頭皮がベタつく!皮脂を抑えるにはどうすればいい?
2022.08.23
特に男性にとって頭部というのは非常に機になる箇所です。髪の毛と頭皮の悩みは、それこそ10代の若い頃から壮年になるまで尽きないという方が多いのではないでしょうか。今回着目したのは、頭皮の皮脂。夏はもちろんですが、他の季節も頭皮の皮脂に悩まされている方はたくさんいらっしゃるはず。特に、髪がベタついたり、臭いが気になったり、かゆみが出たり、フケが落ちてきたり。当てはまる方は既に頭皮の皮脂過剰が始まっている可能性があります。皮脂を抑えずに放っておくと、頭皮の状態が悪化して、健康な髪が育つ土台をダメにしてしまう可能性があります。すると、頭皮の皮脂過剰だけでなく、薄毛や抜け毛にも悩むことになります。あなたの頭皮は大丈夫ですか。
その症状、頭皮の皮脂過剰かも
髪がベタつく
頭皮の皮脂が過剰に分泌されると、まず感じるのは髪のベタつきです。毎日シャワーをしているのに、朝になったらもうベタついている。朝きちんとセットしても昼頃には既にべたついて、髪を洗っていない感じがする。頭皮の皮脂は、通常頭皮のバリア機能の役目をはたしているのですが、分泌が過剰になると、当たり前ですが、ベタつきます。すると、髪の毛をうまくセットできなかったり、へたったりします。しかも清潔に見えません。会社や人に合うお仕事をされている方で、清潔に見えない、というのは、本人の資質や能力にかかわらず、相手に悪印象を与えてしまいます。
臭い
ひと頃、加齢臭が話題になりましたが、その原因の一部は頭部の皮脂分泌が抑えられないでいるからです。頭皮には臭いを発する常在菌があります。もちろん、頭部以外の皮膚にもあるのですが、頭皮の常在菌は皮脂を栄養源としています。つまり、皮脂が増えすぎると、その常在菌も増えるため、臭いが強く出てしまうのです。臭い人には近づきたくありませんよね。人によっては吐き気などの症状が出ることもあります。臭いは他人とコミュニケーションを取りづらくさせてしまうのです。そのため、仕事に支障が出る人もいるでしょう。外出も控えるようになるでしょう。臭いというのは、人の行動にそれほどまでの影響力を持つのです。
かゆみ
頭部にある常在菌は、異常に繁殖すると、臭いだけでなくかゆみも引き起こします。同時に、常在菌が増えすぎてバランスが崩れると、頭皮は炎症を起こします。これもかゆみの原因となります。かゆいとどうしても書いてしまいますよね。しかも、かゆみはすぐ止めたいもの。そのため、強い刺激を求める方が多く、爪をたててかきむしることも。すると頭皮はさらに傷つきます。そして炎症がひどくなります。頭皮のかゆみはその無限ループです。かゆみがある方は、早めにケアをはじめましょう。遅くなればなるほど、悪化の一途をたどります。
ベタっとしたフケ
フケといわれると、例えば濃色のジャケットに落ちているような、乾いて白いものを連想するのではないでしょうか。つまり、乾燥系の頭皮に起きやすいと考えがちだということです。ところが頭皮の皮脂が過剰になると、ベタついたフケが出てきます。これは、過剰な皮脂をエサにして増えた菌が、頭皮の新陳代謝をおかしくして発生するものです。出てきたフケは頭皮の皮脂と混ざります。そしてベタついたフケとなり、髪の毛をかきあげたりするたびに、白い破片となって見えてくるのです。
なぜ頭皮の皮脂は過剰分泌するの?
男性ホルモン
女性は、サラサラとしたツヤのある髪が自慢、という方がたくさんいますよね。ですが男性には、ゼロとはいいませんが、その数は少ないと思います。なぜなら髪の毛が皮脂でべたつきがちだから。なぜ男性に皮脂量のある髪の毛の方が多いかというと、このベタつきは、男性ホルモンの影響によるものだからです。男性ホルモンは、男性の体を大きくしたり、筋肉がつきやすくなったりと、男性らしさを生み出すものでもありますが、同時に皮脂腺が発達しやすくなるものでもあり、結果、皮脂の分泌量も増してしまうのです。ましてや頭皮は皮脂腺が多い場所。さらにベタつきやすくなるのですね。このベタつきを抑えずにいると、毛穴が詰まって、薄毛や抜け毛が増えてきます。また毛穴が詰まるということは角栓ができること。それでは頭皮の状態や、ヘアサイクルに更なる悪影響となってしまいます。
シャンプー
毎日シャンプーをしているのに、という方でも、皮脂を十分に洗えていないと、それは頭皮に皮脂汚れが溜まったままの状態になります。薄毛や抜け毛を気にして洗浄力の弱すぎるシャンプーを使っていませんか? 十分に泡立てて、かつ髪の毛の表面だけでなく、頭皮にもしっかり行き渡らせていますか。シャンプーの役目はまず頭皮を洗うことです。きちんとシャンプーをしていると思っても、それがしっかり洗えていない場合は、頭皮に皮脂が残ってしまいます。強めのスタイリング剤を使っている人も同じです。強目で油分が少ないスタイリング剤は、シャンプーで落としづらいという欠点があります。シャンプーで落ちなかったスタイリング剤は皮脂汚れとして頭皮に残りますから、気をつけてくださいね。
唐揚げ大好き
揚げ物は男女ともに好物だという方が多いですが、油っぽい食事をチョイスしがちな方は、脂質を多くとりがちだという事でもあります。ランチに唐揚げ定食、居酒屋で天ぷらや揚げ物を頼みがちな人は、確実に脂質を必要以上にとっています。すると、太るだけでなく、皮脂も過剰に出てくるのです。もちろん、頭皮もその例にもれません。もちろん、揚げ物だけでなく、脂身の多い部位でも同じことが起こります。昼も夜も油っぽい物を食べる傾向にある、という方は、それらを控えるとともに、サラダや海藻、漬物など、腸の調子を整える食品も取るようにしましょう。
睡眠の時間と質
睡眠が髪のベタつきと関係するの?と思われた方。そうなんです。全く関係ないようにも見えますが、睡眠は頭皮の皮脂分泌に大きな影響を持っているんです。例えば、プロジェクトが完成に近づいていて、忙しいから毎日終電近く。朝は朝でなるべく早くに出勤。睡眠時間は、4時間取れればいい方。そんな方は成長ホルモンの分泌を妨げ、頭皮の新陳代謝を下げてしまうため、頭皮が不健康になり乾燥しがちになります。体は皮脂がない場所を察知するもの。次に十分な皮脂が分泌されるのがいつかわからないため、それなら必要以上分の皮脂を増加させて分泌させてしまおう、といった方向で働きます。また睡眠の質が低くても同じ。特に最近の子どもは将来が怖いですね。というのも、寝る寸前まで強い光のスマホをいじることで、眠ってから最初のノンレム睡眠を浅くしてしまうからです。もちろんそれは大人も同じ。他にも、遅い食事や入浴、寝酒と称した強いお酒も睡眠の質を下げてしまうので、気をつけてみてください。
ストレス
生活全体、人生全体を重荷にしてしまうストレス。頭皮にも負担がかかっています。しかも女性よりも男性の方が、頭皮にかかるストレスが強いのです。ストレスは正常なホルモンバランスを崩します。すると、皮脂の分泌に関わっている男性ホルモンが増加します。頭皮は、再三述べているように毛穴が多いので、皮脂の増加はそのまま頭皮や髪の毛のベタつきにつながります。同時に交感神経の働きも強くしてしまいますので、血流が滞り、頭皮は栄養不足の状態になってしまいます。1日に一回は好きなことをすること、気の許せる友達やパートナーと話をすること(あんまり意見せずにただ話を聞いてほしい、というのが重要です。話すだけでストレスが半減するという研究結果も)、大きな声を出すこと(意外に効きます)、お休みの日に緑の多い場所に行くことなどがお勧めですよ。
運動不足
最近、何か運動をしましたか?ランニングでもウォーキングでもダンスでもジムでも構いません。この所は在宅勤務が多くなり、家に引きこもって仕事をすることで、歩く習慣さえなくなってしまった方がたくさんいます。これでは、頭皮の皮脂を抑えるのがとても難しくなります。運動をしないと、血行が悪くなり、また新陳代謝も低下します。結果、何度か述べていますが、頭皮のトラブルにつながります。在宅勤務の方でも、例えば昼休みや終業後、あるいは自分で決めて休み時間をとって、ウォーキングや、You Tubeなどで公開されている運動をするようにしましょう。ラジオ体操だけでもだいぶん違いますよ。
皮膚疾患
何をしても、どんな対策をとっても頭皮の皮脂が抑えられない、という方は、もしかしたら男性ホルモンが引き起こすAGAなどの皮膚疾患かもしれません。その場合は、早めに専門医に相談することをお勧めします。忙しくてその時間もない、という方は遠隔治療を行なっているクリニックもありますので、そちらを受診することも考慮してくださいね。
少しでも頭皮の皮脂分泌を抑えたいならコレ!
夢見るシャンプー
頭皮に潤いを与え、血行を改善、フケを抑える5つの天然由来成分が入った夢見るシャンプー。無香料、無着色、無鉱物ですので、優しく頭皮を洗いたい方にはぴったりです。リンスもいらないほどまとまるので、経済的にもいいですね。頭皮の皮脂分泌だけでなく、薄毛や抜け毛を気にされる方は、同社の薬用育毛剤のHG–101と合わせて使うのも効果があります。
薬用スカルプシャンプー&薬用スカルプパックコンディショナー
開発されはじめてから、なんと20年。その期間に見てきた頭皮は190万人分。あくなき商品開発を続けるスカルプDの薬用シャンプーが優秀なのは、まずみなさんが使いがちな発毛剤や育毛剤の浸透を滞らせる皮脂汚れを除去することです。つまり、頭皮環境を整える効果が強いんです。オンラインでも発売されていますので、今すぐケアしたい、という方はぜひ手に入れてみてくださいね。
リアップスカルプシャンプー
アミノ酸系界面活性剤を含むリアップの薬用スカルプシャンプーは、これまでの間違ったケアで蓄積してしまった皮脂を取り除くのに向いています。蓄積された皮脂は、洗っても取れなかったベタつきや臭み、かゆみの原因でもあります。シャンプー後に潤いが残るのも嬉しい特典。まずは皮脂を根本的から洗い、頭皮の毛穴をクレンジングした後、その殺菌効果と抗炎症効果でフケとかゆみを防いでくれます。HPにシャンプーの効果的な方法が載っていますから、ぜひ参考にしてください。
まとめ
春から夏にかけて、髪の毛のベタつき、頭皮の皮脂過剰を気にされている方は多いと思います。頭は顔の一部分。女性は清潔感のない人を疎みがちですから、油っぽい髪の毛にならないように気をつけたいですよね。ぜひ、ご紹介した内容を読んで、シャンプーなどのアイテムを使ってみて下さいい。だいぶん改善されること、間違いなしですよ。