加齢と老化の違いって?老化を防ぐポイント3選!
2022.05.03
皆さんは、加齢と老化の違いについて詳しく知っていますか?
「加齢臭」や美容に関係する事でよく聞く女性の大敵「老化」
どちらも歳がとって体にネガティブな影響を及ぼすものかな?と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、加齢と老化は明確な違いがあります。
この記事では、加齢と老化の違いを述べながら、若さの大敵である老化の原因、予防法を解説していきます。
加齢と老化の違いとは?
加齢とは、「年齢を加える」と漢字が示しているように、誕生してから現在に至るまでどれだけ年齢を重ねているかを示すものです。人間は誰しも1年に1度歳を取りますから、加齢は全員同じスピードで起こります。
一方で、老化は加齢によって体の生理機能が低下することを指します。30〜40代から始まり、遺伝的要因や生活環境によって肉体的・精神的な不調が見え始めます。老化するスピードは個人差によって異なり、生活環境を見直すことによって老化を遅らせることは十分に可能です。
どうして老化が起こるのか?
老化の原因は様々ですが、科学的に指摘されているのが活性酸素の増加による老化です。人間は酸素を取り込んでエネルギーを生み出していますが、体温をあげたり筋肉を動かしたりするエネルギーを作り出すときに活性酸素というものを生み出します。
活性酸素は、免疫力アップのための大切な要素ですが、増えすぎてしまうと悪影響を及ぼしてしまいます。活性酸素が体の中に増えると、体の成分を酸化させてしまい、あらゆる細胞や器官が錆び付いてしまうのです。わかりやすい例に例えると、りんごを空気に触れさせておくと茶色くなってしまいますよね。同様に、人間の体も活性酸素の影響によって様々な不調を及ぼしてしまうのです。
活性酸素が増える原因とは?
活性酸素が増える原因も様々ですが、代表的な原因は紫外線です。紫外線を大量に浴びてしまうと肌にシミができてしまいますが、あのシミは活性酸素が作り出していると言われています。
また、活性酸素はストレスによっても引き起こされます。ストレスを受けると、血流が悪化するため、体が血液の流れを元の形に戻そうとして、余計なエネルギーを大量消費しようとします。そのときに活性酸素が体内に増えすぎてしまいます。
老化による症状とは?
活性酸素が増えすぎることで体に様々な支障をきたす老化。老化が進むと具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?
消化器系の不調
通常、人間は口から食べ物を取り込むときに、咀嚼することで細かく砕かれ、飲み込みやすい塊にして体内に取り込みます。しかし、老化が進むと咀嚼力が低下し、消化機能の低下の原因となります。また、血液を含む内臓の組織の弾力性も低下し、胃もたれや逆流性食道炎の原因となります。
脳神経の不調
老化が進行すると脳細胞の減少・神経伝達物質の活性の低下が原因で認知機能が急激に低下し、物事の判断力がうまく機能しなくなってしまいます。これは、日常的なストレスともつながり、自律神経のバランスが崩れ、精神的な不調とも繋がることがあります。
骨格のバランスが崩れる
美容を気にする方が一番避けたいことが、骨格バランスの崩れではないでしょうか。老化に寄って骨量や骨密度が低下すると、皮膚や筋肉、骨などの組織が弱くなってしまいます。このことが原因で、頬骨のたるみや目の窪みが起こります。
顔面の変化だけでなく、体のあらゆる骨にも影響があり、骨粗鬆症や骨折を引き起こしてしまい、外出の妨げとなってしまいます。
老化を防ぐ4つのポイント
老化は、生活習慣のなかで活性酸素が増えすぎてしまうことが問題です。そのため、日常生活の中で老化を防ぐポイントを抑えていれば、老化のスピードをある程度遅らせることができます。ここでは、特に意識すると良ポイントを4つご紹介します。
抗酸化で体のメンテナンス
体で増えすぎてしまった活性酸素を除去し、体内をサビつかせない状況にさせることを抗酸化と言います。抗酸化を行う物質は、主にビタミンを取り入れるのが効果的です。特に緑黄色野菜に多く含まれるビタミンA・柑橘類に多く含まれるビタミンCは抗酸化力が非常に強く、毎日摂ることが推奨されています。
さらに、強力な抗酸化作用を持っているとされるのがビタミンEです。ビタミンEは、抗酸化作用のほかに血液中のLDLコレステロールの参加を抑えてくれたり、エネルギーを体中に運ぶ赤血球が破壊されるのを防いでくれる働きを持っています。ビタミンEは、意外かもしれませんがナッツ類に多く含まれます。ヨーグルトなどと一緒に取り入れることがおすすめです。
特に、夜寝る前に白湯にレモンを絞ってレモン白湯にすることも効果的です。寝ている間に抗酸化物質が体内を巡り、活性酸素から細胞や筋肉を守ってくれます。
睡眠時間を確保する
30代・40代と歳を重ねてくると、仕事も忙しくなり、帰宅すれば家事・・・など多忙な毎日の中で睡眠をおろそかにしがちです。しかし、睡眠時間が短くなったり、眠れない日が続くと、血流が悪くなり、活性酸素を増やしてしまう原因となります。
睡眠不足は自律神経のバランスが崩れてしまい、精神的ストレスに繋がってしまいます。
また、人間の体はよくできていて、昼には私たちの活動のためのエネルギーを生成し、夜間に体のメンテナンスを行ってくれるのです。そのため、睡眠時間を確保して体のメンテナンスに集中させてあげましょう。
適度な運動を行う
骨や筋肉の質量の低下など、どうしても老化に抗えない部分はあります。しかし、日常生活に支障をきたさないためにも、適度な運動を取り入れて、運動機能を維持しましょう。理想的な時間は1週間に75〜150分の有酸素運動です。
無理な運動をする必要はありません。一駅分歩いてみる・コンビニまで歩いてみる・犬と一緒にジョギングするなど、日常生活で少し意識して取り入れるだけでも十分効果的です。
サプリで取り入れる
多忙で睡眠時間も運動も中々取れない・疲労が溜まっているという方は、少ない休憩時間にサッと飲むことができるサプリを取り入れることから始めてみてもいいかもしれません。株式会社フローラでは、細胞の健康を助ける栄養機能食品「ワスレヘン」を販売しています。抗酸化パワーを多く含むビタミンEをふんだんに配合し、アンチエイジング・健康維持を助けてくれます。
また、漢方に多く用いられるイチョウ葉エキスを配合しているため錆び付いてしまった細胞を治癒する働きや脳の活性化を促してくれます。仕事や家事の合間に水で手軽に取り入れられることがサプリ使用のメリットです。
まとめ
加齢は、年齢を重ねることを意味しますが、老化は活性酸素を主な原因とし、体の生理機能を低下させることを指します。活性酸素の増えすぎを防ぐためには、抗酸化物質を取り入れることを意識し、睡眠時間や運動など日常生活の見直しを行うことでも十分な効果が見込めます。