ハンドクリームの正しい塗り方・タイミング・選び方
2024.10.29
ハンドクリームの正しい塗り方が、知りたい人へ。今回は、ハンドクリームの効果を引き出すための塗り方やタイミング、選び方について紹介します。毎日のケアで保湿対策ができます。手が乾燥する人や荒れている人は、ぜひ見てくださいね。
ハンドクリームの正しい塗り方
ここでは、ハンドクリームの正しい塗り方について紹介します。
手を洗う
ハンドクリームを塗る前に、手を丁寧に洗いましょう。手についた汚れや細菌を落としておくと、クリームが浸透しやすいです。石鹸を使って指の間や爪の周りもしっかり洗い、すすぎましょう。
ハンドクリームを手の甲に塗る
手の甲にハンドクリームを適量(パール大ほど)取り出し、手の甲に軽く広げます。クリームの量は、適量を守りましょう。手の甲は皮膚が薄く、乾燥しやすいのが特徴です。
ハンドクリームを伸ばす
ハンドクリームを手の甲に広げたら、両手の甲をこすりあわせるように広げます。
次に、手のひら同士を合わせてクリーム伸ばしましょう。円を描くように動かしながらクリームを伸ばすと、全体になじみます。
指1本ずつ丁寧に塗る
指1本ずつを軽くつまむようにして、根元から指先に向かってクリームを塗ります。指の関節部分は、乾燥しやすいので丁寧に塗りましょう。指の一本一本をしっかりとケアすることで、手全体がしっとりします。
爪の周りや指の間・手首にも伸ばす
最後に、ハンドクリームを爪の周りや指の間、手首に広げます。爪の周りや指の間は、乾燥しやすい箇所です。
ハンドクリームを塗るタイミング
ハンドルクリームを塗るタイミングを知っておくと、効果が違ってきます。
乾燥した時
手が乾燥したと感じたときは、すぐにハンドクリームを塗るのがポイントです。仕事に出掛ける前に、バックにハンドクリームを入れておきましょう。仕事中は、無香料タイプのハンドクリームが人気です。
お風呂上り
お風呂上りは顔だけでなく手も乾燥するので、ハンドクリームを使いましょう。石鹸でうるおい成分が、流れるからです。お風呂上りは、手が温まっているのでクリームの浸透が良くなります。
寝る前
寝る前に良い香りのハンドクリームで、手をマッサージすると癒されます。朝起きるまで外的刺激もないので、集中ケアが可能です。肌の表面から水分が蒸発するので、手袋をすると保護できるでしょう。
ハンドクリームの選び方
肌の悩みによって、ハンドクリームを選びましょう。ここでは、手の乾燥・肌荒れ・ガサガサで困っている人の選び方を紹介します。
手の乾燥で悩んでいる人は、保湿成分が含まれているハンドクリームを選びましょう。セラミドやヒアルロン酸が配合されたアイテムがおすすめです。
ヒアルロン酸は、1gで6lもの水を保持することが可能です。肌の表面に留まり、バリア機能を強化して外部の刺激から肌を守ってくれます。
手が荒れている場合
手荒れに悩んでいる場合は、医薬部外品を選びましょう。一定の効果が認められた、有効成分が含まれているからです。ビタミンEが含まれているハンドクリームは、血行を促進し肌の新陳代謝を活発にします。
ビタミンBは、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです。肌のターンオーバーを促進し、手荒れやひび割れを防ぐ効果があります。
手のガサガサ
手のガサガサで悩んでいるときは、尿素クリームを使いましょう。尿素は角質を柔らかくする効果があり、硬くなった皮膚や厚くなった角質を柔らかくし滑らかな肌へと導きます。軽い抗炎症作用もあり、炎症を起こした肌を鎮める効果が期待できます。
手荒れがひどい時は、早めに皮膚科を受診しましょう。皮膚科は、症状の原因や状態を詳しく診断し適切な治療を受けることが可能です。
使用するときの注意点
ハンドクリームを使用するときは、注意点があるので知っておきましょう。
アレルギー体質の人
敏感肌やアレルギー体質の方は、防腐剤などの刺激の強い成分を避けましょう。香料や着色料はアレルギー反応を引き起こすことがあります。オーガニック成分や天然素材を使った製品を、探してみてください。最初に少量を腕の内側に塗り、24時間後に異常がないか確認することも大切です。
冷えた状態での使用は避ける
冷えたハンドクリームは、肌への浸透が悪くなります。寒い時期は、手で少し温めてから塗ると肌になじみやすくなります。
使用期限を守る
ハンドクリームは、パッケージに書いてある使用期限を守りましょう。期限が切れたクリームは効果が低下するだけでなく、肌に負担になるケースもあります。
まとめ
今回は、ハンドクリームの正しい塗り方・タイミング・選び方を紹介しました。ハンドクリームは、手の甲から指先まで丁寧に塗りましょう。乾燥しやすい指の関節や、爪の周りも忘れないように塗るのがポイントです。
適したタイミングは、乾燥した時やお風呂上り・寝る前です。自分の肌質に合った、保湿成分や香りを確認しましょう。