顔料や化粧水、乳液を変えたり、空気の刺激にも敏感になりましょう。一度肌の状態が崩れ始めると回復させることは、困難を極めます。いろいろな角度から自分の肌を見つめる努力をしてください。
乾燥肌
乾燥肌は、肌の脂が足りない状態です。この状態になると、皮膚が粉を吹いたようになるため、地域的には「ハタケができた」といわれます。(冬の乾燥した畑にかけているようです)乾燥肌は空気中に水分をとられるので、昼間は化粧で必ずカバーをしてください。
育児中などで忙しい場合も、必ず化粧はするようにしましょう。紫外線や空気中のホコリや乾燥から肌を守ってくれます。
乾燥肌は、常に皮膚から水分が出ている状態なので保湿が大切です。通常通りメイク落としや洗顔を行った後、時間を置かないようにして化粧水を肌に含めます。コットンを使って叩き込むと浸透しやすくなります。化粧水を肌に吸収させた後は、乳液を顔全体に塗りこめてふたをします。
乾燥状態があまりにひどいときは、使っているすべての化粧品を見直したり皮膚科に行き適切なアドバイスを受けましょう。乾燥肌は、他の肌悩みに比べ改善までに時間がかかります。一日一日を大切にしていきましょう。
まとめ
今回は、肌悩みに寄り添った肌質診断と対策方法について紹介しました。肌質診断は、チェック項目を確認したり、スマートフォンのアプリを使うことで簡単に行えます。肌年齢は必ずしも実年齢と一致するものではありません。
自分の肌を自覚して日々のスキンケアを見直しましょう。肌は手入れをすることで必ずこたえてくれます。毎日の積み重ねで理想の肌を手に入れることが必ずできます。まずは、直接触ってくださいね。