家庭で育てる美容に良いとされるおすすめの食べ物とは?
2022.05.17
美容に良いとされる食べ物を自分で育てられたら・・・と思ったことはありませんか?
野菜は、収穫したてが一番生き生きとしています。
ということは、家庭で収穫したものをそのまま食べることは、鮮度が高く美容にいい栄養素をたくさん体に取り込むことができます!
この記事では、家庭で育てられる食べ物を中心に、美容に効果的な食べ物をご紹介します。
家庭菜園のメリットとは?
スーパーや八百屋さんで気軽に手に入れることができる食材ですが、家庭菜園を行うメリットもたくさんあります。育てる過程から栄養素の摂取まで、美容にとても効果的です!
運動不足・ストレスの解消
デスクワークや休日も家にずっといる生活をしていると、どうしても運動不足になってしまいがちです。家庭菜園でプランターを運んだり、水やりや土を入れるためにしゃがんだりする行為はウォーキングと同様の運動量になります。また、日の光を浴びながら作業を行うことでストレスホルモンを減少させ、老化を防いだり、安眠効果があると言われています。
土いじりはセロトニンを分泌する
実は、土に触れることは、一定のセラピー効果があると認められています。家庭菜園で触れるフカフカの土の中にはバクテリアが多く存在していますが、そのバクテリアが脳内の神経伝達物質のセロトニンを増やす効果があるのです。バクテリアを吸い込むことで疲労を解消し、不安な気持ちを抑制されると言われています。
経済的
苗や種から食材を育てることで収穫量が増えて、食材をスーパーでひとつひとつ購入するよりも安く手に入ります。また、家庭菜園がうまくいけば2度3度と繰り返して食材を生産できるためとても経済的です。
美容に良い栄養素とは?
家庭菜園で美容に効果のある食材を育てるためには、美容にいい栄養素を知る必要があります。美容に効果的だと言われる栄養素はたくさんありますが、今回は主にリコピン・ウルソール酸・スルフォラファンの3つをご紹介します。
シミを防ぐ美容クイーン:リコピン
トマトなどに多く含まれているリコピンは、美容クイーンと言われるほど高い美容効果を発揮します。リコピンに豊富に含まれる抗酸化作用は、体の活性酸素の増加を防ぎ、老化を防ぐ役割やメラニンの生成を抑制してシミができるのを防いでくれます。
リコピンは油に溶けやすい成分で油と一緒に食べると体内への吸収率が高くなります。オリーブオイルなどと合わせて食べると効果的です。
リコピンを多く含む野菜はトマト・スイカ・あんず・ピンクグレープフルーツなどが挙げられます。
髪の若返りの薬:ウルソール酸
ウルソール酸とは、聞き慣れない方も多いかと思いますが、サプリメントや美容液に豊富に含まれている栄養素です。主にリンゴやハーブ類などに多く含まれます。ウルソール酸は、免疫力をアップしてくれるほか、抗炎症性、血流をよくする成分を含んでいるため美容にとても効果があると言われています。
中でも、ウルソール酸は髪の毛の成長を綺麗に促してくれると証明されていて、ヘアオイルやシャンプーなどにも使われています。
ウルソール酸を多く含む食料は、ローズマリー・りんごの皮などが挙げられます。
医学界注目の栄養素:スルフォラファン
スルフォラファンは、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜に多く含まれる成分で、辛みが特徴です。しかし、強い抗酸化作用を持っているため、リコピンと同じく、体が老化するのを防いでくれる働きがあります。また、スルフォラファンは肝機能を高める効果も持っていて、肝臓の働きを促し病気を防いでくれることのほか、疲労が蓄積することを防いでくれる働きがあります。
さらに、近年では医学界でスルフォラファンのがん予防効果が注目されていて、スルフォラファンが体内の化学物質を解毒する作用があると話題をよび、病気から守り健康を助ける栄養素として注目されています。
スルフォラファンを含む食材は、ブロッコリー、ケール、キャベツ、大根、わさびなどが挙げられます。
家庭で育てられるおすすめ美容に効果的な野菜ランキング
ここでは、初心者でも育てやすい野菜・食材を3つご紹介します。どれもプランターで簡単に栽培できて量産できるため経済的でおすすめです。
1位:ミニトマト
ミニトマトは、美容クイーンと呼ばれるリコピンを多く含んでいます。また、生活習慣病予防・疲労回復効果が高いと言われるビタミンEも豊富で、美容にとても良い野菜です。家庭菜園におけるトマトの栽培は初心者向けと言われていて、自宅のベランダなどで簡単に楽しめます。肥料を定期的にあげることに注意が必要で、栽培には日当たりのいい場所を選び、排水をよくして雨よけの工夫をしましょう。
2位:ローズマリー
ローズマリーは、若返りの薬であるウルソール酸を多く含むハーブの代表です。ハンガリーの女王がローズマリーの化粧水を使って美肌を保っていたという逸話があり、古くから女性の味方となっています。ローズマリーは地中海の植物であるため、家庭菜園で栽培するときは、日当たりがよく、湿気を避けて比較的乾燥した場所を選びましょう。強い植物のため、肥料はあまり必要ありません。
3位:ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの新芽を指し、近年医学界が注目しているがん予防に効果が高いとされるスルフォラファンを多く含んだスーパーフードとして知られています。ブロッコリースプラウトの栽培の一番の魅力は手軽さです。植え付けから最短で4日で収穫可能、日当たりも必要ないので、自宅で簡単に栽培することができます。
家庭菜園にプロ御用達のHB-101
家庭菜園では、プロのような肥料を頻繁に使用することはできません。株式会社フローラが展開しているHB-101は、家庭のお野菜もプロが作った野菜と同じようなクオリティに仕上げるために必要な栄養素を配合した天然植物活力液です。無農薬でも簡単に野菜を育てるサポートをします。
HB-101は、スギ・ヒノキ・マツ・オオバコのエキスが混合させており、植物の細胞液に染み込み細胞を活性化させます。HB-101は、「野菜のためのサプリメント」のような働きをしてくれるため、植物の免疫力をアップし、健康で栄養価の高い野菜を作り上げることができます。
使用方法は、1週間に1回の散布を基本とし、葉っぱと土にHB-101を撒いてあげてください。また、HB-101には害虫から野菜を守る(寄せ付けない)効果はありますが、殺虫効果はありません。天然植物活力液という野菜のサプリメントですので、植物が元気に育つための栄養素を与えるためのサポートを行います。
まとめ
家庭菜園を行うことは、運動不足の解消、老化の防止に効果的で、日常の趣味に取り入れられると、美容効果を発揮します。また、今回紹介したトマト・ローズマリー・ブロッコリースプラウトは、家庭でも簡単に育てられるものばかりなので、初心者でも始めやすい野菜です。自分の手で収穫し、その場で調理することでスーパーで買ってきた食材よりも栄養価が高いまま体に取り入れることができます。ぜひ、これを機会に家庭菜園にトライしてみてはいかがでしょうか。