化粧水ケアが大切!大人ニキビの原因や対策法をご紹介。
2019.06.13
頬やあごなどに繰り返しできる大人ニキビ。炎症を起こすと赤くなるので、メイクをしていても目立って困りますよね。同じ場所に繰り返しできる大人ニキビには、特有の原因があります。改善のポイントは保湿なので、化粧水選びやケア方法が重要です。ここでは、大人ニキビの原因や正しい化粧水ケアの方法を紹介します。
化粧水ケアの前に!大人ニキビについて知っておこう
ニキビには、大人ニキビと思春期ニキビの2種類があり、2つのニキビはそれぞれに原因と特徴が違います。思春期ニキビは、10代にできるニキビで20代までにはなくなるのが特徴です。原因は成長段階にホルモンバランスが不安定になることで、皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まりやすくなることです。そのため、思春期ニキビは皮脂が多いTゾーンによくできます。一方、大人ニキビは20代以上の成人によく見られるニキビで、繰り返しできるのが特徴です。原因は、何らかの影響により肌のターンオーバーが乱れて、古い角質が肌の表面にたまることで毛穴が詰まってしまうことです。大人ニキビが発生しやすい場所は、口周りやあご、頬などのUゾーンです。
大人ニキビの原因は?化粧水が解消の鍵!
大人ニキビの主な原因は、肌のターンオーバーの乱れですが、どのような要素が影響しているのでしょうか?ここで、詳しく見ていきましょう。
大人ニキビの原因を引き起こす要素は?
大人ニキビの原因を引き起こす要素はいくつかあり、複合的に重なり合っているケースもあります。大人ニキビの原因を引き起こす要素には、次のようなものがあります。
・不規則な生活
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・ストレス
・乾燥肌
肌のターンオーバーとは、一定のサイクルで肌細胞が生まれ変わる仕組みのことを言います。ターンオーバーがスムーズにいかなくなると、古い角質が残りやすくなり、肌の表面にたまりやすくなります。つまり、それが毛穴に詰まって大人ニキビを発生させてしまうのですね。
大人ニキビができやすい場所
大人ニキビは、皮脂が多い場所ではなく、角質層がもともと薄く、乾燥を引き起こしやすいUゾーンにできやすいです。また、角質層が薄い場所はバリア力が低いので刺激を受けやすく、ニキビが発生しやすいです。例えば、次のような場所に大人ニキビが発生します。
・フェイスライン
髪の毛の近いところにあるフェイスラインは、もともと角質層が薄く、髪の毛によって刺激も受けるので、ニキビが発生しやすいです。
・頬、口の周り
頬や口の周りは、特に角質層が薄くて刺激に弱いです。
頬は紫外線を浴びやすく、口の周りは食べ物によって刺激を受けることもあります。
・額
実は、額も角質層が薄く、前髪が近い場所なので刺激によってニキビができやすいです。
前髪の状態によっては、通気性が悪いので雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。
生活習慣の乱れなどの要因が影響して、肌のターンオーバーがスムーズにいかなくなるほかに、雑菌の繁殖、摩擦や刺激などが重なることで、さらに大人ニキビのリスクが高まります。角質層が薄い場所のバリア力を高めるためには、十分な保湿を心がけることです。また、肌のターンオーバーを正常に保ち続けるためにも、十分な保湿が必要です。だからこそ、大人ニキビの対策にとって、化粧水ケアと化粧水選びが重要なのです。
大人ニキビの化粧水ケアで効果を上げる方法
効果的な化粧水ケア方法を実践すれば、大人ニキビのない肌をつくれるはずです。
ここで、大人ニキビに効果的な化粧水ケア方法を紹介します。
大人ニキビ対策のための化粧水ケア方法
1.500円玉サイズくらいの化粧水を手のひらにとって、もう片方の手のひらを乗せて少し温めます。しっかり保湿するためには、十分な量の化粧水が必要です。手のひらに取る時も、手の肌から吸収されていくので、多めに取るのがポイントです。
2.手のひらに取った化粧水を、頬と額に乗せたら、内側から外側に向かって顔全体に伸ばしていきます。
3.指の腹を使って目頭の部分や小鼻などの細かいパーツにも、化粧水を塗っていきます。
4.もう一度、手のひらに少しだけ化粧水を取り、もう片方の手のひらを乗せて少しだけ温めたら、顔全体に塗っていきます。手で優しく包み込むようにしながら、しっかりと浸透させていきましょう。
大人ニキビを悪化させるNG行為に注意!
知らず知らずのうちにやってしまっているのが、大人ニキビを悪化させるNG行為です。
例えば、こんなNG行為をしていませんか?
・化粧水の量が足りない
化粧水のコスパが気になると、使う量を減らしたくなりますよね。
けれども、少量の化粧水では十分な保湿ができません。
・コットンで摩擦する
化粧水をコットンに染み込ませてスキンケアする方法もありますが、大人ニキビ肌にはおすすめできません。
コットンを使った化粧水パックは大丈夫ですが、コットンを肌に摩擦させて化粧水を塗る方法は禁物です。コットンで肌をこすると、かなりのダメージを与えてしまうので、大人ニキビの悪化につながります。
・パッティングの時に肌を叩く
化粧水を肌につけてからパッティングするときに、肌を叩かないように気をつけましょう。
肌を強く叩くと、刺激が加わって大人ニキビを悪化させます。
まとめ
大人ニキビと思春期ニキビは、原因や症状が違うので効果的なケア方法が違います。大人ニキビのケアのポイントは保湿なのめ、化粧水ケアが基本になります。だからこそ、効果的な化粧水ケア方法を実践して、しっかりニキビ対策をしていきましょう。