低刺激・高保湿の化粧水って何が良いの?選び方のポイントをご紹介。

低刺激・高保湿の化粧水って何が良いの?選び方のポイントをご紹介。

2019.09.17

自分に合った化粧水を見つけるのって、難しいですよね。クチコミのいい化粧水が、自分にも合うとは限りません。理想の化粧水を求めて、試行錯誤をくりかえしている人も多いのではないでしょうか?そんな中、近年、肌質や年齢を問わず、注目されている化粧水のキーワードが、「低刺激」と「高保湿」です。なぜ今、低刺激・高保湿の化粧水が人気なのでしょう?その秘密にせまってみました。

なぜ低刺激・高保湿の化粧水が人気なの?

なぜ低刺激・高保湿の化粧水が人気なの?
化粧水と言えば、本来はお肌に水分を補給するためのアイテムです。洗顔やエアコンの使用で乾燥しがちなお肌をうるおし、コンディションを整えることが目的です。

けれども、化粧水は進化し続けています。昔なら美容液やエステの領域だった「美白」や「アンチエイジング」など、様々な効能が化粧水に追加され、配合される成分も複雑化しています。

商品の選択肢は広がる一方で、混乱する消費者も増えています。あふれる情報に疲れた消費者が、「シンプルケアにもどりたい」と思ったとしても、ふしぎではありません。実は私もその1人です。

これまでは、シミが気になれば美白ねらいの化粧水、肌が過敏に傾けば敏感肌用の化粧水、目元口元が気になればエイジングケア用の化粧水を、いちいち探して使っていました。けれども、劇的な効果があった化粧水は、数えるほどしかありません。それどころか、肝心の保湿力に満足できなかったり、添加物や化学物質による肌トラブルに悩まされたりと、多くの失敗も経験してきました。

結局、私がたどりついたのは、低刺激・高保湿の化粧水でした。化粧水でお肌がしっかりうるおえば、たくさんのアイテムをプラスする必要がありません。ですから、「落とす、うるおす、油膜で守る」というシンプルなお手入れが実現します。
その結果、重ねすぎ、摩擦、余計な成分による刺激などから、お肌が解放されたのでしょう。自然にターンオーバーサイクルが整い、お肌が元気になっていくという実感があったのです。今、低刺激・高保湿の化粧水が見直されているのは、消費者がこうしたシンプルケアの有効性に気づき始めたからではないでしょうか。

化粧水雪恋姫ゆきこひひめ
化粧水雪恋姫ゆきこひひめ

低刺激・高保湿の化粧水を見分けるポイントは?

低刺激・高保湿の化粧水を見分けるポイントは?

低刺激・高保湿の化粧水は、多くの場合、アルコールや防腐剤、界面活性剤などを極力排除しています。たとえばエタノールは、すぐれた防腐剤であり、肌のベタつきをおさえる効果があるので、化粧水にはよく使われています。

けれども、乾燥や刺激をもたらす一面もあるので、肌への刺激を気にする人にとっては「諸刃の剣」です。低刺激・高保湿を主張する化粧水で、エタノールが使われていることはまずありません。

一方、低刺激・高保湿の化粧水には、必ずと言っていいほど、保湿成分として、セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸、あるいはグリセリンが配合されています。セラミドは、「細胞間脂質」と呼ばれる、肌のバリア機能の主成分です。

また、ヒアルロン酸は、1グラムで数リットルという大量の水分を取り込める優秀な保湿成分です。アミノ酸は、肌のバリア機能の一部であるNMF(天然保湿因子)の主成分です。そしてグリセリンは、分子が大きく肌内部に浸透しにくいため、肌表面で水分を保持できるという特性があります。

すべてに共通しているのは、「低刺激でありながら保湿力が高い」という点です。これらがたっぷり配合された化粧水は、肌にダメージを与えることなく、高い保湿力を持続することができます。

さらに、低刺激・高保湿の化粧水では、これらの保湿成分が複数配合されています。たとえばセラミドですが、人の肌には十数種類の異なるセラミドが存在し、お互いに連携して、うるおいを保っています。ですから、複数のセラミドを配合することにより、バリア機能の回復やターンオーバーの促進など、総合的な美肌効果を得やすくなるのです。

以上をまとめると、低刺激・高保湿の化粧水を見わけるポイントは、

①エタノールや表示指定成分など、刺激性のある成分が使われていない
②セラミド、ヒアルロン酸など、保湿力の高い成分が複合的に使われている

という2点をクリアしていることと言えるでしょう。

低刺激・高保湿の化粧水はどんな肌に向いているの?

低刺激・高保湿の化粧水はどんな肌に向いているの?

言うまでもありませんが、低刺激・高保湿の化粧水は、敏感肌の強い味方です。また、年齢の影響を感じ始めたお肌にとっても、ぜひとも意識してほしいアイテムのひとつです。とは言え、「低刺激」「高保湿」が必要なのは、なにも敏感肌や年齢肌の人だけとは限りません。たとえば、次のような人にも、低刺激・高保湿の化粧水がおすすめできます。

・自分ではオイリー肌だと思い込んでいるけれど、実は乾燥をカバーするために皮脂が過剰に分泌されている「インナードライ肌」の人。
・季節の変わり目や生理の前後にお肌の調子が上下する「揺らぎ肌」の人。
・特定の化粧水でかぶれたことのある人や、何らかのアレルギーを持っている人

このように、お肌に不安のあるすべての人に、低刺激・高保湿の化粧水は有効です。お肌がたっぷりとうるおうことで、肌のバリア機能が充実し、乾燥や外部刺激からお肌がしっかり守られるからです。

他にも、新しい化粧水を試す時に「しみないかな」「ニキビができないかな」と心配している人や、小じわやシミ・ソバカスなどの肌トラブルが気になる人も、一度、低刺激・高保湿の化粧水の導入を検討してみましょう。
お肌にとって無用な刺激を避け、うるおい不足を解消することで、悩みが解消できるかもしれません。

低刺激・高保湿の化粧水「雪恋姫」

私はインナードライの肌で、いろいろな化粧水を試してもニキビができたりすぐにテカってきたりとストレスを感じていました。そんな私の肌に本当に効果があったな、と実感できたものが雪恋姫です。

雪恋姫は赤ちゃんにも使える天然由来成分で、スギエキス、ヒノキエキス、マツエキス、オオバコエキスなどの植物エキスから作られ、肌を優しく保湿してくれます。サラッとしていて伸びがいいので、少量でも潤いますし、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていて、肌本来の治癒力を引き出してくれる感覚です。いま肌の潤いで悩んでいる方は、試しに使用してみるのもいいかもしれません。

化粧水雪恋姫ゆきこひひめ
化粧水雪恋姫ゆきこひひめ

まとめ

シミや小ジワに悩む人は、ついつい美白やアンチエイジングなど、「攻め」の要素を化粧水に求めてしまいます。けれども、「攻め」の要素が多ければ多いほど、化粧水は「低刺激・高保湿」から遠ざかる傾向にあります。低刺激・高保湿の化粧水は、一見、「守り」の化粧水に見えますが、実は肌本来の自然治癒力を引き出し、ターンオーバーをうながしてくれる、トラブル肌の強い味方です。「理想の化粧水にめぐり合えない」と悩んでいる人は、「低刺激・高保湿」を意識して、新たな目線で化粧水探しをしてみてはいかがでしょうか。

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